くらし情報『【レビュー】『007』『キングスマン』好きはたまらない!? いまこそ家族で観たい『スパイ in デンジャー』』

2020年7月9日 17:00

【レビュー】『007』『キングスマン』好きはたまらない!? いまこそ家族で観たい『スパイ in デンジャー』

その冒険の物語は、オープニングからして『ミッション:インポッシブル』のごとく導火線で幕を開け、タイトルバックのキャラクターのシルエットは60年代の『007』映画のよう。カーチェイスが白熱するあまり、車が階段を飛び跳ねるシーンもどこかで観たような…。

ウィル演じるランスがペン型ガジェットを手にすれば、『メン・イン・ブラック』のニューラライザーがつい浮かんでくるし、ターゲットを執拗に追い続けるドローンやヴェネチアを舞台にした大アクションはまるで『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』!そんなオマージュが随所にあり、さらにアニメーションだからこそ描けるスケール感や定石をくつがえす展開が味付けをする。

また、同じくブルースカイ・スタジオの『ブルー』シリーズでは絶滅危惧種のインコが主人公だったが、今回も細やかな観察やリサーチから生まれたであろうハトの習性や動きの描写はデフォルメされながらもリアルで、それをウィルが演じるからこそ余計にコミカル。そもそもハトはどんな街にも溶け込めるため、スパイの隠密行動には最適なのかも!?

これまで見たことのないスパイ・ガジェットが伝えるもの

有能なスパイゆえに、“群れない主義”だったランス。

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