【特別映像】ロビン・ウィリアムズ、最後のアフレコ姿も…『ミラクル・ニール!』
ニールが「デニスとお喋りしたい!」と願い、おしゃべりできるようになった。だが、ハリウッドで“コメディの神様”と呼ばれていたロビンは、2014年8月11日(現地時間)にカルフォルニア州の自宅で亡くなり、その1か月ほど前にデニスの声のアフレコで参加した本作が、本当に最後の映画出演となってしまった。
届いた映像では、「命令されるのって大好き」という台詞とともに身振り手振りでアフレコに取り組むロビンの姿が映し出される。ロビンの録音は3回行われたそうで、1回目はスカイプを通して録音を試みたが、タイムラグのため指示がうまく伝わらず、そのためジョーンズ監督が訪米し、ロビンと直接会って2回目の録音を実施。それらは問題なく終わったが、直後に「ロビンから電話がかかってきて、デニスが16歳の男の子っていう設定にしよう!」と提案があったそうで、「だから翌週の月曜日にスカイプで指示をしながら、ロビンに犬の声を演じてもらった。バッチリだったよ」と、監督は“奇跡”の3回目について明かしている。
そんなロビンについて、監督は「いやはや、すごかったよ。ロビンと一緒に仕事をするのはほんとうに楽しかった」とふり返っている。