「綾野剛」について知りたいことや今話題の「綾野剛」についての記事をチェック! (1/26)
北村匠海が主演、期待の若手・林裕太、そして綾野剛が共演、現代日本に生きる若者たちと隣り合わせにある“闇”をテーマに描いた逃亡サスペンス『愚か者の身分』が10月24日(金)に公開決定。併せて、イメージビジュアル1点とプロジェクト映像も解禁となった。Netflixシリーズ「今際の国のアリス」「幽☆遊☆白書」などの話題作を手掛ける、グローバルコンテンツを創造するプロデューサー集団「THE SEVEN」が初の劇場作品として映画化した本作。原作は、自身の経験を基に書いた「マルチの子」が各種メディアで話題となった西尾潤のデビュー作「愚か者の身分」(徳間文庫)で、岩井俊二の元で長年助監督として活躍した永田琴が監督。北村匠海、林裕太、綾野剛の実力派キャストが魂の競演を魅せる本作は、貧しさから闇ビジネスの世界に足を踏み入れてしまい、抜け出せなくなった3人の若者たちの運命と、友との絆を描く。彼らの“3日間”の出来事を、3人それぞれの視点が交差するトリック感のある展開でエンターテインメントに仕上げながら、若者たちの貧困・世界に侵食される日本・闇ビジネスの深淵など、いま多くの人が感じている共感できる社会的テーマも織り込まれている。北村匠海「3つの世代の想いのリレーのように感じられた」SNSで女性を装い、身寄りのない男たちを利用して“戸籍売買”で稼ぐ主人公・タクヤ役に、朝ドラ「あんぱん」、『君の膵臓をたべたい』『東京リベンジャーズ』シリーズなどの北村匠海。北村匠海/photo:Jumpei Yamada犯罪に手を染めながらも騙した被害者を気にかける一面を併せ持つ若者を繊細かつ大胆に演じ、「3つの世代の想いのリレーのように感じられた」と綾野、林との“魂の競演”について語り、「剛さんから僕へ、僕から裕太へ。その先に『裕太』は、『マモル』は何を思うのか。映画館で是非感じて欲しいです」と熱いコメントを寄せた。裏社会の運び屋で、かつてタクヤを“闇ビジネス”に誘い戸籍売買の仕事を教えた兄貴的存在の梶谷剣士役に『カラオケ行こ!』やNetflixシリーズ「地面師たち」などの綾野剛。組織で働くことにうんざりしながらタクヤを気にかける姿や、恋人に対する優しさが全面に表れるなど、これまでにない新たな顔を魅せた本作について 「北村匠海が織りなす繊細な煌めきと、林裕太が生み出す瑞々しい輝き。そんな彼らの呼吸を抱きしめ続けた永田琴監督」と称賛を贈り、「光を奪われた者と、光を諦めた者。そして光を切り開く者の物語。ぜひ劇場でその光に触れて頂けたら幸いです」とメッセージを贈った。綾野剛/photo:You Ishiiそして、複雑な家庭環境で家族の愛を知らずに育ったマモル役に、映画『HAPPYEND』やABEMA「透明なわたしたち」などで話題の若手俳優・林裕太。兄のように慕うタクヤに誘われ大金目的の軽い気持ちで“闇ビジネス”の世界に足を踏み入れてしまう難しい役を演じたことについて、「この作品ができるまでに色々な人がマモルに居場所をくれました」とふり返り、「人にしてもらったことを誰かにしてあげたい、そう思うことが生きようとする力に繋がる。それを教えてくれた映画です」と役柄を通して感じた想いも語った。いま世界に伝えたい「日本の若者が抱える貧困、愛情に飢えた心の“闇”」がテーマ原作の西尾潤は、「永田監督のもとにたくさんの人と出会い、映像化されたことは、今でも夢の中の出来事」と映画化について語り、「善と悪、欲望と絶望の狭間で揺れる青年たちの選択を、ぜひ劇場で見届けてください」とメッセージを贈る。原作を読み興味を抱いたという永田監督は、本作について「この数年、若者の深刻な貧困や犯罪を私自身も目の当たりにし、何か表現できないかと考えていたところ、西尾潤さんの原作と出会い、これだ!と企画しました」と語り、「日本の社会問題を露わにしつつエンターテイメントに仕上げた渾身の一作です」と本作の出来に自信を見せた。また、今回解禁されたプロジェクト映像には、本作のメイキング風景に加え、北村、林、綾野の3人が、自身の演じた役柄や本作に懸ける熱い想いを語っている。コメント全文■北村匠海(松本タクヤ役)失うものなど何も無くなった男たちが、それでも生きようとする映画です。林裕太さん、北村匠海、綾野剛さん、3つの世代の想いのリレーのように感じられた撮影期間。剛さんから僕へ、僕から裕太へ。その先に「裕太」は、「マモル」は何を思うのか。映画館で是非感じて欲しいです。■綾野剛(梶谷剣士役)彼らに名前はあるのだろうか。彼らは自身を生きているのだろうか。いつから彼らは自分で自分を抱きしめなければいけなくなったのか。北村匠海が織りなす繊細な煌めきと、林裕太が生み出す瑞々しい輝き。そんな彼らの呼吸を抱きしめ続けた永田琴監督。光を奪われた者と、光を諦めた者。そして光を切り開く者の物語。ぜひ劇場でその光に触れて頂けたら幸いです。■林裕太(柿崎マモル役)マモル役の林裕太です。いっぱい食べろと言われると、生きろ!と言われている気がします。大丈夫と言葉をかけられると、本当に大丈夫な気持ちになります。この作品ができるまでに色々な人がマモルに居場所をくれました。人にしてもらったことを誰かにしてあげたい、そう思うことが生きようとする力に繋がるのだと思います。それを教えてくれた映画です。沢山の人に届いて欲しいです。■監督:永田琴この数年、若者の深刻な貧困や犯罪を私自身も目の当たりにし、何か表現できないかと考えていたところ、西尾潤さんの原作と出会い、これだ!と企画しました。私にとって初となる男たちの物語を素晴らしい役者たちが彩ってくれています。経験に裏打ちされた深みと純粋さが同居し、画面に映った瞬間ハッとさせられる存在感を放つ北村匠海。芝居をどこまでも追求し物語に深みを与えてくれた綾野剛。等身大の繊細な表情で私の心を鷲掴みにしてくれた林裕太。日本の社会問題を露わにしつつエンターテイメントに仕上げた渾身の一作です。■原作者:西尾潤「人は生まれる身分を選べない。では、それが売買できるとしたらーー?」本作は現代社会に潜む歪みと、そこに翻弄される人間たちの姿を描いた物語で、自身のデビュー作です。ひっそりと一人の部屋で生まれたキャラクターたちが、こうして永田監督のもとにたくさんの人と出会い、映像化されたことは、今でも夢の中の出来事のよう。善と悪、欲望と絶望の狭間で揺れる青年たちの選択を、ぜひ劇 場で見届けてください。スクリーンに現れたタクヤ、マモル、梶谷は、原作者の中で動いていた時よりも、遥かに魅力的な愚か者でした!■プロデューサー:森井輝親も、社会も、誰からも手を差し伸べられず、それでも生きてきたことで現代社会の闇に飲まれ、翻弄されてし まう青年たち。一体誰が悪なのか…どこで間違えたのか…この者たちの人生は、私たちの知りえないところで起きて消えている。しかし、それはすぐ側にあり、自分や家 族にも起きうることです。この殺伐とした世界で、ほんの小さな、当たり前の幸せだけを望むタクヤ、マモル、 梶谷。どうか観客の皆さんの温かな目線で包み込んであげて欲しいです。素晴らしい原作を、素晴らしいキャスト、監督、スタッフで映画化に臨めたことに大感謝。『愚か者の身分』は10月24日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:愚か者の身分 2025年10月24日より公開Ⓒ2025映画「愚か者の身分」製作委員会
2025年04月17日綾野剛主演映画『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』より、不穏な本ポスタービジュアルが公開された。三池崇史が監督を務める本作は、ルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』の映画化。「死に方教えてやろうか」と教え子を恫喝した史上最悪の殺人教師を描く。今回公開されたポスターに写るのは、綾野が演じる主人公の小学校教諭・薮下誠一をはじめ、薮下を告発した保護者・氷室律子(柴咲コウ)、週刊誌記者・鳴海三千彦(亀梨和也)、薮下の弁護士・湯上谷年雄(小林薫)、薮下の妻・希美(木村文乃)、薮下が勤める小学校の校長(光石研)、律子側の弁護士・大和紀夫(北村一輝)、薮下から体罰を受けたとされる・氷室拓翔(三浦綺羅)の8人。言い尽くしようのない複雑な表情の藪下のはじめ、訴えかける眼差しや鋭い視線を向ける者、一切の感情が見えない者と、登場人物それぞれの表情が写し出された。「なぜ、それを信じますか?」というコピーは、登場人物たちはもちろんのこと、見る側の気持ちも波立たせている。ほかにも、拓翔の診断を担当した大学病院の精神科教授・前村義文役で小澤征悦。三千彦の上司で、薮下の実名報道を許諾した「週刊春報」編集長・堂前役で高嶋政宏。拓翔のクラスメイトで、山添純也の母親・山添夏美役で安藤玉恵。前村と共に拓翔の診断を担当した、大学病院の精神科医師・箱崎祥子役で美村里江。薮下に処分を下す教育委員会の教育長・藤野公代役で峯村リエ。教頭からの指示で同僚の薮下を監視する戸川役で東野絢香。薮下と律子の民事訴訟を担当する裁判長・橋本役で飯田基祐も出演することが明らかになった。『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』は6月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男 2025年6月27日より全国にて公開©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会
2025年04月15日映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』が、2025年6月27日(金)に全国公開される。主演は綾野剛。実在の体罰事件を映画化、男は本当に“殺人教師”か?映画『でっちあげ ~殺人教師と呼ばれた男』は、福⽥ますみのルポルタージュ「でっちあげ 福岡『殺⼈教師』事件の真相」を実写化した作品だ。物語の中心となるのは、2003年、⽇本で初めて教師による児童への虐めが認定された実在の体罰事件。事件の報道をきっかけに担当教輸の男は“史上最悪の殺⼈教師”と呼ばれ、停職処分に。やがて児童側を擁護する弁護団との⺠事裁判にまで発展するが、法廷は彼の完全否認で幕を開けるのであった……。主演・綾野剛、柴咲コウや亀梨和也が共演映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』で体罰の疑いをかけられる主人公・薮下誠一を演じるのは『ヤクザと家族 The Family』『カラオケ⾏こ!』といった映画のほか、2024年にブームとなったNetflixシリーズ「地面師たち」など、話題作への出演が絶えない綾野剛 。また、体罰を受けたとされる児童の保護者・氷室律子を柴咲コウが、事件を嗅ぎつける記者・鳴海三千彦を亀梨和也が演じるほか、大倉孝二や木村文乃、光石研、北村一輝ら豪華キャストも名を連ねる。監督は三池崇史監督は、『悪の教典』『初恋』『怪物の木こり』などを手掛けた三池崇史。実話をもとに、人間の静かな恐ろしさを描いた物語に挑戦する。映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』登場人物/キャスト主人公・薮下誠一…綾野剛小学校教諭。児童・氷室拓翔へ執拗かつ凄惨な虐めを行ったとして保護者の律子に告発される。氷室律子…柴咲コウ拓翔の母。息子が担任に虐められていることに気づき、涙ながらに学校へ訴える。メディアと世間を味方につけ、薮下を訴える。鳴海三千彦…亀梨和也一連の事件を追う週刊春報の記者。事件の悲惨さから“実名報道”に踏み切るが……。氷室拓翔…三浦綺羅薮下が体罰を行ったとされる児童。薮下希美…⽊村⽂乃逃げ場のない薮下を懸命に支える妻。段⽥重春…光⽯研薮下の勤める⼩学校の校⻑。自らの保⾝に⾛る。⼤和紀夫…北村⼀輝550人もの⼤弁護団を率いる、律⼦側の敏腕弁護⼠。湯上⾕年雄…⼩林薫世間から孤⽴した薮下の弁護を唯⼀引き受けた弁護⼠。前村義文…小澤征悦大学病院の精神科教授。薮下から酷い体罰を受けたとされる拓翔の診断を担当した。堂前…髙嶋政宏鳴海の上司で薮下の実名報道を許諾した「週刊春報」の編集長。山添夏美…安藤玉恵拓翔のクラスメイトである山添純也の母親。箱崎祥子…美村里江前村とともに拓翔の診断を担当した大学病院の精神科医師。藤野公代…峯村リエ薮下に処分を下す教育委員会の教育長。戸川…東野絢香教頭からの指示で同僚の薮下を監視する。橋本…飯田基祐薮下と律子の民事訴訟を担当する裁判長。映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』あらすじ小学校教諭・薮下誠一は、保護者・氷室律子に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦が“実名報道”に踏み切る。過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、薮下はマスコミの標的となった。誹謗中傷、裏切り、停職、壊れていく日常。次から次へと底なしの絶望が薮下をすり潰していく。一方、律子を擁護する声は多く、“550人もの大弁護団”が結成され、前代未聞の民事訴訟へと発展。誰もが律子側の勝利を切望し、確信していたのだが、法廷で薮下の口から語られたのは「すべて事実無根の“でっちあげ”」だという完全否認だった。これは真実に基づく、真実を疑う物語。【作品詳細】映画『でっちあげ 〜殺人教師と呼ばれた男』公開日:2025年6月27日(金)監督:三池崇史脚本:森ハヤシ出演:綾野剛、柴咲コウ、亀梨和也、大倉孝二、小澤征悦、髙嶋政宏、迫田孝也、安藤玉恵、美村里江、峯村リエ、東野絢香、飯田基祐、三浦綺羅、木村文乃、光石研、北村一輝、小林薫原作:福田ますみ「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」(新潮文庫刊)配給:東映
2025年04月05日綾野剛が主演する映画『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』が6月27日(金) に公開されることが決定し、併せて特報とティザービジュアルが公開された。「死に方教えてやろうか」と教え子を恫喝した史上最悪の「殺人教師」。2003年、小学校教諭・薮下誠一は、保護者・氷室律子に児童・氷室拓翔への体罰で告発された。体罰とはものの言いようで、その内容は聞くに耐えない虐めだった。原作は、第6回新潮ドキュメント賞受賞、福田ますみのルポルタージュ『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』(新潮文庫刊)。20年前、日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件の報道をきっかけに、担当教輸は『史上最悪の殺人教師』と呼ばれ、停職処分になる。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、⺠事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開けるのだった。主人公の薮下誠一を演じるのは、Netflixシリーズ『地面師たち』が大きな話題を呼んだことも記憶に新しい綾野剛。そして『悪の教典』『初恋』『怪物の木こり』などで知られる三池崇史がメガホンを取り、2009年の『クローズ ZEROII』以来実に16年ぶりに綾野とタッグを組む。共演は、『着信アリ』(04)、『喰女 クイメ』(14)に続いての三池作品出演となる柴咲コウ。さらに、三池作品『怪物の木こり』(23)で主演を務めた⻲梨和也も出演し、刺激的な存在感を放つ。また、木村文乃、大倉孝二、迫田孝也、光石研、北村一輝、小林薫ら、実力派キャスト陣が脇を固める。公開されたのは、本編映像初出しとなった特報映像。小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)が児童・氷室拓翔(三浦綺羅)へ執拗かつ凄惨な虐めを行う描写から始まる。拓翔の母、氷室律子(柴咲コウ)は虐めに気づくと涙ながらに学校へ訴えるが……。一転、人が変わったように体罰の疑惑を否定する薮下。謝罪の場となった保護者懇談会での追求の目と、これを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(⻲梨和也)から追われる日々。過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、マスコミの標的となった薮下の日常が壊れていく様が映し出される。併せて公開されたティザービジュアルは、綾野演じる薮下の絶望なのか、混迷なのか、あるいは解脱なのか、一言では言い表せない様々な感情を含んだ顔が描かれ、特報とともに観る者の想像を刺激するインパクトのあるビジュアルとなっている。今後、各キャストそれぞれのビジュアルも公開される。<キャスト・スタッフ コメント>■薮下誠一 役:綾野剛エンタメとルポルタージュの共存、共演者と芝居の総当たり戦。毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ、各部署のとてつもない胆力。三池崇史監督の祈りを道標に、ただただ魅了された現場でした。ぜひ劇場で目撃していただけたら幸いです。■監督:三池崇史この映画は、現実に起こった事件に基づいている。さらに正確に言うと、ジャーナリスト・福田ますみ氏による渾身のルポルタージュ『でっちあげ』を核にして作り上げたエンターテインメント。「殺人教師」にでっちあげられた男の、怒りと恐怖、そして、哀しみに包まれた人生の記録です。余計な演出をできるだけ排除し、冷静に作り上げたつもりです。ですから、この恐怖は本物です。何よりも恐ろしいのは、人ごとではなく明日、あなたの身に起こるかもしれない人災であるということ。被害者にも、いや加害者にも、あなたはそのどちらにもなり得るのです。■原作者:福田ますみ「よくこんなリアリティゼロの下手な小説を書くな。いくら小説だからって、もう少し現実にありそうなストーリーを考えろよ。えっ、これほんとうにあったこと?マジか!」。ある読者が、拙著を読んで寄せた感想である。そう、これは真実の物語だ。細部にまでこだわった迫力の映像が、学校現場で起きたありえない狂気を、そしてそこから増幅された社会の狂気をリアルに描いている。主人公が、たまりにたまった怒りを爆発させるシーン、綾野剛さんの⻤気迫る演技は鳥肌ものだ。観客にとっては、あっというまの129分だろう。■企画・プロデュース:和佐野健一このルポルタージュに出会った瞬間、これは今すぐ映画にすべきだと確信しました。誰かを糾弾するためでも、「真実とは何か?」という難解なテーマを投げかけるためでもありません。三池監督、綾野さん、そして素晴らしい俳優陣の想いが、この作品をただひたすら純粋に、心の奥深くに突き刺さるエンターテインメントへと昇華させてくれました。『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』特報<作品情報>『でっちあげ〜殺人教師と呼ばれた男』6月27日(金) 公開公式サイト: 福田ますみ/新潮社 (C)2025「でっちあげ」製作委員会
2025年04月02日綾野剛が『クローズZERO ll』以来16年ぶりに三池崇史監督とタッグ、柴咲コウ、亀梨和也ら豪華キャスト陣が集結した『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』が6月27日(金)より公開決定。特報の映像とティザービジュアルが解禁となった。20年前、日本で初めて教師による児童への虐めが認定された体罰事件。報道をきっかけに、担当教輸は「史上最悪の殺人教師」と呼ばれ、停職処分に。児童側を擁護する550人の大弁護団が結成され、民事裁判へと発展。しかし、法廷は担当教諭の完全否認から幕を開ける。本作は2003年、全国に衝撃を与えた事件を追った名ルポルタージュ、第6回新潮ドキュメント賞受賞、福田ますみによる「でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相」(新潮文庫刊)を映画化。主人公の薮下誠一を演じるのは綾野剛。『ヤクザと家族 The Family』『カラオケ行こ!』など国内外で高く評価される作品への出演が相次ぎ、2024年にはNetflixシリーズ「地面師たち」で社会現象を巻き起こした。綾野剛/photo:You Ishii綾野は「エンタメとルポルタージュの共存、共演者と芝居の総当たり戦。毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ、各部署のとてつもない胆力。三池崇史監督の祈りを道標に、ただただ魅了された現場でした」と、2009年の『クローズZERO ll』以来実に16年ぶりとなる三池組での日々をふり返った。監督は三池崇史。『悪の教典』『初恋』『怪物の木こり』などのほか映画、2025年にはTVドラマ「新・暴れん坊将軍」でも監督をつとめるなど精力的に活躍の場を拡げ続ける。実話を基に人間の静かな恐ろしさを描いた本作は三池監督の作品群の中でも異色となっており、自身も「余計な演出をできるだけ排除し、冷静に作り上げたつもりです。ですから、この恐怖は本物です」と自信をのぞかせた。三池崇史監督 Photo by Pascal Le Segretain/Getty Images共演は、2004年の『着信アリ』や2014年『喰女 クイメ』に続く三池作品出演となる柴咲コウ。そして『怪物の木こり』で主演を務めた亀梨和也と、いずれも三池監督と再タッグとなる2人が本作でも刺激的な存在感を放っている。さらに脇を固めるのは木村文乃、大倉孝二、迫田孝也、光石研、北村一輝、小林薫ら、現代日本映画界で欠かすことのできない実力派キャスト陣が、三池監督が語る「冷静な恐怖」を体現すべく本気の演技合戦を繰り広げる。物語より奇妙で恐ろしい事件の記録を基に、心臓を締め付けるような緊張感で満たされた時間を作りだした本作。今回本編映像初出しとなった特報映像では、小学校教諭・薮下誠一(綾野剛)が児童・氷室拓翔(三浦綺羅)へ執拗かつ凄惨な虐めを行う描写から始まる。拓翔の母、氷室律子(柴咲コウ)は虐めに気づくと涙ながらに学校へ訴えるが……。一転、人が変わったように体罰の疑惑を否定する薮下。謝罪の場となった保護者懇談会での追求の目と、これをかぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦(亀梨和也)から追われる日々。過激な言葉で飾られた記事は、瞬く間に世の中を震撼させ、マスコミの標的となった薮下の日常が壊れていく様が、心臓を締めつけるかのような不協和音とともに描かれていく。併せて解禁となるティザービジュアルは、綾野演じる薮下誠一の絶望、失意、緊張、混迷、あるいは解脱…?ひと言では言い表せない様々な感情を含んだ顔が描かれ、特報とともに見る者の想像を刺激するインパクトのあるビジュアルとなっている。コメント全文薮下誠一役:綾野剛エンタメとルポルタージュの共存、共演者と芝居の総当たり戦。毎シーン呼吸を忘れるほどの魂の揺らぎ、各部署のとてつもない胆力。三池崇史監督の祈りを道標に、ただただ魅了された現場でした。ぜひ劇場で目撃して頂けたら幸いです。監督:三池崇史この映画は、現実に起こった事件に基づいている。さらに正確に言うと、ジャーナリスト・福田ますみ氏による渾身のルポルタージュ『でっちあげ』を核にして作り上げたエンターテインメント。「殺人教師」にでっちあげられた男の、怒りと恐怖、そして、哀しみに包まれた人生の記録です。余計な演出をできるだけ排除し、冷静に作り上げたつもりです。ですから、この恐怖は本物です。何よりも恐ろしいのは、人ごとではなく明日、あなたの身に起こるかもしれない人災であるということ。被害者にも、いや加害者にも、あなたはそのどちらにもなり得るのです。原作者:福田ますみ「よくこんなリアリティゼロの下手な小説を書くな。いくら小説だからって、もう少し現実にありそうなストーリーを考えろよ。えっ、これほんとうにあったこと?マジか!」。ある読者が、拙著を読んで寄せた感想である。そう、これは真実の物語だ。細部にまでこだわった迫力の映像が、学校現場で起きたありえない狂気を、そしてそこから増幅された社会の狂気をリアルに描いている。主人公が、たまりにたまった怒りを爆発させるシーン、綾野剛さんの鬼気迫る演技は鳥肌ものだ。観客にとっては、あっというまの129分だろう。企画・プロデュース:和佐野健一このルポルタージュに出会った瞬間、これは今すぐ映画にすべきだと確信しました。誰かを糾弾するためでも、「真実とは何か?」という難解なテーマを投げかけるためでもありません。三池監督、綾野さん、そして素晴らしい俳優陣の想いが、この作品をただひたすら純粋に、心の奥深くに突き刺さるエンターテインメントへと昇華させてくれました。『でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男』は6月27日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:でっちあげ~殺人教師と呼ばれた男 2025年6月27日より全国にて公開©2007 福田ますみ/新潮社 ©2025「でっちあげ」製作委員会
2025年04月02日綾野剛主演映画『カラオケ行こ!』が、GWにリバイバル上映を行うことが分かった。本作は、和山やまの漫画を映画化し、観客動員53万人突破、第48回日本アカデミー賞最優秀音楽賞を含む4部門で受賞した話題作。絶対に歌が上手くならなければならないヤクザ・成田狂児を綾野剛、物語のカギを握る、悩める合唱部部長の中学生・岡聡実を齋藤潤が演じるほか、芳根京子、橋本じゅん、坂井真紀、宮崎吐夢、ヒコロヒー、加藤雅也、北村一輝らが出演している。今回のリバイバル上映は、「『カラオケ行こ!』大感謝祭2025」と銘打ち、3日間行われる。また、応援あり歌唱ありペンライトありなどの絶唱応援上映(※一部劇場を除く)、劇場のスクリーンでしか見ることのできない本編前の特別映像、新たに制作された入場者特典の配布も。新規グッズ販売に加え、既存のグッズやパンフレットの再販も予定している。なお上映劇場情報は後日、公式サイトにて発表される。『カラオケ行こ!』大感謝祭2025は5月3日(土・祝)~5月5日(月・祝)開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2025年04月01日元サッカー日本代表で川崎フロンターレのレジェンド、中村憲剛が23日、自身のインスタグラムを更新。【画像】中村憲剛、“沖縄サッカーキャンプ2025”に参加那覇空港での投稿にファン歓喜沖縄キャンプでの様子を伝える写真を投稿した。キャプションにはシンプルに「⚽️♂️️」と記され、サッカー、ランニング、食事といったキャンプでの充実した日々が垣間見える内容となっている。 この投稿をInstagramで見る 中村憲剛(@kengo19801031)がシェアした投稿 投稿には多くのいいね!が寄せられており、プロ選手時代と変わらぬ情熱で次世代を育てる中村の姿勢に、注目が集まっている。
2025年01月23日シンガーソングライター・堂本剛が、1月14日(火)25時からの生放送『.ENDRECHERI./堂本剛のオールナイトニッポン』でパーソナリティを務めることを発表した。昨年は全国ツアー『.ENDRECHERI. LIVE TOUR 2024「RE」』を開催。12月には新曲「Machi….」をリリース、2025年は2月にバレンタインイベントの開催が決定しているほか、ミニ・アルバム『END RE』のリリースも予定されるなど様々な活動が話題を呼んでいるシンガーソングライター・堂本剛が『オールナイトニッポン』のパーソナリティを担当。.ENDRECHERI.からファンクを軸にしたジャンルレスな音楽を発言し続けている堂本剛がどんな2時間の生放送を作りあげるのか。番組は、1月14日(火)25時から生放送。<番組概要>ニッポン放送『.ENDRECHERI./堂本剛のオールナイトニッポン』1月14日(火) 25:00~27:00 (1月15日(水) 午前1:00〜3:00)■パーソナリティ .ENDRECHERI./堂本剛■メールアドレス end@allnightnippon.com■番組公式X @Ann_Since1967■番組ハッシュタグ #堂本剛ANNこの番組はradikoのタイムフリー機能で放送1週間後まで聴取可能
2025年01月07日元サッカー日本代表の中村憲剛が2日、インスタグラムを更新した。【画像】元サッカー日本代表 中村憲剛、NHKサンデースポーツにてJ1優勝争いを占う「召喚カメラ AR」アプリを使った「3D中村憲剛 AR」を体験した様子を公開した。肩に乗った3D中村憲剛のユニークな画像を披露し、ファンにアプリの活用を呼びかけた。「どんどん召喚して投稿してほしい!」とメッセージも。アプリは公式サイトで詳細を確認でき、使い方次第で中村憲剛との日常風景を楽しめる仕様だ。「肩に乗せる」「横でポーズを決める」などアイデア次第で楽しみ方は無限大。中村本人も「ぜひ自分で試して投稿を!」と熱く呼びかけている。 この投稿をInstagramで見る 中村憲剛(@kengo19801031)がシェアした投稿 ファンからは早速「」や「これは面白い!」といった声が続出している。「やってみたい!」と試したくなるコメントが寄せられ、ARを使った新しい応援スタイルに期待が集まっている。
2024年12月02日堂本剛主演『まる』より本編映像が解禁された。堂本が美大卒でありながらアートで身を立てられず、現代美術家のアシスタントをしている沢田を演じる本作。荻上直子が監督・脚本を務め、平凡な日常が、ある日を境に奇想天外な出来事に巻き込まれていく様を描く。この度解禁されたのは、堂本の“受け”の演技が見どころの2シーン。綾野剛のアドリブに、森崎ウィンのツッコミが光る本編映像となっている。解禁された一つ目のシーンは、堂本演じる沢田が綾野演じる横山に半ば強引に食事に誘われ居酒屋のカウンターで会話をするシーン。隣人同士のふたりが「人の役に立つ」ということに関して話すこのシーンでは、「人の役に立たなければならない」という強迫観念にとらわれ、自己実現できていない自分に葛藤する横山と、「役に立たないとダメなんですかね?」と疑問を投げかける淡々とした沢田との対比が印象的だ。実はこのシーンの「オレ口笛吹けないしね」は、綾野の本読みの時のアドリブから生まれたシーン。普段はあまり積極的にアドリブを採用しない荻上監督の心を掴み、「本番でもぜひ言ってください」とお願いされたという。このセリフを受けた堂本の細かい表情にも注目だ。さらに解禁されたもうワンシーンでは、正体不明のアーティスト「さわだ」として騒がれ始めた沢田が、コンビニでのアルバイトをしている最中に、「一緒に写真を撮ってほしい」と女子高生2人組から突撃を受ける。“推し”を目の前にしたかのように嬉しそうにはしゃぐ女子高生と突然の出来事に戸惑う沢田。そして森崎演じるモーが「何、今の?」とこの状況にツッコミを入れる。自分のあずかり知らぬところで一躍有名になった沢田。奇妙な出来事に巻き込まれていく沢田の表情がどこか可笑しさを感じさせるワンシーンとなっている。また、11月1日(金)からは堂本と荻上監督による副音声上映も決定。映画の舞台裏やキャストの印象など、ここでしか聞けないエピソードが満載だ。さらに公開3週目となる11月1日(金)~11月7日(木)までの上映で来場者特典として、本編上映後に「劇場限定 特別映像(special making)」が上映されることも決定している。『まる』は全国にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月18日より公開© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年10月30日2024年10月20日放送のトーク番組『ボクらの時代』(フジテレビ系)に出演した、俳優の綾野剛さん、アイドルグループ『KinKi Kids』の堂本剛さん、監督の荻上直子さん。綾野さんと堂本さんは、荻上さんが監督した映画『まる』で初共演だったといいます。初タッグの3人ですが、息の合ったトークを展開しました。綾野剛が考える自分らしさとは初め、堂本さんは綾野さんを見て「綾野剛って生きてるんや」と思ったのだそうです。その言葉に対し、綾野さんは「まるまるお返しします」とお互いの第一印象をトーク。俳優として、何役もこなす綾野さんと、音楽、バラエティなど俳優以外の仕事もする堂本さんは、似た部分と異なる部分があるようです。自分らしさを貫くと孤独になるという堂本さんは、生き方についてこのように話します。本来の自分っていうまま、人生生きていくってある種、孤独になることでもあると思うんですよ、でもそれが結果、自分らしく立ち戻れる気がするから僕は極力スイッチ切っちゃってるんですよね。おそらく。どんだけ上げてもブレーカーみたいに落ちちゃうんですよ。ボクらの時代ーより引用そんな堂本さんを見た荻上さんは「すごい純粋な人だと思った」といいます。堂本さんが、綾野さんに「うまくいかなかった時期はある?」と聞くと、綾野さんは「自分主観で考えるとうまくいっている気がまったくしていない」というのです。そして、綾野さんはこのように話しました。自分らしさってなんだろうって(考えて)、年間で自分を生きている時間よりも役を生きている時間が長いので、そういうこと感じたところいっぱいありましたし。でも僕はただただ役者という仕事が大好きでずっと片思い中みたいな感じで自分らしさとか、本来の自分っていうのを探す旅よりも自分じゃない誰からしさを探す旅がとても幸せで魅力的だと感じて。今関わってる人たちの『らしさ』を、見つける喜びというか幸せというか。多分僕しか感じてない、(堂本)剛さんのらしさ、荻上さんらしさ。僕が感じているもの。そういう一つひとつを見つけていくのが、結果自分らしいということなのかもしれない。だから関わっていく人たち、グルーヴを作っていく人たちのことを愛おしいというか、その感覚をすごく大事にしていますね。ボクらの時代ーより引用役者という仕事を愛している綾野さんだからこその、『自分らしさ』に対する考え方を披露していました。堂本さんと綾野さんの考え方が一致したのが、頭の回転を速くする方法。堂本さんは「『頭を冷やす』という文字通り、保冷剤とかで頭を冷やすとマジで回転が速くなるんですよ」と、話します。それに対して綾野さんは「めっちゃ一緒」と話し、「『アイスノン』を買いました」と、頭を冷やすために保冷まくらを購入し、回転を速くするようにしていることを明かしていました。【ネットの声】・内容が濃かった。自分らしさの考え方が、とても共感できた。・モノを作る人の考え方が分かって面白かったです!・堂本さんと綾野さんは、すごく感覚が似ている2人なんだろうな…。あなたが考える『自分らしさ』とは、どういうものでしょうか。もし、頭の回転が遅くなって考えが思いつかない時は、冷やしてみると何か思い浮かぶかもしれませんよ…![文・構成/grape編集部]
2024年10月24日堂本剛が27年ぶりに映画単独主演を務める『まる』のクランクアップ写真と映像が公開された。堂本が演じるのは、美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなす毎日に慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた◯(まる)を発端に、日常が◯に浸食され始める奇想天外な物語だ。公開された写真では、沢田を演じた堂本と、その沢田の隣人で売れない漫画家・横山を演じた綾野剛がそれぞれ笑顔を見せている。また映像では、堂本と綾野それぞれがお互いのクランクアップに駆けつけた様子も明らかとなっている。綾野のクランクアップ時には「時間潰すの大変だったけど……」と照れ笑いをしながら、撮影終了時間まで待って綾野を労いに現れた堂本。そんな堂本の姿を見て「マジか……」と驚きつつも喜びを隠しきれない様子の綾野剛の姿も捉えられている。一方、堂本のクランクアップ時には数日前にアップしていた綾野が駆けつけて熱いハグをするふたりの姿が。思いがけないサプライズに「これはもうオールアップにしないとダメでしょ(笑)」とツッコミを入れつつも笑顔がこぼれる堂本だった。さらに、荻上監督からは堂本自身が描いた「さわだの〇」をもらい、大事に抱えながら「たくさんの愛をありがとうございました!」と堂本らしい言葉で感謝を述べていた。先日行われた完成報告イベントでは、堂本が明かした“クランクアップの日がバレンタインデーだったため、綾野からチョコレートケーキをもらった”というエピソードも話題となっていた“剛剛コンビ”。ふたりが、沢田と横山を演じることを通していかに心を通わせたかが分かるひとコマとなっている。受け身な主人公に初挑戦した堂本は、綾野がいたからこそ沢田を掴むことができたと語っているが、綾野自身も念願だった堂本との共演が大切な時間だったという。悩みながらも沢田を演じ切った堂本を近くで見ていた綾野は「一番難しい言葉を選択している剛さんを目の当たりにして僕自身も救われた気分になりました。相手に言葉を投げる、ではなくて届けようとしている姿勢をずっと近くで見させていただいて、とても近いところで体温を感じられて嬉しかったですね」と、堂本の役に向き合う姿勢に感銘を受けたことを明かしている。堂本は「僕は本当に……好きな作品になりました。なぜなら、観た人それぞれにいろいろな解釈を与える作品でもあるな、と思うからです」と本作の魅力を語る。綾野も「皆さんのイマジナリーとこの『まる』っていう作品が合わさったときにはじめて完成されるようにこの作品はできているはずなので、ぜひ作品を愛でてあげながら自分のことも感じながら観ていただけたら幸いです」と公開に期待を寄せるファンに向けてコメントした。映画『まる』クランクアップ映像<作品情報>映画『まる』10月18日(金) 公開公式サイト: Asmik Ace, Inc.
2024年10月17日堂本剛主演、荻上直子監督・脚本の『まる』よりランクアップ写真と映像が解禁された。堂本剛が1997年の『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来27年ぶり映画単独主演を果たす本作。共演には綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィンら豪華キャストが集結し、奇想天外な物語が展開される。この度、堂本と綾野のクランクアップ写真が解禁。“剛さん”、“綾ちゃん”と呼び合い仲を深めていることが話題となっている、主人公・沢田を演じた堂本剛と、その沢田の隣人で売れない漫画家・横山を演じた綾野剛。解禁された写真では堂本と綾野ふたりがそれぞれクランクアップをむかえ、笑顔を見せている。綾野剛のクランクアップさらに解禁された映像では、堂本と綾野それぞれがお互いのクランクアップに駆けつけた様子も明らかに。綾野のクランクアップ時には「時間潰すの大変だったけど…」と照れ笑いをしながら、撮影終了時間まで待って綾野を労いに現れた堂本。そんな堂本の姿を見て「マジか…」と驚きつつも喜びを隠しきれない様子の綾野の姿も捉えられている。一方、堂本のクランクアップ時には数日前にアップしていた綾野が駆けつけて熱いハグをするふたりの姿が。思いがけないサプライズに「これはもうオールアップにしないとダメでしょ(笑)」とツッコミを入れつつも笑顔がこぼれる堂本だった。さらに、荻上監督からは堂本自身が描いた「さわだの〇」をもらい、大事に抱えながら「たくさんの愛をありがとうございました!」と感謝を述べていた。受け身な主人公を演じた堂本は、綾野がいたからこそ沢田を掴むことができたと語っているが、綾野自身も念願だった堂本との共演が大切な時間だったよう。悩みながらも沢田を演じ切った堂本を近くで見ていた綾野は、「一番難しい言葉を選択している剛さんを目の当たりにして僕自身も救われた気分になりました。相手に言葉を投げる、ではなくて届けようとしている姿勢をずっと近くで見させていただいて、とても近いところで体温を感じられて嬉しかったですね」と、堂本の役に向き合う姿勢に感銘を受けたことを明かしている。27年ぶりの単独主演作について堂本は「僕は本当に・・・・・・好きな作品になりました。なぜなら、観た人それぞれにいろいろな解釈を与える作品でもあるな、と思うからです」と本作の魅力を語る。綾野も「皆さんのイマジナリーとこの『まる』っていう作品が合わさったときにはじめて完成されるようにこの作品はできているはずなので、ぜひ作品を愛でてあげながら自分のことも感じながら観ていただけたら幸いです」と公開に期待を寄せる方々に向けてコメントしている。『まる』は10月18日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月18日より公開© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年10月17日監督・脚本を荻上直子が務める『まる』よりメイキング&オフショットが解禁された。堂本剛が1997年の『金田一少年の事件簿 上海魚人伝説』以来27年ぶりに映画単独主演を果たす本作は、堂本演じる主人公・沢田が、「〇」を描いたことをきっかけに不思議な事態に巻き込まれていくという奇想天外な物語。この度解禁されたのは、貴重なメイキングとオフショット。撮影直前の真剣な様子を捉えたメイキング写真から、和気あいあいと合間時間を過ごすオフショットまで、新たに9点が到着した。主人公・沢田は堂本のあて書きだったこともあり、毎シーン本番でカメラを回す前に必ずしっかりと話す時間を取ってから撮影に臨んでいたという堂本と荻上監督。そして、話し合いをしていたのはふたりだけではない。堂本は現場の様子について「綾野(剛)くんをはじめ、皆さんが『こうなんじゃないかな、こういう解釈もあるんじゃないかな、きっとこういう想いがあるから、こういうセリフを言ってるんじゃないかな』って、監督が『ヨーイ、はいッ』って本番の掛け声を言う直前まで悩んでいる、あの感じが楽しくて」と語る。さらに堂本が「特に難しかった」と語る、映画終盤に沢田の感情が溢れ出すシーンについて、「そこにピークを持っていくつもりで取り組んでいって。実際、気持ちの持っていき方が大変ではあったんですけど、監督やプロデューサーさんをはじめ制作チームのみなさんがすごく親身になって、思いを伝えてくださったので、自分ができうる限り、全霊でお応えしようという思いで挑んでいったという感じでしたね」と、演じた当時の想いを明かしている。また、綾野剛や森崎ウィンと談笑する姿や撮影の合間に古代魚の水槽を掃除する堂本とそれを見守る綾野の姿を捉えたオフショットからは、真摯に丁寧に撮影に取り組み共演を通して信頼関係を築いた、現場のあたたかい雰囲気が伝わってくる。そして、先日の完成報告イベントで森崎が目撃談を紹介していた“ロケ地のコンビニにあったクレーンゲームにハマる堂本”を捉えた貴重な写真も。荻上監督曰く“可愛くない”人形をゲットして満面の笑みを浮かべていたそうだ。『まる』は10月18日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月18日より公開© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年10月13日草彅剛が9日までに、自身のインスタグラムを更新した。【画像】草彅剛が約8年ぶりに"あの仕事"! ファン歓喜「ただいま準備中!お楽しみに!」と綴り、3枚の写真を投稿した。写真には自身のヴィンテージデニムコレクションが映し出されている。その圧巻な景色にファンからは驚きの声が寄せられている。 この投稿をInstagramで見る 草彅剛(@tsuyoshikusanagi_official)がシェアした投稿 この投稿には6万件を超えるいいねが寄せられている。
2024年10月09日堂本剛、27年ぶり映画単独主演作『まる』より新たな場面写真が解禁された。堂本剛が演じる沢田が描いた◯(まる)を発端に、日常が◯に浸食され始める奇想天外な物語となる本作。この度解禁されたのは、綾野剛演じる、沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山を切り取った場面写真。横山は、赤い髪色が特徴的だ。道端に座り込み、途方に暮れた様子でどこかを見つめる姿、“◯”を手に沢田と見つめ合う姿、さらには赤い傘を持ち不適な笑みを浮かべる姿が明らかになり、様々な表情を見せる横山の魅力が垣間見える。◯によって人生が思いもよらない方向に転がり始めた沢田を一番近くで見ている横山。実は荻上直子監督が自身の“闇”を投影してもいるというキャラクターだ。綾野は、横山を具現するにあたって、荻上監督の青い髪からインスピレーションを得て、髪を赤くカラーリング。台本上の横山は“いけ好かなさ”が漂っている、できれば関わりたくないタイプの人物像として描かれていたが、綾野が演じたことによって、その攻撃的な言動の裏側には実に人間くさく、どこか愛おしさすら感じるぐらいチャーミングなキャラクターへと昇華。その入念な役作りによって完成したキャラクターに、堂本も「綾野くんの横山が現場に来てくれて関わっていく中で、僕も沢田がどういう人物なのかをつかむことができた」と、賞賛している。『まる』は10月18日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月18日より公開© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年09月30日俳優の綾野剛が、18日に都内で行われた映画『まる』(10月18日公開)の完成報告イベントに堂本剛、、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィン、荻上直子監督とともに登場した。同作は、監督・脚本を荻上直子監督が務めたオリジナル作。美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田(堂本)は、独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。○堂本剛&綾野剛、互いにクランクアップに駆け付ける「気づいたら…」今作で初共演ながらも“剛さん”“綾ちゃん”と呼び合う仲だという堂本と綾野。クランクアップ時にも互いに現場に駆け付けたそうで、綾野は「僕のクランクアップのときに剛さんが来てくださって、それがとてつもなく嬉しかったんです。気づいたら、剛さんのクランクアップに僕もいましたね」と振り返る。クランクアップに綾野が来ていることに気づいていなかったという堂本。「クランクアップのときって、主演を務めさせていただくときは1人で迎えることがやっぱり多かった。その日はなんとも言えない非常にきれいな夕日を見た後に(クランクアップを迎えて)遠くから『剛さ~~ん!』って綾ちゃんが走ってきたんです。素敵なシーンでしたね~、このシーンを撮りたいぐらいきれいなシーンでした」と回顧した。さらに続けて「花束と、あとケーキをいただきまして……おいしくいただきました。ありがとうございます」と改めて綾野に感謝。ケーキを渡したことについて綾野は照れ笑いを浮かべながら「バレンタインデーだったので……」とタジタジに。堂本も「チョコレートのケーキいただきました。ありがとうございます」と笑顔を見せていた。
2024年09月18日映画『まる』(10月18日公開)の完成報告イベントが18日に都内で行われ、堂本剛、綾野剛、小林聡美、吉岡里帆、森崎ウィン、荻上直子監督が登場した。同作は、監督・脚本を荻上直子監督が務めたオリジナル作。美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田(堂本)は、独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。○綾野剛、堂本剛と初共演で感じた“実家感”「こたつに入ってずっと話しているような……」今作で初共演となった堂本と綾野。綾野は堂本との共演について「とても温かかったです。個人的に剛さんと一緒にお仕事ができることがご褒美のような時間でしたし、なにより他者に対する愛情といいますか、体温を届けてくれる方。現場ではお互いにぬくぬくしてしまって、こたつに入ってずっと話しているような“実家感”があった(笑)」と振り返る。これには堂本もうなずきながら「ありましたね。スケジュールがタイトな日もありましたけど、のんびりしゃべってました」と同意していた。また、堂本と綾野はMCから名前の漢字が同じであることに触れられると「あ、そうなんです」「一緒です」と笑顔。綾野から“剛さん”と呼ばれているという堂本は、綾野の呼び方について聞かれると「多分、彼がずっと呼ばれていないであろう、これからも呼ばれないかもしれない(呼び方を)いろいろ考えた結果、“綾ちゃん”って呼んでます……」と明かす。これに綾野は「綾ちゃん、剛さんで通ってます。綾ちゃんって呼ばれてます……ご年配のスタッフさんに呼ばれるくらい(笑) すごく嬉しかったですし、温かくなりますね」と照れたように笑顔を見せていた。
2024年09月18日米倉涼子主演『劇場版ドクターX』に、綾野剛が出演することが明らかに。併せて、最新予告映像も公開された。今回綾野が演じるのは、大門未知子(米倉)の医大生時代の同期で、未知子の知られざる過去を唯一知る重要人物の河野明彦。開業医として広島・呉で診療所を営む河野は、未知子のルーツを探るために訪れた森本(田中圭)と出会う。出演に関して綾野は「長い間、沢山の視聴者の方々を魅了し、愛されてきた作品にお声をかけて頂きとても光栄でした。この作品の一部になれていたら幸いです」とコメントを寄せている。また予告編では、新院長・神津比呂人や弟・多可人が登場(染谷将太/一人二役)。就任早々、ありえない要求をし病院の面々を困惑させ、未知子は感情をあらわにし、比呂人を問い詰める様子も。シリーズ史上最悪の敵が立ちはだかる。さらに、未知子が医師免許を剥奪されてしまうほどの危険な手術に挑む姿や、多くの銃を向けられている姿などの危機に立ち向かう場面、森本が古びた大門診療所を訪れ、大門未知子誕生の秘密に迫る様子も映し出されている。■綾野剛コメント俳優デビュー作で田村直己監督とご一緒させていただき、プロデューサーの内山聖子さん、主演の米倉涼子さんにも別作品で大変お世話になりました。そして10年ぶりに圭とも共演でき、役者を続けている事で叶うご縁がまたひとつ結実し、ご褒美のようなひと時でした。長い間、沢山の視聴者の方々を魅了し、愛されてきた作品にお声をかけて頂きとても光栄でした。この作品の一部になれていたら幸いです。『劇場版ドクターX』は12月6日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:劇場版ドクターX 2024年12月6日より全国にて公開Ⓒ2024「劇場版ドクターX」製作委員会
2024年09月12日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める、映画『まる』(2024年10月18日公開)の場面写真が9日、公開された。今回公開されたのは、沢田(堂本)だけではなく、沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山(綾野剛)、沢田と同じ職場で働く矢島(吉岡里帆)、腕を怪我しコンビニでアルバイトを始めた沢田とともに働くコンビニ店員・モー(森崎ウィン)、沢田の高校の同級生・吉村(おいでやす小田)、古道具屋の店主(片桐はいり)、そして突如現れる謎の人物・先生(柄本明)らも“〇”にとらわれていく様子を切り取った場面写真。いくつものの〇が張られた郵便受けの前で〇が描かれた紙を見せながら笑顔を向ける横山や、拡声機をぶら下げ、手を使って〇を作り双眼鏡のように覗き込む矢島の姿、さらに真面目かつ穏やかな性格で、嫌な目にあっても笑顔を絶やさないモーは、両手で〇を作りながら「福徳“円”満」の教えを沢田に伝え、先生は丸く切り取られた食パンを掲げる。吉村も我欲をむき出しにした視線で〇を持ち沢田の前に立ちはだかり、古道具屋の店主は沢田が持ち込む〇を見つめる。日常が○に浸食され始める沢田のまわりの個性豊かな人物も続々と○にとらわれていく。(C)2024 Asmik Ace, Inc.【編集部MEMO】映画『まる』ストーリー…美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。
2024年09月09日堂本剛主演『まる』より新たな場面写真が解禁された。美大卒だがアートで食べていけず、売れない現代美術家のアシスタントをしている男・沢田が、ある日、◯(まる)を描いたことを発端に日常が◯に浸食され始めるという、奇想天外な物語の本作。『かもめ食堂』、『彼らが本気で編むときは、』などの荻上直子が監督・脚本を務め、堂本剛が27年ぶりに映画単独主演する。この度解禁されたのは、綾野剛演じる沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山、吉岡里帆演じる沢田と同じ職場で働く矢島、腕を怪我しコンビニでアルバイトを始めた沢田とともに働く森崎ウィン演じるコンビニ店員・モー、おいでやす小田演じる沢田の高校の同級生・吉村、片桐はいり演じる古道具屋の店主、そして、柄本明演じる突如現れる謎の人物・先生ら、注目の豪華キャストらが“◯”にとらわれていく様子を捉えた場面写真。〇が描かれた紙を見せながら笑顔を向ける横山は一体何を企んでいるのか?後ろの郵便受けに貼られたいくつもの〇はどうやら横山の仕業のようだが…?さらに拡声機をぶら下げ、手を使って〇を作り双眼鏡のように覗き込む矢島の姿。彼女は道行く人々に何を訴えようとしているのか?そして、見つめる先には一体誰がいるのか?さらに真面目かつ穏やかな性格で、嫌な目にあっても笑顔を絶やさないモーは、両手で〇を作りながら「福徳“円”満」の教えを沢田に伝え、先生は丸く切り取られた食パンを掲げる。吉村も我欲をむき出しにした視線で〇を持ち沢田の前に立ちはだかり、古道具屋の店主は沢田が持ち込む〇を見つめる…。日常が〇に浸食され始める沢田のまわりの個性豊かな人物も、続々と〇にとらわれていき、物語がどう転がっていくのかますます期待が高まる場面写真となっている。『まる』は10月18日(金)より公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月18日より公開© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年09月09日俳優の綾野剛と星野源が、20日に都内で行われた映画『ラストマイル』(8月23日公開)の完成披露舞台挨拶に満島ひかり、岡田将生、ディーン・フジオカ、大倉孝二、酒向芳、宇野祥平、安藤玉恵、阿部サダヲ、石原さとみ、井浦新、市川実日子、麻生久美子、塚原あゆ子監督とともに登場した。同作は、ドラマ『アンナチュラル』と『MIU404』を手掛けた塚原あゆ子監督と脚本家・野木亜紀子による完全オリジナル映画作品。『アンナチュラル』『MIU404』と同じ世界線で起こる爆破事件を描いている。○綾野剛&星野源、『ラストマイル』カーペットイベント&舞台挨拶に登場ドラマ『MIU404』で刑事・志摩と伊吹を演じた星野と綾野。舞台挨拶前に行われたカーペットイベントでは、舞台上で2ショットと撮るなど仲睦まじい姿を見せており、綾野は「私の役にとって大きかったのは志摩に会えたこと・再会できたこと。そういった個人的な思いが作品を支えていて、それが皆さんに届くと思うととても温かい気持ちになります。このビッグラブな作品をぜひ観に来てください! 志摩、ありがとう!!」と愛情たっぷりに話した。舞台挨拶で綾野は『MIU404』と同じ世界線となる今作への参加について聞かれると「『MIU404』の最後は『ゼロ地点から、ここからだ』というセリフで終わっていて、それがこういう形でつながったのは嬉しいですし、それ以上にきょうは立てていないけど、スクリーンの中でみんながそれぞれ生き続けているということがなんともいえない愛おしさがありました」と話した。一方、星野も「きょうここに来られていない方でも、『この人がここに!』みたいな(ことがある)……まだ隠しているんですよ。観たらびっくりするポイントがいっぱいある。僕も脚本を読んで『やべぇ……』と思った」と期待をあおっていた。また、綾野は『MIU404』撮影中に今作の制作について知ったそうで「僕も(撮影の)途中から聞いていました。なので『MIU404』を撮っているときに眼鏡とか衣装とか残しておかないとと思って、ずっと残していた。きょうもこれは伊吹のつけていた眼鏡なんですけど、もしかしたら最後かもと思ったので、一緒に立とうと思って」と劇中で着用していた眼鏡をかけてきたことを明かした。
2024年08月20日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める、映画『まる』(10月18日公開)の場面写真が12日、公開された。同作は監督・脚本を荻上直子監督が務めたオリジナル作。近年では音楽活動が中心となっていた堂本が、監督と企画プロデューサーから約2年間の熱烈オファーを受け、「自分が必要とされている役なら」と心を動かされ出演に至ったという。○映画『まる』堂本剛ら場面写真9枚公開この度、本作より場面写真一挙公開。今回解禁された場面写真では、沢田(堂本剛)が現代美術家のアシスタントとして働く日常から、段々と○(まる)にとらわれていく様子が捉えられている。自宅で飼う古代魚の様子を伺い、自転車で仕事場に向かい、現代美術家のアシスタントとして絵を描く沢田の日常。そうやって淡々と日々をやり過ごす沢田に、同じ職場で働く矢島(吉岡里帆)は、どこか遠慮しながらも何かを訴えかけるような鋭い目線を投げかけている。そんな日常が一変し、「さわだ」の○が社会現象となっていくが、その正体を知らないアパートの隣人で売れない漫画家・横山(綾野剛)は自分と「同類」だと思い込んで沢田に近づいていく。居酒屋のカウンターに横並びで座る2人の関係性は、〇の影響で次第に変化していく。腕を怪我しコンビニでアルバイトを始めた沢田とともに働くコンビニ店員・モー(森崎ウィン)が、横山と対峙する沢田を心配そうに見つめるカットや、野心的なギャラリーオーナー・若草萌子(小林聡美)が沢田を諭している様子、〇を突き付ける高校の同級生・吉村(おいでやす小田)など、沢田を取り巻く人々との関わりで物語が動き出す様子が明らかに。そして、広い屋上で様々な大きさ、色の○を描く沢田をとらえた1枚は、〇にとらわれた沢田の行き着く先が気になる写真となっている。【編集部MEMO】映画『まる』あらすじ美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。(C) 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年08月12日堂本剛が27年ぶりに映画単独主演を果たす荻上直子作『まる』より場面写真が解禁された。美大卒だがアートで身を立てられず、売れない現代美術家のアシスタントをしている男・沢田を堂本剛が演じる本作。ある日、通勤途中の事故で腕を怪我し職を失い、部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた◯(まる)が発端となり、日常が◯に浸食され始める…という奇想天外な物語だ。共演には綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、柄本明、小林聡美らが名を連ねる。さらに今回、主演・堂本が「.ENDRECHERI./堂本剛」として映画音楽も担当。「.ENDRECHERI.」と「堂本剛」のWネームで、初の映画音楽にチャレンジしている。この度解禁された場面写真では、堂本演じる沢田が現代美術家のアシスタントとして働く日常から、段々と◯(まる)にとらわれていく様子が捉えられている。自宅で飼う古代魚の様子を伺い、自転車で仕事場に向かい、現代美術家のアシスタントとして絵を描く沢田の日常。そうやって淡々と日々をやり過ごす沢田に、沢田と同じ職場で働く矢島(吉岡)は、どこか遠慮しながらも何かを訴えかけるような鋭い目線を投げかけている。そんな日常が一変し、「さわだ」の◯が社会現象となっていくが、その正体を知らない、沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山(綾野)は、自分と「同類」だと思い込んでいる沢田に近づいていく。居酒屋のカウンターに横並びで座るふたりの関係性は、◯の影響でどのように変化していくのか。さらに、腕を怪我しコンビニでアルバイトを始めた沢田とともに働く、コンビニ店員・モー(森崎)が横山と対峙する沢田を心配そうに見つめるカットや、野心的なギャラリーオーナー・若草萌子(小林)が沢田を諭している様子、◯を突き付ける、沢田の高校の同級生・吉村(おいでやす小田)など、沢田を取り巻く人々との関わりで物語が動き出す様子が明らかに。そして、広い屋上で様々な大きさ、色の◯を描く沢田。◯にとらわれた沢田の行き着く先が、気になる一枚だ。個性豊かなキャラクターたちに巻き込まれ、転がり出した運命の先で沢田は一体何を見つけるのか?本作の不思議な魅力が垣間見える場面写真の数々となっている。『まる』は10月18日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月18日より公開© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年08月12日綾野剛と豊川悦司が主演するNetflixシリーズ「地面師たち」より、特別映像とキャラクター相関図が公開された。本作は、実在の地面師事件に着想を得た新庄耕の同名小説のドラマ化。不動産売買をエサに、巨額の金を騙し取る詐欺師集団<地面師>による前代未聞の事件を描くクライムノベルだ。綾野さんが地面師詐欺の道に踏み込む辻本拓海、巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を豊川さんが演じるほか、ハリソン率いる地面師グループの面々に北村一輝、小池栄子、ピエール瀧、そして染谷将太。彼らの標的となる大手デベロッパー「石洋ハウス」の幹部を山本耕史、ハリソンを追う定年間近の刑事役にリリー・フランキーが扮している。そんな100億円を巡る不動産詐欺を手掛ける地面師グループのそれぞれの役割、詐欺手口の一部が垣間見える映像が公開。一癖も二癖もある強烈個性のメンバーをまとめるのは、一際不穏な気配を漂わせる <狂気のリーダー>ハリソン山中。元暴力団幹部という過去を持ちながら、常に敬語で丁寧な姿勢を崩さない不気味さが印象的。地面師の仕事がない期間は、ハンティングに出かけることが多い。ハリソンが練り上げた作戦の元、フロントに立って交渉役を務めるのが、辻本拓海。ある事件に巻き込まれ、失意の中ハリソンと出会って地面師に誘われたため、ハリソンとはどこか師弟のような関係性だ。 時には風貌を変えて潜入調査も行う。詐欺の舞台となる土地(ターゲット)のデータを集めるのが情報屋。候補の土地、想定取引価格、売主情報などを徹底的にリサーチし、より良い土地のデータを<地面師>グループに提供する。地面師詐欺を成立させるために欠かせない、重要な役割を担うのが竹下(北村さん)なのだが、<金に目がないヤク中の情報屋>として、チームに「想定外」をもたらす可能性も。不動産に関する法律の知識が豊富、相手を煙に巻く交渉役の一人を担うのが後藤(ピエール瀧さん)。元司法書士という経歴を活かし、関西弁の勢いと巧みな話術で情報をまくし立て、相手を慌てさせながら優位に交渉を進める。そんな交渉の場に必ず必要な偽物の地主をキャスティングする麗子(小池さん)は、全国各地を渡り歩き、お金が必要な地主の「なりすまし犯」候補を探し出しては、徹底的に本来の地主の個人情報、不動産情報を叩き込む。さらに、地面師必須アイテム、偽造書類を職人技で手配するのは、ニンベン師の仕事。長井(染谷さん)は、ハッカーとしても凄腕の持ち主で、リモートでチームをサポートする。ほかにも、地面師詐欺の餌食になっていくデベロッパーら不動産業者、地主、そして彼らを取り巻く怪しい登場人物に、松岡依都美、吉村界人、松尾諭、駿河太郎、マキタスポーツ、山本耕史。詐欺事件を追う警察には、リリー・フランキーさんと共に池田エライザと、曲者揃いでアウトローな登場人物たちを演じ切っている。Netflixシリーズ「地面師たち」は7月25日(木)Netflixにて世界独占配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年07月21日Netflixシリーズ「地面師たち」の完成報告会が7月4日(木)、都内で行われ、主演を務める綾野剛と豊川悦司、共演の北村一輝、小池栄子、ピエール瀧、大根仁監督が出席した。実際に起きた詐欺事件をもとにした新庄耕の小説を全7話のドラマシリーズで映像化。不動産売買を餌に、100億円規模の金を騙し取る詐欺師集団“地面師”による前代未聞の事件をスリリングに描く。綾野さんが演じるのは、“交渉役”として地面師詐欺の道に踏み込む主人公・辻本拓海。「前代未聞のシリーズものが、日本に誕生した」と誇らしく語り、「騙す側、騙される側がどう生き、どう滅びるのか。フィクションとノンフィクションの狭間で、覗いてはいけないものを、みんなで見つめ、エンターテインメントとして昇華させた作品なので、ぜひ受け取ってもらえれば」とアピールした。綾野剛そんな綾野さんの自信あふれるコメントに、豊川さんも「掛け値なしに、素晴らしいエンターテインメントに仕上がった」と納得の表情。巨額詐欺を率いる大物地面師・ハリソン山中を演じた豊川さんは、印象的なシーンとして、物語の序盤で、綾野さん演じる主人公を、詐欺グループに誘う場面を挙げ「クランクインして、2日目くらいかな。現場の緊張感もすごくあって、とても素晴らしいシーンが撮れた」とふり返った。豊川悦司このコメントに、今度は綾野さんが「あのシーンは、豊川さんの瞳に吸い込まれた」と即座に反応。なりすまし犯をキャスティングする“手配師”の麗子役の小池さんも、「ハリソンと10秒以上、目を合わせていたら、もう、やられそう(笑)。圧倒的な存在感で、役者人生でも味わったことのない恐怖でした」と惚れ惚れしていた。小池栄子作品にちなんだ「もしも100億円が手に入ったら、どう使うか?」という質問に、綾野さんは「シリーズものを3本作りたいですね。1本33億円くらいで」と大きな野望。「今回もそうですけど、新しい物語をちゃんと生んで、作品ファーストで、プラットホームで発信していくのは、とても魅力的」と、今回の経験に大きな刺激を受けた様子だ。豊川さんが「個人で使い切れる金額じゃないし、じゃあ、僕もシリーズものを作りたい」と語ると、綾野さんは「じゃあ、6本になりますね!」と夢を広げていた。豊川悦司&綾野剛“情報屋”竹下役の北村さんは、「大人の作品」だと本作を絶賛。また、司会者から「最近は、ネトフリ俳優と呼ばれることも」と紹介された“法律屋”後藤役のピエール瀧さんは、「それ言い始めたのは多分、大根さん」と苦笑い。大根監督は「正確には、ネトフリ“専属”俳優」と付け加え、笑いを誘った。その大根監督は、脚本も手がけており「脚本を書いている段階から、地面師グループは、ここにいる皆さんが浮かんでいて、第一候補。こうして見事に揃った5人は、えも知れぬ迫力と魅力を持っている」とキャスティングに大満足。「世界配信に恥じない大傑作だと思っております!“騙された”と思って見てほしい」と作品の出来ばえにも、確かな自信を示していた。Netflixシリーズ「地面師たち」は7月25日(木)全7話一挙配信。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年07月05日堂本剛が27年ぶりに映画主演、『かもめ食堂』『彼らが本気で編むときは、』の荻上直子と初タッグを組む映画『まる』の新キャストとして、綾野剛、吉岡里帆、森崎ウィン、小林聡美の出演が発表された。堂本さんが27年ぶりの主演にして新境地を魅せる本作。美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている沢田という男を演じる。数々のオリジナル脚本で話題作を生み出し、国内外で高い評価を得る荻上監督がメガホンをとった。この度、堂本さん演じる主人公・沢田を取り巻く重要キャラクターを演じる豪華キャストが解禁。沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山を演じるのは、主演映画『カラオケ行こ!』やNetflixシリーズ「幽☆遊☆白書」の大ヒットが記憶に新しく、出演のたびにその役づくりが話題となる綾野剛。今回堂本さんとは初共演となり、綾野さん自身「ご一緒したかった」と語る待望の共演に期待が高まる。綾野剛そして、沢田と同じく現代美術家のアシスタントとして働く矢島を演じるのは、主演映画『ハケンアニメ!』、国際的にも高い評価を得たNetflixシリーズ「忍びの家 House of Ninjas」など、映画・ドラマと話題作に出演する吉岡里帆。沢田の事故がきっかけで2人の道も別れることになるが…。吉岡里帆さらに、ミャンマー出身のコンビニ店員・モーを演じるのは森崎ウィン。日本だけではなく海外でも活躍の場を広げる森崎さんが自身のルーツに基づく役柄で、沢田に影響を与えていく。森崎ウィンそして、野心的なギャラリーオーナー・若草萌子を演じるのは小林聡美。『かもめ食堂』『めがね』、NTV「2クール」(08)以来16年ぶりの荻上監督出演作となり、ファン熱望の再タッグが実現。上品さの中に、どこか散臭い雰囲気を漂わせる若草が果たして沢田とどのように関わっていくのか期待が高まる。小林聡美それぞれ主演の堂本さんとは初共演。演じるキャラクターたちは、不思議な世界観の中でどう動き出すのか注目だ。新キャストよりコメント到着●綾野剛:横山(沢田の隣人の売れない漫画家)ひとつひとつ祈りを大切に紡ぐ堂本剛さん。ひとつひとつ心の襞を大事に編む荻上直子監督。その無限のキャンバスに全部署の丹精が織り込まれていく。とっても変梃で健やかで、鮮やかで眩しくて。たまらなく愛おしい"まる"が誕生しました。●吉岡里帆:矢島(現代美術家のアシスタント)荻上組、念願の初参加です。昔から監督の作品のファンで、以前荻上さん脚本の作品に参加させて頂いたこともあり、大変嬉しいお誘いでした。監督の作品から感じる丸くて優しい抱擁して貰えるような世界はある種憧れの場所でした。しかし、ここに来て今作の"まる"は新しい荻上作品の風がビュンビュンと吹いているように思います!タイトルとは裏腹にまるく収まろう、まるく関わり合おう、まるく落ち着こう、そういった事とは正反対の"まる"からの脱却、逸脱、と良い意味の裏切りを秘めた作品です。荻上監督のパンキッシュな一面に触れることが出来たのが貴重な体験で楽しかったですし、堂本剛さんとの共演も静かにワクワクとする時間でした。何か収まり良い所から抜け出したいと思っている方にこの作品をぜひ見て頂きたいです。●森崎ウィン:モー(ミャンマー出身のコンビニ店員)荻上監督と堂本剛さんの紡ぐ物語の中で、自分のルーツでもあるミャンマー人青年として生きる事ができ、嬉しい限りです。国を超え遠い地で営む生活。夢や希望だけでは生きていけない現実を目の当たりにしながらも、生きる喜びを味わう。人生に丸をつけるその日まで、どうやって過ごすか、問われているような撮影の日々でした。僕自身も、演じたミャンマー人青年と共に、福徳円満で円満具足な日々に憧れたのかもしれません。是非、劇場でご体験くださいませ。●小林聡美:若草萌子(野心的なギャラリーオーナー)16年ぶりに荻上監督作品に参加させていただきました。演じたのは、物事に意味や価値を求め、狂騒的になっていく私たちの姿を象徴するような、ギャラリーオーナーです。苦み走っています。周りに惑わされず、自分を信じること、表現することは、とても難しいこと。でも、ときには惑わされたり、痛手を負ってもいい。そんな、「まる」という言葉の哲学的な世界観を突き抜けたあたりを、楽しんでいただければと思います。『まる』は10月、全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:まる 2024年10月公開予定© 2024 Asmik Ace, Inc.
2024年06月27日アイドルデュオ・KinKi Kidsの堂本剛が主演を務める、映画『まる』(2024年10月公開)の新キャストが27日、明らかになった。今回公開されたのは、主人公・沢田(堂本)を取り巻く重要キャラクターを演じる新キャスト。沢田のアパートの隣人で売れない漫画家・横山を演じるのは、映画『カラオケ行こ!』(24)、Netflix『幽☆遊☆白書』の出演が記憶に新しい綾野剛。堂本とは初共演となり、綾野自身が「ご一緒したかった」と語る。そして、沢田と同じく現代美術家のアシスタントとして働く矢島を演じるのは、映画『ハケンアニメ!』(22)、Netflix『忍びの家 House of Ninjas』などに出演した吉岡里帆。沢田が腕をケガしてしまった事故がきっかけで道が別れることになる。さらに、ミャンマー出身のコンビニ店員・モーを演じるのは森崎ウィン。日本だけではなく海外でも活躍の場を広げる森崎が自身のルーツに紐づく役柄で、沢田に影響を与えていく。そして、野心的なギャラリーオーナー・若草萌子役で小林聡美も出演。『かもめ食堂』(06)、『めがね』(07)、日本テレビ系『2クール』(08)以来16年ぶりの荻上直子監督出演となり、上品さの中にどこか胡散くさい雰囲気を漂わせる若草を演じている。コメントは以下の通り。○■綾野剛ひとつひとつ祈りを大切に紡ぐ堂本剛さん。ひとつひとつ心の襞を大事に編む荻上直子監督。その無限のキャンバスに全部署の丹精が織り込まれていく。とっても変梃で健やかで、鮮やかで眩しくて。たまらなく愛おしい“まる”が誕生しました。○■吉岡里帆荻上組、念願の初参加です。昔から監督の作品のファンで、以前荻上さん脚本の作品に参加させて頂いたこともあり、大変嬉しいお誘いでした。監督の作品から感じる丸くて優しい抱擁して貰えるような世界はある種憧れの場所でした。しかし、ここに来て今作の"まる"は新しい荻上作品の風がビュンビュンと吹いているように思います! タイトルとは裏腹にまるく収まろう、まるく関わり合おう、まるく落ち着こう、そういった事とは正反対の"まる"からの脱却、逸脱、と良い意味の裏切りを秘めた作品です。荻上監督のパンキッシュな一面に触れることが出来たのが貴重な体験で楽しかったですし、堂本剛さんとの共演も静かにワクワクとする時間でした。何か収まり良い所から抜け出したいと思っている方にこの作品をぜひ見て頂きたいです。○■森崎ウィン荻上監督と堂本剛さんの紡ぐ物語の中で、自分のルーツでもあるミャンマー人青年として生きる事ができ、嬉しい限りです。国を超え遠い地で営む生活。夢や希望だけでは生きていけない現実を目の当たりにしながらも、生きる喜びを味わう。人生に丸をつけるその日まで、どうやって過ごすか、問われているような撮影の日々でした。僕自身も、演じたミャンマー人青年と共に、福徳円満で円満具足な日々に憧れたのかもしれません。是非、劇場でご体験くださいませ。○■小林聡美16年ぶりに荻上監督作品に参加させていただきました。演じたのは、物事に意味や価値を求め、狂騒的になっていく私たちの姿を象徴するような、ギャラリーオーナーです。苦み走っています。周りに惑わされず、自分を信じること、表現することは、とても難しいこと。でも、ときには惑わされたり、痛手を負ってもいい。そんな、「まる」という言葉の哲学的な世界観を突き抜けたあたりを、楽しんでいただければと思います。【編集部MEMO】映画『まる』ストーリー…美大卒だがアートで身を立てられず、人気現代美術家のアシスタントをしている男・沢田。独立する気配もなければ、そんな気力さえも失って、言われたことを淡々とこなすことに慣れてしまっている。ある日、通勤途中に事故に遭い、腕の怪我が原因で職を失う。部屋に帰ると床には蟻が1匹。その蟻に導かれるように描いた○(まる)を発端に、日常が○に浸食され始める。
2024年06月27日Netflixの7月ラインアップが発表。綾野剛と豊川悦司W主演のクライムサスペンス「地面師たち」、ソン・ガン主演の「Sweet Home -俺と世界の絶望-:シーズン3」、日本初となる男性同士の恋愛リアリティショー「ボーイフレンド」などシリーズ作品、エディ・マーフィ主演のメガヒットムービー最新作『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』など最新映画が揃う。【注目の韓国作品】「Sweet Home -俺と世界の絶望-:シーズン3」7月19日独占配信ソン・ガン主演の人気シリーズが完結へ。グリーンホームの生存者たちとヒョンスは生き残りをかけて戦いに挑み、事態の真相がついに明かされる。「ボーイフレンド」7月9日独占配信日本初となる男性同士の恋愛リアリティショー。ひと夏の共同生活を通じて男性9人が本気の恋を探していく。スタジオMCはMEGUMI、ホラン千秋、青山テルマ、ドリアン・ロロブリジーダ、徳井義実ら。【注目のシリーズ作品】「コブラ会:シーズン6 パート1」7月18日独占配信人気シリーズが待望のシーズン6へ。世界大会に向けてチーム再建に取り組むダニエルとジョニーに、古い敵と新たな脅威が迫る!「マスター・オブ・ザ・ハウス」7月18日独占配信タイ発のミステリーサスペンス。突然の死を遂げたダイヤモンド王が残したのは、巨大な事業と妻となったばかりの元使用人の女性だった――。「地面師たち」7月25日独占配信綾野剛と豊川悦司がW主演、監督・脚本を大根仁が務めるクライムサスペンス。実在の事件に着想を得た同名小説を原作に、不動産売買をエサに巨額の金を騙し取る詐欺師集団“地面師”による前代未聞の事件を描く。「エリート:シーズン8」7月26日独占配信スペイン発の人気サスペンスがついに完結へ。卒業を控えたラス・エンシナス高校では、友情と敵意が絡み合う最後の事件が巻き起こる!【注目の映画作品】『ビバリーヒルズ・コップ:アクセル・フォーリー』7月3日独占配信エディ・マーフィ主演・伝説のメガヒットムービー待望の最新作。型破りな敏腕刑事アクセル・フォーリーが帰ってきた! 娘が危険にさらされ、新たな相棒と組んで悪の陰謀へと挑んでいく。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年06月23日池松壮亮主演映画『本心』の公開が決定。三吉彩花、水上恒司、仲野太賀、田中泯、綾野剛、妻夫木聡、田中裕子も出演する。「大事な話があるの」――そう言い残して急逝した母が、“自由死”を選んでいた。なぜ自ら死を望んでいたのか。どうしても母の本心が知りたい息子の朔也は、最先端のAI企業に「母を作ってほしい」と依頼。テクノロジーは、人の心を再現できるのか。ただ、母の本当の心を知りたかっただけなのに、朔也は自分の心や尊厳さえも見失っていく――。本作は、平野啓一郎の同名傑作長編小説を、石井裕也監督が映画化。技術が発展し続けるデジタル化社会の功罪を鋭く描写する。石井監督作品へは、『ぼくたちの家族』『アジアの天使』など映画・ドラマを合わせ8作品に出演してきた池松さんが演じるのは、時代に置いてけぼりにされた青年・石川朔也。今作は、原作を読んだ池松さんが全幅の信頼を寄せる石井監督に「今やるべき作品」と持ち込んだ、「気の抜けない脚本だった。こんなに集中した夏は初めて」と語る意欲作(撮影は2023年7月)。朔也の母・秋子は田中さんが扮し、生身/VF(ヴァーチャル・フィギュア)という2役に挑戦。秋子の素顔を知るキーパーソンであり、過去の傷を抱えるミステリアスな女性・三好を三吉さん、朔也の幼なじみ・岸谷を水上さん、最新AIのVFの開発を行う技術者の野崎将人を妻夫木さん、ある出来事をきっかけに朔也に興味を抱くアバターデザイナーのイフィーを仲野さん、VFの中尾を綾野さん、リアル(現実)のアバター(分身)として依頼主の代わりに行動する仕事を始めた朔也の依頼人・若松を田中さんと、それぞれ朔也の心情を大きく揺さぶる重要な役どころを担う。コメント池松壮亮本心というあまりに素晴らしい原作を映画化させてくださった平野啓一郎さんに心から感謝しています。この難しい題材にありったけの力を注いでチームを導いてくれた石井裕也監督に心から感謝しています。最高峰のキャスト、最高峰のスタッフが結集し、私たちのこれまでについて、すぐそこまでやってきているこれからについて、2023年猛暑の夏、夢中に懸命に取り組みました。本心を巡る旅路は、人間の本質を見つめ、人間の哀しみを見つめ、欲望と、愛と、存在そのものを追求するような果てしないものでした。自分にとって、生涯忘れられない作品となりました。沢山の観客の皆さまとこの映画を共有できることを心から願っています。三吉彩花三好彩花役を演じました、三吉彩花です。まずこのお話を頂いた時から運命とはこういう事か、と…そして逆に誰が三好をやるのだろうか、と…何だか不思議な気持ちになりました。そして、今の私に必要な役でした。撮影の裏話などをよく聞いていただきますが、こんなに心が苦しかったのは初めてで戸惑いました。それは、三好と一緒に戸惑いました。常に三好と背中合わせで、そこに三好が居るかのような、私にも三好が見えているような感覚でした。皆様にもこの『本心』を感じていただきたいです。本当に素晴らしい方々に恵まれました。この作品を観て救われる方がいらっしゃったら私はとても幸せです。水上恒司本や文字というものは、良質なものほど読み手に委ねると私は考えます。それは大変なことだと考えます。今作、『本心』の脚本に私はその委ねる力を感じました。正直なところ、未だに正解がわかりません。でも石井組に参加してそれで良いのだと学ばせて頂きました。何とも消化の悪く心地の良いクランクアップを迎え、とても嬉しかったです。仲野太賀石井組「本心」に参加できた事をとても嬉しく思います。AIが発達して変わりゆく社会と、変わることのない人間の愛の形を描いた今作がどのようにして映画になっていくのか。脚本を初めて読んだ時、常に挑戦を続ける石井監督の更なる挑戦に、身震いしました。僕が演じたイフィーという役は自由度が高く、軽やかでありながら寂しく、とても欲深い人間味をもっています。複雑なキャラクター像を演じるのは、僕自身大きな挑戦になりました。石井監督の演出を信じて導かれるように撮り切れたと思っています。田中泯「本心」のひとこまに居る事事は1日で済んだ、これを書いている私は現在、田中泯だ、が、私が演じた「あの人」は今も私の内に居る。映画の中にも短い時間だが「あの人」はずっと居続ける。人の存在は等しく架空だ。事実はなんであれ全て地球の過去となる。本心の台本が届いてから時間は重厚なモノローグに匹敵する貴重な稽古だった。更にも増して、撮影本番の私の右斜めかたわらで、喰いるように私のカラダを見続ける石井監督の存在は、「あの人」と共にあった。感謝!綾野剛池松さんの真心、妻夫木さんの愛情、石井裕也監督の真摯さに触れられて幸せでした。私の役柄は、VF(ヴァーチャル・フィギュア)です。私を生んでくれた家族。もう会えない人に会いたいという果てしない想い。それぞれがそれぞれの心と向き合うこと。そして、私という"再生"と生きていくことの誠実さを体感しました。本作が観てくださる方々にとって、ご自身の本心との対話のきっかけになりましたら幸いです。妻夫木聡石井組には何度も参加させていただいていますが、石井組の一体感は改めて素晴らしいものでした。AIの世界は未だ私たちにとって未知の領域です。僕たち人間には感情があるからこそ存在している意義があると思いますが、人間とAI、リアルと仮想空間、うまく共存できる世の中というのがあっても、僕は面白いんじゃないかとこの映画で思わされました。そして、そう思わせてくれる未来は意外とすぐそばなのかもしれない、未来予想図のようなこの映画を是非映画館で楽しんで欲しいです。田中裕子『本心』の脚本を読んだ後、石井監督に聞きました。「ここに書かれている世界はだいぶ先の話しですよね」と。「いいえ、近い未来10年とか、あとちょっとぐらいかな」監督はそうおっしゃいました。世の中の新しいシステムについて行けず、困ったなぁ感満載の私の日々です。でもね。この作品の主人公の男の子はいっぱい泣くんです。池松くんの涙を見てると、「こんなに男の子が泣いてくれるんだったらまぁいいか…」と近い未来の恐怖にちょっとだけ安心する私がいます。観ていただけたらわかると思うんだけどな。石井裕也監督平野啓一郎さんの傑作小説を映画化できて本当に光栄に思います。これからさらに普及していくAIやテクノロジーに対して少しでも不安に思っている方々に捧げる映画です。これから確実に到来する複雑な世界の中で、登場人物たちは地に足をつけられず、ひたすらに迷子になっていきます。それは明日の僕たちの姿です。あるいは、もしかしたら僕たちはもうとっくに迷子になっているのかもしれません。素晴らしいキャストとスタッフと共に人が生きる喜びをシンプルに祝福するためにこの映画を作りました。不思議で面白い極上の迷子を是非劇場でご堪能ください。平野啓一郎『マチネの終わりに』、『ある男』に続き、『本心』が映画化されることとなり、私は期待に胸を膨らせました。しかも、驚くほど豪華なキャスト! とは言え、本作の映像化の困難は容易に想像がつきました。2040年代の日本と、その世界を生きる人々は、果たしてどのように描かれるのか? 登場人物たちの人生を通じての思想的な問いかけは? 脚本の段階で相談を受けましたが、私は、原作のプロットを窮屈になぞろうとするのではない、石井裕也監督による映画的な再構築を受け容れました。試写会では固唾を飲んで見守りました。小説の映画化に於いて、原作と映画は、一種、共同的なライバル関係にあるのだということを、私は強く感じました。一つの新しい世界が誕生しました。そして私は、それを実現した監督、俳優を初めとする映画制作者たちに敬服しました。『本心』は11月8日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:本心 2024年11月8日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2024 映画『本心』製作委員会
2024年06月21日