2020年9月12日 19:00
ドラァグショーは「癒しのプロセス」製作ペアが語る「WE’RE HERE」
そうでなければこの番組は成り立たない。この3人が一緒になれば完璧だとわかっていました」。
また、本番組がその他のリアリティショーと異なった特徴の一つに、LGBTQ+に不寛容で保守的な街であえて撮影を行っている部分である。スティーヴは、「僕らが訪れる町自体が、ある種の特徴や問題を抱えた場所でもあったんです。例えば第1話に登場するゲティスバーグには南北分断の歴史がありました。ファーミントンという町は自死(自殺者)率が高いところです」と説明する。
「全米中の小さな町がそれぞれに抱えている物事があり、僕らはそれをドラァグパフォーマンスという独自の機会を通じて語ってもらうんです。ドラァグショーが街の人々の心を開く癒しのプロセスになるということ」と訪れる町、それぞれの問題とドラァグショーの関係を語ってくれた。
そのほか音楽のチョイスも「すべてジョニーのセレクト」だそう。「僕らは数多くのアーティストたちをフィーチャーしたいと考えていたんです。特にシーア・ダイアモンドという黒人トランスジェンダーアーティストはずっと前からチェックしていました。GLAADや友人で有名ソングライターのジャスティン・トランターを通じて彼女とタッグを組んで第1話を手掛けたんです。