映画史に輝く絶世の美青年たち…『君の名前で僕を呼んで』ほか美しすぎる映画7選
アン・リー監督が手がけた本作は作品賞にもノミネートされ、「普遍的なラブストーリー」として世界各国で高い評価を受けた。ジェイクもまた、その後『ダークナイト』(2008)でアカデミー賞助演男優賞を受賞した故ヒース・レジャーとともに、確かな演技力を広く知らしめることになった。
『怒り』(2016) 妻夫木聡&綾野剛
老若男女幅広い層から、その甘いマスクと演技力で絶大な人気を集める妻夫木聡。『横道世之介』『さよなら渓谷』などの原作者・吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化。1件の殺人事件を発端に、犯人と疑われる3人の謎の男とその周囲との関わりを群像劇的に描き出した。その中の1つ、東京を舞台にしたストーリーで妻夫木さんが演じたのは、偶然出会った大西直人(綾野剛)を事件の犯人ではないかと疑いながらも愛し続ける藤田優馬という男。2人が役作りのために2週間にわたる同棲生活をしていたのは有名な話だ。
『モーリス』(1987)ヒュー・グラントほか
そして、これらの作品の金字塔ともいえるのが、20世紀初頭のイギリスを舞台に2人の青年が織りなす愛を鮮烈に描いた『モーリス』。