竹内結子、16歳藤野涼子の強心臓&目の力に「感じるものありました!」と絶賛
映画『クリーピー 偽りの隣人』の上映後のトークイベントが6月28日(火)に開催され、竹内結子、藤野涼子、黒沢清監督が、上映後だから話せるマル秘エピソードや撮影中の秘話で盛り上がった。
元刑事で犯罪心理学者となった高倉(西島秀俊)が6年前に発生した一家失踪事件に興味を持ち、調査をする中で、妻ともども、奇妙な隣人・西野(香川照之)の存在に惑わされ、事件に巻き込まれていく様を描く。竹内さんは高倉の妻・康子を演じ、その隣の西野家に暮らす少女・澪を藤野さんが演じている。
ラスト近くのシーンで竹内さんも藤野さんも、それぞれに感情を爆発させる場面があるが黒沢監督は2人の演技を絶賛する。藤野さんは「これまで感情を表に出すような芝居をしたことがなかったのですが、大変でもあったけど楽しかったです」とふり返る。黒沢監督は「難しい役だったけど、肝が据わってる。大物なんでしょうね。くせ者たちを前に、動じることなく堂々と存在してました」と称賛を惜しまない。
一方、竹内さんのこのシーンでの感情表現について、黒沢監督は「脚本では何も書いてなかったんですが、竹内さんから『感情を内に向かって出しますか?それとも外に向かって出しますか?』と言われて『外にお願いします』と言ったんですが…(その感情を受け止めた)