賞レースも常連!英国の“良作”映画請負スタジオ「フィルム4」に注目
など。
ブラッド・ピットの「PLAN B」と共同製作し、第86回アカデミー賞で作品賞、助演女優賞、脚色賞を受賞した『それでも夜は明ける』(’13)、メリル・ストリープに2度目のアカデミー賞主演女優賞受賞をもたらした『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』(’11)といずれも賞レースを席巻。
なかでも、第81回アカデミー賞にて作品賞含む8部門を受賞した『スラムドッグ$ミリオネア』(’08)は多くの人の記憶に残り続けている。さらに遡ってみても『ショーン・オブ・ザ・デッド』(’04)、『モーターサイクル・ダイアリーズ』(’04)、『エリザベス』(’98)と英国含む各国でスマッシュヒットを記録した映画が続き、英国北部の失業者たちが男性ストリッパーを目指す『フル・モンティ』(’97)や、いまやハリウッドの人気俳優の仲間入りをしたユアン・マクレガーの出世作『トレインスポッティング』(’96)も「Film4 Productions」が製作。同作は、ヘロイン中毒の若者たちの日常を音楽に乗せて生々しく描き、全世界で人気を博したほか、20年ぶりの続編として『T2 トレインスポッティング』が“当時のオリジナルメンバー集結”で2017年に公開されたことも記憶に新しい。