アンジェリーナ「本当にゾウの家族みたい」お揃いコスプレで声の熱演『ゴリラのアイヴァン』
そこについて話していただけますか?
テア・シャーロック監督:まずは、アンジーにお礼を言わせてください。アンジー、あなたがこれにかかわってくれて、とても嬉しかった。この映画を作るのは、2本の映画を同時に作るような体験でした。とてもテクニカルな映画だからです。
私たちは、まず俳優さんに声の演技をしてもらうところから始めました。アニメーターたちが作業をするのに、それが必要だから。次にライブアクションの部分を全部撮影しました。その後にビジュアルエフェクトのシーン。
動物だけが一緒にいるシーンです。それらのシーンは何度かやり直す必要がありました。俳優の声の細かなニュアンスを受けて、アニメーターが動物のパフォーマンスを変えることがあるのです。
こういったテクニカルなことを、私はこれまでやったことがありませんでした。ポストプロダクションもまた大変でしたね。声の演技をやってくれた俳優たちもまだ近くにいてくれましたし、私と(脚本家)マイク・ホワイトは、このプロセスもすごく注意しながらこなしていました。原作本の感動がちゃんと伝わるためには、本当に注意してやらなければいけませんでした。キャサリン・アップルゲートが書いた本をわが子と一緒に読んだ時に自分が感じたことがそのまま伝わるようにするためにはね。