2020年1月7日 19:00
北欧から届いたおすすめ映画『オリ・マキの人生で最も幸せな日』『リンドグレーン』ほか
文才を見込まれ、勤め始めた地方新聞社で彼女の才能は開花するが、予期せぬ方向へと彼女の人生が進んでいく――。
フィンランド発・モノクロのラブストーリー『オリ・マキの人生で最も幸せな日』1月17日公開
1962年、夏。パン屋の息子オリ・マキは、世界タイトル戦でアメリカ人チャンピオンと戦うチャンスを得る。ヘルシンキの明るい陽射しの中、お膳立ては全て整い、あとは減量して集中するだけ。そんな時、オリはライヤに恋をしてしまった!国中の期待を背負うオリにとって、最も幸せな日とは?勝利なのか、それとも…?
往年のヌーヴェルヴァーグを思わせる、モノクロの16mmフィルムで実在のボクサーの人間味溢れるエピソードを瑞々しく描き、第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリを受賞したユホ・クオスマネン監督の長編デビュー作。主人公のオリ・マキを『アンノウン・ソルジャー英雄なき戦場』のヤルコ・ラハティ、ライヤを歌手としても人気のオーナ・アイロラ。マネージャー役を『ボーダー二つの世界』のエーロ・ミロノフが演じている。
名画が結ぶ家族のドラマ『ラスト・ディール美術商と名前を失くした肖像』2月28日公開
年老いた美術商のオラヴィは、長年音信不通だった娘に頼まれ問題児の孫オットーを職業体験のため数日預かることに。