2016年7月10日 13:00
【シネマカフェ的海外ドラマvol.352】「ゲーム・オブ・スローンズ」的観劇旅行のススメpart2…リチャード・マッデン「ロミオ&ジュリエット」
「ゲーム・オブ・スローンズ」ではスターク家の長男ロブ・スタークに扮し、父亡き後のスターク家を率いる存在として力強さと頼もしさを表現していたリチャード。そのロブの運命はロミオに負けないほど悲劇的で、先頃来日した妹役のメイジー・ウィリアムズも「ロブのラストシーンは本当に哀しかった!」とコメントしていました。演じるリチャードもロブのストーリー展開に合わせて第三章で番組を去っていますが、人気のキャラクターだっただけに彼の退場を嘆く声は多数。「ロミオ&ジュリエット」の会場内にも、「ゲーム・オブ・スローンズ」をきっかけにリチャードのファンになったという女性客の姿がありました。「リチャードのお芝居が観たくてスペインから来たの!」という20代の女性もいましたよ。
ちなみに、このケネス・ブラナー版「ロミオ&ジュリエット」では、登場人物たちが現代の衣装を着用。リチャードのロミオもスーツ姿にサングラスをかけていたり、ジェームズ・ディーン風のジャケット姿だったりと、とてつもなく格好いいです。そのシンプルな装いとよく響く声、チャーミング過ぎる笑顔が、ロミオの情熱とマッチしていました。
「ロミオ&ジュリエット」