2020年1月14日 11:28
放送映画批評家協会賞、監督賞はサム・メンデス&ポン・ジュノの2人が受賞
1月13日(現地時間)、第25回放送映画批評家協会賞授賞式がサンタモニカで開催された。
栄えある作品賞は、クエンティン・タランティーノ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』が獲得。
驚きの結果となったのは、サム・メンデス(『1917 命をかけた伝令』)とポン・ジュノ(『パラサイト 半地下の家族』)の2人が受賞となった監督賞。メンデス監督は出席が叶わなかったが、ジュノ監督は通訳を伴い、受賞スピーチで感謝の気持ちを表した。『1917 命をかけた伝令』はほかに撮影賞と編集賞、『パラサイト 半地下の家族』は外国語映画賞も受賞した。
授賞式に来場したセレブのファッションもチェック。昨年のオスカーで「タキシードドレス」を着用して以来、装いが常に注目の的のビリー・ポーターは、デコルテから腕にかけての様々な種類の蝶のタトゥーにエメラルドグリーンのストラップレス・ジャンプスーツで圧倒。
そのほか、多数メディアがフローレンス・ピュー、ゼンデイヤ、ジェニファー・ロペス、ルピタ・ニョンゴらを「ベストドレッサー」として取り上げた。
主な受賞リストは以下の通り。
作品賞
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
監督賞
サム・メンデス『1917 命をかけた伝令』
ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』
主演男優賞
ホアキン・フェニックス『ジョーカー』
主演女優賞
レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』
助演男優賞
ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
助演女優賞
ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』
(Hiromi Kaku)