ティモシー・シャラメ、90’sカルチャーに染まる!『ホット・サマー・ナイツ』新カット解禁
物語の舞台となる1991年当時、イライジャ・バイナム監督はまだ4歳。リアルタイムで当時を体験しているわけではない。しかし、本作を描くにあたって「インターネットや携帯電話が登場していなかった最後の時代」こそが、小さな海辺の物語にふさわしいと感じたと言う。Netflixオリジナルシリーズ「ストレンジャー・シングス未知の世界」やスティーヴン・スピルバーグ監督による『レディ・プレイヤー1』など80年代を回顧する作品が次々に発表されている近年、「みんなが思い出せるくらいの馴染みのある時代設定にしたかったのです」と明かしている。
特に音楽にはこだわり、あえて当時のヒットチャートのみを並べるのではなく、登場人物の感情から湧き上がってくるような曲を選定したそう。90年代をリアルに体験していないからこそ、斬新な発想をあわせながら、当時ヒットしていたイタロ・ディスコのバンド「バルティモラ」から、ウエストコースト音楽の歌姫であるリンダ・ロンシュタット、そしてデヴィッド・ボウイや「ロクセット」などの懐かしい楽曲が、本作で描かれる90年代のアオハルな世界観を彩っている。『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』は8月16日(金)