『食べる女』原作・筒井ともみ、主演は絶対に小泉今日子で!「彼女自身がとても“おいしそう”」
それに私の描きたい世界にピッタリだと思っていたので、主演は絶対に小泉さんがいいなと思っていました」と明かし、映画の脚本が完成してから映画化に至るまで約2年間、小泉さんにラブコールを送り続けたと語った。
■キャスティングの理由は「全員がくいしんぼうで大食い」
また、本作には小泉さん以外にも、沢尻さん、前田さん、鈴木さんらが集結したことも大きな話題となっているが、キャスティングはすんなりと決まったという。「スタッフ・キャスト誰に聞いても楽しかったと言われるようないい雰囲気の現場でした。それに全員がくいしんぼうで大食いなんですよ。そこもよかったかなと思います」と筒井氏も笑顔で語る。
この女優陣が勢ぞろいした食事会のシーンの雰囲気を聞かれると、 「その場で私が実際に料理を作ることはありませんでしたが、温かいものは食べる人のことを考えてベストのタイミングで出せるようにしていました。だから女優陣のみなさんもカットがかかっても食べ続けていて(笑)。みなさん残すことなく、きれいに食べてくださったんですよ」との逸話も。
「ある日の現場で、菜の花の昆布締めが出ていたんですが、私は普段から料理と自分の間に極力、距離を作りたくて、手で食べられるものは手で食べるんです。