くらし情報『本当に服を10着しか持たない!? 『パリ、恋人たちの影』に見る着回しファッション』

2017年1月8日 19:00

本当に服を10着しか持たない!? 『パリ、恋人たちの影』に見る着回しファッション

『ピストルと少年』(’90/ジャック・ドワイヨン監督)で映画デビューするや、同作でヨーロッパ映画賞主演女優賞を受賞。95年には将来を期待される若手女優としてシュザンヌ・ビアンケッティ賞を受賞し、その後も、『ひとりぼっちの狩人たち』(’95/ベルトラン・タヴェルニエ監督)、『エリザ』(’95/ジャン・ベッケル監督)、『パトリス・ルコントの大喝采』(’96/パトリス・ルコント監督)、『甘い嘘』(’99/マティアス・ルドゥー監督)、『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』(’07/オリヴィエ・ダアン監督)など多数の作品に出演し、力強くも繊細な演技力で存在感を放ってきた。

私生活では、イタリア最後の国王ウンベルト2世の孫であるエマヌエーレ・フィリベルト・ディ・サヴォイアと結婚しており、ヴェネツィア=ピエモンテ公妃でもある超セレブ。プライベートのファッションも大きな注目を集めるクロティルドだが、本作では、いたって普通の、パリのどこにでもいるような女性を、リアルなコーディネートで演じている。夫と、友人と、そして愛人と…シーンごとに見てみると、ファッションを通じて自分の変化を表現するヒロイン、マノンのキャラクターが浮かび上がってくる。

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