2016年6月2日 20:30
ジョディ・フォスター、8年ぶり来日!“監督”としての強さ語る「100%のコミット必要」
ジョージ・クルーニーを俳優としてでなくプロデューサーにも迎えているが「ここで描かれるのは3つの世界。ひとつはウォールストリートをはじめとする金融の世界。もうひとつは“インフォメーション”と“エンターテイメント”を掛け合わせた造語で、いまのアメリカの番組作りにも反映されている“インフォテイメント”の世界。そしてハイスピードテクノロジーの世界です。この3つがひとつになってきていて、それはとても危険なことですが、その狂気やリアルと非現実の間にあるものに触れたいと思いました」と語る。
監督、女優として活躍し“強い女性”というイメージが強いが「監督というのは難しい仕事で、全てのビジョンを持ち、作品作りの全ての選択を背負わなくていけません。そのために、強さや自信、100%のコミットメントが必要であり、監督をすることに『YES』と応じたのであれば、作品が仕上がるまで、ほかのことは考えることはできません。そういう意味で、強さを持っているといえるかもしれませんね」と微笑んだ。
5月4日にはハリウッドの殿堂(ウォーク・オブ・フェーム)入りが決まったが「ずっとタイミングを待ってました。監督として星をいただきたかったんです。