くらし情報『【シネマモード】人生を選択する女性に胸を打たれる…『ブルックリン』』

【シネマモード】人生を選択する女性に胸を打たれる…『ブルックリン』

Photo by cinemacafe.net

7月は、偶然にもニューヨーク、それもブルックリンを舞台にした映画がアメリカから届いています。そこで、勝手に“ブルックリン特集”をすることに。第1回目は、高度経済成長時、1950年代以降にアメリカの基礎作りに携わったアイルランド移民の物語を描いた『ブルックリン』です。

人生は選択の連続。もしこの道ではなく、あの道を選んでいたら人生は違っていたかも。それは、重大なチョイスばかりではなく、昼食に何を食べるのか、そしてどこで食べるか、ひいては誰と食べるかとか、どの映画をどの劇場で誰と観るのかといった何気ないことでさえ、大きな違いを生む選択肢のひとつになりうるわけです。

ひとつの小さな選択が、やがて小さな結果を生むこともしばしばですが、映画『ブルックリン』のヒロイン、エイリシュの選択は、決して小さいものではありません。その決断が、人生における大きな違いを生んでしまうのは誰の目にも明らか、そんな種類、そんな大きさの選択です。


第二次世界大戦後、1950年代にも、アメリカはニューヨーク、ブルックリンには、多くのアイルランド人が船で渡ってきました。エイリシュも、より明るい人生を求め、母と姉を貧しい祖国アイルランドのエニスコーシーに残して、1人で移住してきたのです。

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