くらし情報『【ドラマニア】心に染み渡る名作揃い!冬クール「勝手にベスト3」』

2017年3月23日 10:30

【ドラマニア】心に染み渡る名作揃い!冬クール「勝手にベスト3」

という深層心理に呼びかけるものが多く、視聴者はみな無意識のうちにカルテットの一員のような気持ちで、物語の食卓に座っている気になってしまうのです。「本当はから揚げにレモンをかけたくない人だっている」「カクレクマノミをニモと呼ぶことに違和感を覚えている人だっているんだ」という日常の一例をフックに、「良かれと思ってしている行動が、もしかしたら人を傷つけているかもしれないよ?」「呼称にばかり縛られていると、ものの本質を見過ごす惨事に繋がってしまうんじゃないかな?」と警鐘を鳴らす遠回しな優しい指南要素が、現代視聴者の心を鷲掴みにしてのではないかと思います。

「カルテット」第7話-(C)TBS
個人的には、吉岡里帆さんが演じた“見た目からはわからないズブズブの悪女”役に何か賞をあげたいです(笑)。目が笑ってないという違和感を出すのには、相当苦労されたんじゃないでしょうかね。また加えて、最後の最後まで期待を裏切らず「パセリ、センキュー」などの流行語を生みだしてくれた「カルテット」。どこを切っても面白い、歴史と記憶に残るドラマと言えるでしょう。


「カルテット」第2話-(C)TBS
■第2位:簡単な人生なんてアリエナイ
“努力”二文字が心に沁みる「下剋上受験」

「下剋上受験」最終回(C)TBS
続く第2位は「下剋上受験」

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