くらし情報『本当に服を10着しか持たない!? 『パリ、恋人たちの影』に見る着回しファッション』

2017年1月8日 19:00

本当に服を10着しか持たない!? 『パリ、恋人たちの影』に見る着回しファッション

Photo by cinemacafe.net

第68回カンヌ国際映画祭の監督週間に正式出品された、名匠フィリップ・ガレル監督の最新作『パリ、恋人たちの影』。パリに生きる等身大の男女の姿がモノクロームで印象的に描かれた本作では、登場人物たちが着回す飾らないファッションが、それぞれの個性を際立たせている。限られた中でも自分の個性や意志を表現する、フランス流のファッションスタイルに注目した。

夫・ピエールの才能を信じ、二人三脚でドキュメンタリー映画を制作する妻・マノン。映画制作に行き詰まりを感じていたある日、ピエールは若い研修員のエリザベットと偶然出会い、恋に落ちる。あるときエリザベットは、ピエールの妻マノンが浮気相手と会っているところを目撃し、彼に告げるが――。

フランス流のファッションといえば、12か国でベストセラーとなった「フランス人は服を10着しか持たない」(ジェニファー・L・スコット著)が知られている。本作でももちろん、パリに暮らす男女がさまざまなシーンに合わせ、手持ちの服を“着回し”ながら、コーディネートに取り入れている。


そんな本作で、映画監督の夢を持つ夫を献身的に支える妻マノンを演じたのは、フランスを代表する女優クロティルド・クローだ。

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