くらし情報『【特別映像】死を覚悟したアルピニスト・野口健が語る『レヴェナント』、生死を分けたものとは!?』

2016年4月8日 18:30

【特別映像】死を覚悟したアルピニスト・野口健が語る『レヴェナント』、生死を分けたものとは!?

と打ち明ける。もし、最愛の息子が殺されていなければ、グラスは生きることを諦めたのではないかと話し、死の淵から奇跡的に蘇えったのは、息子を永遠に奪われたことへの激しい怒りと復讐の執念からだと分析。「自分のためではなく息子のために生きるということをみつけたんだと思います」と、野口さんは力強く語る。

さらに、エベレストに一緒に登った方の死を通して、「死にゆく人間の覚悟があれば、生きるということを決める側の覚悟もある」と野口さんは言う。その生きる覚悟をグラスとリンクさせながら、「主人公は息子が殺されたときに、自分は生きるという選択をとったわけですよ。その後、川に流されようが、襲われようが、その中でもずっと彼は必死になって生き延びるわけじゃないですか。あれは息子が亡くなったときに“自分は絶対に生き延びるんだ”って覚悟を決めた男の有り様かもしれないですね」と語り、最愛の息子への愛が、男の“生きる”力になっていることに触れる。

おそらくレオナルド自身も、超極寒下での撮影で身を持って体験したに違いない極限の状態。
サバイバルの終わりに、彼がたどりついた境地とは何だったのか?“生”の意味を深く見つめたドラマを、スクリーンで確かめてみて。

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