2019年9月30日 17:30
香港発・女性新人監督による感動作『淪落の人』2020年2月公開決定
また、フィリピン人家政婦役のクリセル・コンサンジは、初々しさの中にも新人とは思えない見事な演技を披露。
監督は、長編映画初監督デビューのオリヴァー・チャン。女性監督の活躍がめざましい香港映画界の中でも、いま最も注目を集める期待の新星が、日本のみならず、世界にも通じる普遍の感動作を届ける。
ストーリー
突然の事故で半身不随となってしまった男、リョン・チョンウィン(アンソニー・ウォン)。妻とは離婚、息子とも離れて暮らし、人生に何の希望も抱けないまま、ただただ日々を過ごしていた。妹ジンイン(セシリア・イップ)との関係もうまくいかず、慰みは唯一の友達である元同僚のファイ(サム・リー)との会話と海外の大学に通う一人息子の成長だけ。
そこに若いフィリピン人女性エヴリン(クリセル・コンサンジ)が住み込み家政婦としてやってくる。広東語が話せない彼女に最初はイライラを募らせたチョンウィンだったが、片言の英語で会話をしながらお互いに情が芽生えていく。
やがて、エヴリンが生活のためにやむを得ず写真家への道を諦めたものの、いまでも心の中で夢を追い求めていることを知ったチョンウィンは、彼女の夢を叶える手助けをしようとするが…。