2016年8月25日 18:30
【予告編】“大人になった少年”の大学生活のはじまり…『エブリバディ・ウォンツ・サム!!』
少年と家族の12年間を描いた『6才のボクが、大人になるまで。』で、2014年の映画賞レースを席巻したリチャード・リンクレイター監督。その最新作として、“大人になったボク”の大学入学直前の3日間を追った『エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に』から予告編が解禁となった。
『6才のボクが、大人になるまで。』で描かれた12年間に続くような形で、80年代、ある少年の大学入学直前の3日間を描く本作。誰も感じる新生活が始まる前のワクワク感、家族と離れ、何にも縛られない自由を満喫しつつも、大人としての責任にも同時に気づき始める微妙な心情を、眩しいくらいに清々しく描き出していく。
『ビフォア』シリーズを始めとする、これまでのリンクレイター作品同様、永遠には続かないが、決して色あせることのない青春の断片を見事に切り取った監督の集大成でもありながら、『アメリカン・グラフィティ』『スタンド・バイ・ミー』『ブレックファスト・クラブ』などに連なる、新しい青春グラフィティ・ムービーの誕生ともいえる。
また、本作のもう1つの主役といえるのが、豪華な音楽のラインナップ。
舞台となる80年代にヒットしたロック、パンク、ディスコ、ニューウェーブ、ヒップホップの名曲がふんだんに散りばめられている。