綾野剛「人生最愛のレクイエム」『ヤクザと家族』主題歌はmillennium parade
そんなにすばらしい機会があるんだったら、是非僕もオファーしたいですということで、綾野さんのおかげです」と主題歌決定までの経緯を語る。
そんな熱烈なラブコールを受けた常田さんはオフライン(仮編集)状態の映像を観て楽曲制作に取り掛かったそうで「“ヤクザ”を題材にしている作品ではあるけれども、かといってヤクザ映画というそういう印象は全く無くて、多かれ少なかれ誰しもが生きていれば起きえること、生きていれば感じるような普遍的な紡ぎ方がもうオフラインの時点で出来上がっていたので、のっかるだけだった」と話し、映像を観て約1週間という短期間でデモを作り上げた常田さんは、「やばいのできた」と綾野さんに即報告したそう。
楽曲を聞いた綾野さんは「傑作、『FAMILIA』。恐ろしい曲が生まれた」と率直な気持ちを語り、監督も「いつもどこか心残りに思いながら次こそと思って生きてきたけど、もう思い残すことはない」と歌詞を引用して感謝の気持ちを述べた。
さらに、エンドロールに主題歌が入った完成本編を観終った綾野さんは「感想を表現するには言葉では足らない。魂がえぐられた。今日まで生きてきて出会った事のない感情です」