ロバート・パティンソンの魅力を“逆行”深掘り!『TENET』で再注目される最旬俳優
の製作総指揮のひとりであるアントニオ・カンポス。
一瞬でシーンを掌握Netflix『キング』(2019)
ティモシー・シャラメが新境地といえる歴史劇で、英国王ヘンリー5世の若き日ハル役に挑み話題となったNetflix映画。ジョエル・エジャトンがジョン・フォルスタッフ卿兼脚本をつとめ、フランスとの泥沼な戦争にカタをつけ、放蕩王子が一皮むけて英国王となるまでが描かれた。
ティモシーのハルと対峙するフランス王太子を演じたのがロブ。フランス訛りの英語を駆使し、どこかつかみどころのないキャラクターはジョークすれすれの怪演。監督は『アニマル・キングダム』で注目されたオーストラリア出身のデヴィッド・ミショッドで、タランティーノ監督も絶賛した『奪還者』(2013)にもロブを起用している。
漆黒の宇宙で慈愛と絶望を表現『ハイ・ライフ』(2018)
『ショコラ』で知られるクレール・ドゥニ監督が果てなき宇宙を舞台に撮った異色SF。宇宙船「7」内でたったひとり、まだ幼い娘を育てているロブ。なぜこの顛末になってしまったのか、時間軸が前後しながら次第に明らかにされていく。
漆黒の中に浮ぶ、あえて先進的ではない宇宙船は、前進していながら後退しているように錯覚するほどの虚無が支配。