2017年12月11日 16:30
自分らしく生きたい!すべての人に贈る『ナチュラルウーマン』予告編
マリーナが歌う、ヘンデルのアリア「オンブラ・マイ・フ(懐かしい木陰よ)」に乗せて思い返されるのは、オルランドとの幸せだった日々。誕生日祝いに交わされた、「イグアスの滝を見に行こう」という約束――。
だが、最愛のパートナーを失った悲しみの最中、警察からは身体検査を強要され、オルランドの息子や血縁者たちはマリーナを街から追い出そうとする。彼の元妻からも「お通夜にも葬儀にも来ないで」と拒否されるマリーナだったが、愛する人に最期の別れを告げたい、という切なる想いが彼女を突き動かしていく。
南米アルゼンチンを旅するゲイカップルを描いた、ウォン・カーウァイ監督作の名作『ブエノスアイレス』を想起させるような“イグアスの滝”の映像に加え、人生の“向かい風”を象徴するかのようにマリーナが嵐の中を歩いていくシーンは、非日常とリアリズムが融合したラテンアメリカ独特のマジックリアリズムを映し出す。“向かい風”にも凛と立ち向かうマリーナの姿は美しく、まさしく「私らしく、私を生きる」という力強いメッセージに溢れた予告編となっている。『ナチュラルウーマン』は2018年2月よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
清原果耶、美背中際立つノースリーブ衣装で魅了 緊張で足も「全然震えてます」