くらし情報『『ミッドサマー』監督が敬愛!ロイ・アンダーソンのヴェネチア受賞作『ホモ・サピエンスの涙』公開』

2020年7月30日 12:30

『ミッドサマー』監督が敬愛!ロイ・アンダーソンのヴェネチア受賞作『ホモ・サピエンスの涙』公開

Photo by cinemacafe.net

スウェーデンの奇才ロイ・アンダーソン監督5年ぶりの最新作で、第76回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した『ABOUT ENDLESSNESS』(英題)が、『ホモ・サピエンスの涙』の邦題で11月20日(金)より日本公開されることが決定した。

前作『さよなら、人類』(14)で第71回ヴェネチア国際映画祭の金獅子賞(グランプリ)に輝き、5年ぶりとなる最新作となった本作で同映画祭受賞という快挙を成し遂げた巨匠ロイ・アンダーソン。

CGはほぼ使わず、野外撮影ではなく巨大なスタジオにセットを組み、模型や手描きのマットペイント(背景画)を多用するという、アナログにこだわった手法で傑作を生みだし続けてきた。動く絵画のような唯一無二の映像美と、独特のユーモアが散りばめられた哲学的な世界観が持ち味で、『散歩する惑星』(00)、『愛おしき隣人』(07)、『さよなら、人類』とカンヌやヴェネチアなど各国の映画祭で受賞を重ねてきた。

『ミッドサマー』アリ・アスター監督、『レヴェナント:蘇えりし者』『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』アレハンドロ・G・イニャリトゥ、『ブラック・スワン』『マザー!』ダーレン・アロノフスキーなど、名だたる映画監督たちも敬愛する監督にロイ・アンダーソンの名を挙げている。

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