桐山さんは、「作品が決まってから誰よりも白子のことを考えて来た」そうで、「謎が多い役であると思いました。本当のところはどうなんだろう、台詞ひとつひとつを紐解いてくのが難しくもあり楽しくもありました」と役作りをふり返る。また、撮影にあたり「食事制限やトレーニング、アクションに必要なものを準備してきました。白子のどこか狂気で芯のある強さを意識して演らせてもらいました」と意欲満々で臨んだようだ。
撮影現場についても「男臭くなく笑いの耐えない現場でした。特に三男のキラトが可愛くてだんだんと役を越えて本当の弟のような感覚にもなりました」と明かし、「役の気持ちに寄り添って演出してくださるので、お芝居していく上でとても居心地がよかったです。クランクアップしたばかりですが、もうすでに曇天の撮影現場が恋しくもあります」と良い雰囲気だったことを伺わせた。
「集中してこの役に身を捧げることができ、没頭できました。
白子の心の動きの様がどう観ている人に伝わるか楽しみでなりません」と、観客の反響を待ち望む桐山さんの演技を、いまから楽しみに待ちたい。
『曇天に笑う』は2017年、全国にて公開予定。
(text:cinemacafe.net)
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