くらし情報『【インタビュー】木村拓哉×杉咲花 役柄を超え守りたい――「覚悟と信頼」を共有し結ばれた絆』

2017年4月27日 17:00

【インタビュー】木村拓哉×杉咲花 役柄を超え守りたい――「覚悟と信頼」を共有し結ばれた絆

(木村さん)

復讐に燃えるヒロインの凜、そして過去に賞金稼ぎに殺された万次の妹・町を一人二役で演じるのが、第40回日本アカデミー賞で最優秀助演女優賞に輝いた杉咲花。文字通り、“凜”とした存在感で荒涼とした世界に立ち、一途な思いを花開かせる姿には、木村さんも思わず「もはや、役柄を超えた部分で、何が何でも守ってあげたいと思えた」とふり返るほど。杉咲さんにとっても、新たなチャレンジに満ちた本作はまさに“覚悟”の1本である。

『無限の住人』メイキングカット
「刀を握って構えること自体が初めてでした。稽古した翌日は、箸をもつ手が震えてしまって…。正直、怖いなと思う場面もありましたし、ブルブルしていました」と杉咲さん。その度胸と女優魂に、木村さんは「いやあ、これぞ杉咲花ですよ。普通、10代の女の子があんな肉食獣だらけ(笑)の現場に放り込まれたら…いや、おれでもイヤだ!」と感嘆の表情を浮かべる。
そこにあるのは確かな“信頼”だ。

「杉咲花という女優さんが凜、そして町を演じてくれたことがすべてじゃないですか。いま改めて考えても、杉咲さん以外は想像もできないですから。『なぜ、万次は人を斬るのか?』という根源的な問いを投げかけてくれたし、弱いからこそ歯を食いしばり、踏ん張れる…。

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