『イソップの思うツボ』3人のヒロインに注目!『カメ止め』監督らを惹きつけた理由とは?
感情の色、表情の意図が読みきれない、その曖昧さが、見る人を前のめりにさせる」と上田慎一郎監督。
「ゼクシィ」ガール・井桁弘恵は「こちらの演出にも対応が的確」
また、“タレント家族”の娘・兎草早織を演じるのは、2018年に11代目「ゼクシィ」CMガールを務め、女優やモデルなど多岐に渡り活躍する井桁弘恵。映画『4月の君、スピカ。』やJR九州のPR動画「熊本フォーリンラブ」などに出演している。
井桁さんについては「華やかで笑顔の印象が早織っぽく、こちらの演出にも対応が的確だったのが決めてでした。井桁さんは普段はしっかりしているので、早織の天真爛漫な雰囲気は演出して演じてもらいました」とその華やかな魅力と演技の対応力が抜擢理由だったことを中泉裕矢監督は明かしている。
紅甘、「現代社会では難しい我が道を行く」を体現
そして、“復讐代行屋”の娘・戌井小柚を演じるのは紅甘。現在は文筆業を中心に活動し、多彩な魅力を発揮しているが、これまでに母・内田春菊の漫画をドラマ化した「南くんの恋人~ my little lover」や大森立嗣監督の『光』などの作品でキャリアを積み重ねてきた。
浅沼直也監督は、彼女について「紅甘さんには拳で人生を切り拓いていく、そんな拳感がありました。