2017年10月19日 21:01
ジョン・キャメロン・ミッチェル監督、9年ぶり来日!“ヘドウィグ” 山本耕史と再会
観に行くから」と無茶ぶりしていた。
『パーティで女の子に話しかけるには』の舞台は1977年、ロンドン郊外。パンクロックだけを救いに生きるサエない少年、エンは偶然もぐり込んだパーティで、遠い惑星からやって来た美少女宇宙人のザン(エル・ファニング)と出会い恋に落ちるが、2人が一緒にいられるのは48時間だった…。“大人のルール”に反逆する少年少女がパンクな逃避行を繰り広げる。
「原作はたった1シーンの短編。そこからイメージを膨らませ、より豊かな世界を広げていったんだ。いまの若者はSNSで手いっぱいだろ?人生の不条理を受け入れるだけじゃなくて、若さ本来がもつパワーや、純粋で健康的なパンク精神を思い出してほしくてね。何より、これは初恋を描いた物語。
皆さんの心に響けばいいなと思うし、そうなると信じているよ」(ミッチェル監督)
山本さんも本作は大のお気に入りだといい「ジョンがここまでファンタジーを直接的に描くのは初めて。彼の心にある、特に童心の部分がアートとして表現されていて、キュンとしたし、映像や衣装も素晴らしいから、まるで美術館に迷い込んだみたい」と話していた。
『パーティで女の子に話しかけるには』は12月1日(金)