2018年1月18日 14:30
ジェラルド・バトラー、地球を救うため「12時間も吊られっぱなし」
だから訓練が必要なんだ」と明かす。
『300』とは「全く違う大変さがあった」
「ワイヤーにぶら下がるのは問題ないよ。でもワイヤーにぶら下がって、まったく何の苦労もしていないように見せないといけないんだ。1本のワイヤーしかなくて、文字どおり揺れている。だけど、揺れていないように見せないといけないのが本当に大変なんだ。『300』のときとは全く違う大変さがあったね(笑)」とふり返り、ワイヤーで吊るされながら無重力下であるかのように見せる撮影の大変さを吐露した。
そして演技を難しくしたもう1つの理由が、彼が着る“フライトスーツ”だった。このフライトスーツは、NASA(アメリカ航空宇宙局)と長年仕事をしており、アポロ、ジェミニ、マーキュリー計画にならってフライトスーツを作ってきた「グローバル・エフェクツ社」製のもの。
本物のフライトスーツを基にデザインされているため、実際の無重力用として作られていた。その重さはなんと約30kg!この重いスーツを着ての演技は確かに想像を絶するものだったようだ。
「本当に素晴らしい仕事をしてくれた」と監督絶賛
しかし、この大変な苦労を経て完成したシーンはとても完成度の高いものとなったようで、本作の監督ディーン・デブリンは「ジェラルドや特殊効果チームは本当に素晴らしい仕事をしてくれたよ!彼らの熱意と技術に感服した!地球の存亡をかけた緊張感のあるシーンで、私が望んだ緊迫感と興奮を見事に表現してくれたんだ!」