2017年8月2日 16:00
悲しみからモンスターへ変貌…背筋“ゾクリ”本編映像到着『ザ・マミー』
シリーズ。第1弾となる本作では、“ミイラ”というキャラクターの原型である作品『ミイラ再生』を現代に生まれ変わらせた。
古代エジプト、強く美しい王女アマネットは、ファラオから認められ次期女王の座が約束されていたが、ファラオに息子が産まれ、その約束が裏切らてしまう…。今回到着した映像では、そのことに絶望したアマネットが、“死者の書”に記された魔術を使い、死の神であるセトと契約を交わす。赤い宝石がはめ込まれた短刀を手渡されると、アマネットは苦しみ、その体にはヒエログリフが刻まれ、顔を上げたアマネットの瞳孔は4つに分かれ、邪悪なモンスターとして生まれ変わる様子が映し出されている。そんな悲しい出来事により、恐ろしい力を手にしてしまう様は、まるで『アナと雪の女王』のエルサのようにも思える。
5,000年の時を経て、憎悪にまみれたアマネットが現代に蘇り、全ての人間たちへの想像を絶する復讐を描く本作とあって、恐ろしい映画にする必要があったと語るものの、観客がモンスターの中に残る人間らしさに気づき、共感を覚えるようにしたかったと語ったのは、アレックス・カーツマン監督。また、ユニバーサル作品のモンスター映画のファンであったという監督は「モンスター映画で重要なのは、彼らに対して恐怖を感じるのと同時に、愛情も抱くことなんだ」