2019年11月26日 18:00
237号室、鏡、双子の少女…『シャイニング』から『ドクター・スリープ』に継がれるキーアイテム
オビ=ワン・ケノービ役に復帰することが決まったユアン・マクレガーが、伝説的ホラー映画『シャイニング』の正統続編にあたる『ドクター・スリープ』で主演を務めている。前作からおよそ40年。そこに受け継がれた恐怖の正体とは?
ホラー映画の金字塔『シャイニング』とは?
スティーブン・キングの原作をもとに、数々の名作を世に残したスタンリー・キューブリックが監督・共同脚色を手掛けたホラー映画の金字塔、それが『シャイニング』だ。公開は1980年。当時ニューズウィーク誌が「史上初の叙事詩的ホラー映画」と評し、その後も、多くの映像作家に影響を与えた。また、長年にわたりファンが議論や考察を重ねており、その奥深い恐怖と魅力が人々を虜にしている。
舞台は、コロラド州の雪山に建つ展望ホテル。そこに冬季休業中の設備管理を任された小説家志望のジャック(演じたのはジャック・ニコルソン)、妻のウェンディと息子のダニーがやって来るが、閉ざされた空間で、次第にジャックは精神的に追い詰められ、内に秘めた狂気を覚醒させてしまう。
逃げ場を失った母子の運命は?
ダニーはシャイニング=特殊能力の持ち主
『シャイニング』、そして40年後を舞台にした『ドクター・スリープ』に共通して登場するのが“シャイニング”というキーワード。