石田ゆり子、再ブレイクともまた違う躍進の理由とは?
の声を務めたことが「1番の思い出」と語り、初日舞台挨拶の徹夜組の中に実の兄がいたことにも言及。「さようなら日劇。ありがとう日劇。映画館が閉じるとき。感謝と切なさが押し寄せる」と、一映画ファンとしての心境を語っていた。
読書家であり、エッセイストとしても知られる石田さんだが、映画といえば、自前のDVDの棚を見せてくれたことも。フェリーニの『甘い生活』や『アデル、ブルーは熱い色』『チョコレートドーナツ』といった「ああ、わかるわかる」というラブストーリーやヒューマンドラマから、『テッド』『宇宙人ポール』まで!「テッドがある!!」「宇宙人ポール見るんですね。意外でした」とコメントされ、そのチョイスにも人となりが見えていた。
再ブレイクともまた違う躍進の理由は…
1969年東京生まれ、現在48歳と、まさに奇跡のような年齢の重ね方をしている石田さん。自由が丘でスカウトされ、88年、NHKドラマ「海の群星」にてデビューし、故・森田芳光監督『悲しい色やねん』で映画初出演。主な出演作には、さだまさし原作、大沢たかお主演の『解夏』(03)、日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞した 『北の零年』(05)、中山美穂&西島秀俊と共演し、不倫に溺れる夫に余裕さえ見せながら対峙した『サヨナライツカ』(10)