俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(公開中)の本編映像が22日に公開され、同作のアドトラックが走行することも明らかになった。○■感情を爆発させる齋藤潤とそれを受け止める綾野剛『カラオケ行こ!』本編映像今回公開されたのは、声変わりで上手く歌えずに葛藤を抱える聡実(齋藤潤)が狂児(綾野)と衝突するシーンの本編映像。合唱部でも後輩の和田(後聖人)から責められ、副部長・中川(八木美樹)ともどこか会話がギクシャクしたりで踏んだり蹴ったりな聡実。そんな聡実の元へ追い打ちをかけるように、校門に寄せたセンチュリーから狂児がにやりと笑いかけてくる。これまでの落ち着いたキャラクターからは想像できないほどに感情を爆発させてしまう聡実と、そんな聡実を受け止める狂児のやりとりが印象的なシーンとなっている。また、27日から狂児と聡実の撮り下ろしビジュアルを使用したデザインのアドトラック「紅」号が、「渋谷・原宿・表参道」「池袋」「新宿」の都内3エリアを走行することも決定。3月4日までの7日間、都内を激走する。【編集部MEMO】映画『カラオケ行こ!』は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会
2024年02月22日綾野剛が絶対に歌がうまくならなければならないヤクザを演じている映画『カラオケ行こ!』の本編映像が公開された。公開5週目を迎え、動員36万人を突破した本作。これを記念して公開された本編映像は、ヤクザ・狂児(綾野さん)と中学生・聡実(齋藤潤)が次第に絆を深めていく中で、さらに心の距離を縮めるきっかけとなった屋上でのシーン。なお、このシーンは鑑賞者の間でも特に人気のシーンとなっており、聡実が口にした声変わりの葛藤を打ち消すように話す、狂児のセリフが印象的。また終盤はアドリブとなっており、狂児と聡実の距離感が伝わるやりとりにも注目だ。そして、「役者さんの本気を見ました。歌って芝居なんだなと。そして芝居って愛なんだなと。聡実が狂児にそうだったように、教えていると思っていたら逆に気付かされていることが私たちにもきっとある」(よよよちゃん/令和の歌まねヒロイン)、「偶然に出会った2人の妙な関係、カラオケを通して自然と芽生えていく友情、最後は誰もが感動するでしょう。カラオケ好きな人にもそうでない人にもオススメ!」(ほいけんた/タレント)など、各界著名人によるコメント第2弾も公開された。2月18日(日)には、追加の大ヒット御礼舞台挨拶も新宿・府中・立川の都内3か所で実施される。『カラオケ行こ!』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2024年02月17日俳優の齋藤潤が、5日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に綾野剛、坂井真紀、宮崎吐夢、八木美樹、後聖人とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■齋藤潤、体力使い果たしたシーン明かす「倒れかけたくらい……」舞台挨拶が声出しOKの応援上映後に行われたことにちなみ、「劇中で応援してほしい・盛り上がってほしいシーンは?」と聞かれると、齋藤は聡実が走るシーンと回答。「実はあんなに速く走ると思っていなくて……カメラを車に載せて撮影したんですが、予想以上に速くてですね(笑)。本番は1、2回だったんですが、思いっきり走りすぎて倒れかけたぐらい(体力を)使い果たしたので、『がんばれ~!』って応援してください!」と笑顔で呼びかけた。また、SNSで「泣ける」という声もあがっている同作。齋藤は個人的にグッとくるポイントについて「いちばんは狂児の目線。僕は狂児の目線がすごく大好きで(心が)キュ~ってなります」と熱弁。さらに「あとは『紅』を聴いている狂児のお顔が美しくて美しくて……すごく儚いなと思いますし、グッときますね」とうっとりした様子で話し、綾野を照れさせていた。
2024年02月06日俳優の綾野剛が、5日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶に齋藤潤、坂井真紀、宮崎吐夢、八木美樹、後聖人とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、『カラオケ行こ!』応援上映に「コンサートのステージの感覚」声出しOKの応援上映後に行われた今回の舞台挨拶。客席には劇中で狂児(綾野)が歌うX JAPANの「紅」にちなみ、赤いサイリウムを手に上映に参加する観客や、タンバリンなどで会場を盛り上げる観客の姿も見られた。大盛り上がりとなった応援上映に綾野は、「最高に嬉しいですね。この作品にとってすごくいい相乗効果といいますか、とても相性のいい関係性だなと思います。僕たちも今、コンサートのステージに立たせてもらっているような感覚です(笑)」と喜びを口にした。そして、客席のサイリウムだけでなく綾野の髪色も“紅”色にカラーチェンジしていることにMCが触れると、「紅色ですね……(笑)。別の作品の役作りでやってまして、くすんだ赤色というイメージだったんですけど、どうにも“紅”の方に寄っていってしまう(笑)。今日こういう形(髪色)で来られたのも1つの縁だと思いますので、喜んでいただけたら……」と照れながら、新たな髪色をアピールしていた。
2024年02月06日映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が5日に都内で行われ、綾野剛、齋藤潤、坂井真紀、宮崎吐夢、八木美樹、後聖人が登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、映画『カラオケ行こ!』舞台挨拶に登場オーディションから齋藤を見守っていたという綾野。齋藤は「大阪の舞台挨拶で、(綾野の存在の大きさについて)質問されたときに長すぎて止められちゃったんです(笑)」と話す。そんな齋藤は、綾野へ手紙を書いてきたそうで壇上で読むことに。スタンドマイクがステージ上に用意されると綾野は「こういう感じですか! 見たことありますね(笑)」と照れた表情を見せていた。齋藤は、「剛さんへ。改めてお誕生日おめでとうございます。憧れの大人である剛さん、そして俳優である綾野剛さん。お会いするまでは画面越しに見ていた僕、そして一緒にお芝居させていただいた時間、こうして同じ舞台に立っていること、いつも夢のように思っています。ありがとうございます。撮影時、僕が一人の俳優としてのスタートラインを切るために立ち向かわなければならないものに向き合っている間、いつも隣で見守り、支え続けてくださいました。だからこそ、僕はこの映画『カラオケ行こ!』を聡実くんと一緒に乗り越えることができ、俳優としての第一歩を踏み出せたことが本当に本当に幸せでした。この環境を守り続けてくださる剛さんには、感謝の思いでいっぱいです。もうすぐ剛さんに会う機会がなくなってしまうと思いますが、必ずまたお仕事でお芝居できるように僕もがんばります。僕もこれから一つ一つの役を生きていく中でたくさんのものと出会って、自分の成長への起爆剤にしていけたらと思ってます。お忙しいと思いますが、健康第一でいてください。齊藤潤より」と感謝とともに熱いメッセージを送る。これを聞いた綾野は齋藤と熱いハグを交わし、観客から大歓声が上がる中「くるものがありますね……」と感激。「とてもまっすぐな言葉で自分にはもったいないなと思うぐらい。本当に素敵な文章をいただきまして、とても感銘を受けております」とかみしめていた。続けて、「オーディションで出会ったときから今日まで『カラオケ行こ!』という作品・原作・現場は、彼の俳優として、役者としての誕生を目撃した瞬間だと思ってます」と話し、「これからの彼をどう僕たちが見つめ続けるということも、とても大切だと思っていて、その見つめが彼を成長させ、育てていくと思っています。僕も皆さんにそのように育てていただいてました。ですから、これからもずっと見続けていきますし、必ずまた共演しましょう!」と齋藤に語りかけていた。
2024年02月05日俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(公開中)の入場者プレゼント第2弾が、公開された。○■映画『カラオケ行こ!』入場者プレゼント第2弾は「ボイス付きビジュアルカード」公開3週目を迎えた同作だが、関西3劇場で行われた山下敦弘監督と齋藤潤ら中学生役キャストによるティーチイン付き上映はチケット即完売、そして先週に続き土日のチケットが完売になる劇場が続出するなど、その勢いを増している。この好調ぶりを受け、2月3日より入場者プレゼント第2弾として「ボイス付きビジュアルカード」の配布が決定。表面は狂児(綾野)と聡実(齋藤)が並んでガードレールに腰を掛ける初解禁のビジュアルとなっており、裏面のQRコードからリンクに飛ぶと、本編シーンのボイスが再生できる仕様になっている。入場者プレゼントは各劇場なくなり次第終了、ボイスの視聴期限は3月2日23時59分までとなっている。さらに、かねてより要望の多かった応援上映の開催も決定。「紅に染まれ!『カラオケ行こ!』絶唱応援上映」と題し、2月4日に全国11都市16劇場で実施される。また、2月5日には大ヒット御礼舞台挨拶も開催することが決定した。【編集部MEMO】映画『カラオケ行こ!』は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会
2024年01月30日俳優の齋藤潤が、24日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が綾野剛、ヒコロヒーとともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■齋藤潤、10回以上鑑賞の観客にふかぶかお辞儀口コミとともに評判が広がってる同作。会場にもすでに何度も鑑賞している観客もおり、MCから「5回目以上の人?」という問いかけにも手が挙がると、綾野も「うわぁ~すごい!」と感慨深げな表情を見せる。さらに会場には10回以上観たという観客もちらほら。これには齋藤も驚きを隠せない様子で、綾野とともに深々とお辞儀をし、感謝を伝えていた。イベント終盤には、SNSで募集した質問にキャスト陣が回答するコーナーを実施。綾野と齋藤に「お互いの好きなところを2つ教えてください」という質問が寄せられる。「時間の都合で短めに」とMCからお願いされた齋藤は、「えっ! 短く抑えられないです! 本当にたくさんあるんですけど、大きく挙げるとしたら“優しい”“かっこいい”。そこから枝分かれして、インタビューでの言葉選びに毎回感動するとか……短く言葉にはできない!」と早口になりながら綾野への愛を語った。
2024年01月24日お笑い芸人のヒコロヒーが、24日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が綾野剛、齋藤潤とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■ヒコロヒー、初対面の齋藤潤に「かわいらしい子」綾野の誕生日を祝うためにサプライズで登場したヒコロヒー。綾野にもサプライズでの登壇だったため、舞台挨拶の前もバッティングしないように対策されていたようで、「『喫煙所だとバレる可能性があるので、たばこを我慢してください!』って(言われた)。なので我慢させていただいて……」と明かし、笑いを誘った。綾野と親子を演じたヒコロヒーだが、劇中では共演シーンがなかったそうで、「大体こういうサプライズって、苦楽を共にした俳優仲間とかが出てきて、グッとくるみたいな想像していたんですけど、私きょう初対面……」とまさかの告白で会場を驚かせる。綾野も「実は初対面なんです(笑) それでも来てくださったヒコロヒーさんに感謝です」と伝えていた。また、同じくヒコロヒーと初対面だという齋藤が挨拶をすると、ヒコロヒーは「なにこのかわいらしい子は!」と反応。綾野も「母です! おかんです!」と紹介していた。
2024年01月24日映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の大ヒット御礼舞台挨拶が24日に都内で行われ、綾野剛、齋藤潤、ヒコロヒーが登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、“紅”色の花束&特製ケーキでバースデーサプライズイベントでは、26日に42歳の誕生日に迎える綾野を祝福するため、劇中で狂児(綾野)の母を演じたヒコロヒーが、特製バースデーケーキとともに“紅”色の花束を持ってサプライズで登場。まさかのサプライズに綾野は、「えっ!!」と驚いた表情を見せ、「母さんっ!! 本当ですか!? これは驚きました!」と目を見開く。ヒコロヒーから「狂児、お誕生日おめでとう!」と祝福されると、「母さん~ありがとう! 来ていただいて嬉しいです」と笑顔を見せた。また、改めて観客からも「お誕生日おめでとう~」と大声援を受けると、綾野は「ありがとうございます……やめてください……(笑)」と照れた表情で話す。42歳の抱負を聞かれると「健康第一ですかね?」とコメント。さらに「この作品は僕たちが見たことのない景色をすでに見させてくれていますが、さらにすごい景色を見させてくれるんじゃないかなと。また、聡実と狂児とおかんと共演したいですね!」と語った。
2024年01月24日和山やまの漫画の映画化『カラオケ行こ!』が、綾野剛主演で現在公開中。この度、メイキング写真が公開された。1月12日より公開中の本作は、Filmarksの初日満足度ランキングで邦画部門第1位を獲得、鑑賞者から絶賛の声が寄せられている。今回公開されたメイキング写真は、思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役の齋藤潤が、綾野さんをはじめ強面のヤクザ組員の間に囲まれる、スナックでの様子を捉えたもの。映画の見どころシーンのセットで撮影されており、笑顔を見せるヤクザ組員たちと比べて、どこかこわばった様子の聡実の姿からは、作品ならではのユーモアが感じられる。『カラオケ行こ!』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2024年01月19日映画『カラオケ行こ!』(公開中)の公開記念イベントが18日にカラオケまねきねこ 渋谷本店 ライブルームにて行われ、綾野剛、齋藤潤、やべきょうすけ、吉永秀平、チャンス大城、山下敦弘監督が登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■映画『カラオケ行こ!』公開記念イベントに綾野剛ら登場全国へカラオケチェーン店を展開する「カラオケまねきねこ」のライブルームに登場したキャスト、監督。綾野は「まさか、カラオケ店で……という。この映画ならではの会、違った感覚で楽しんでおります」と驚く。キャスト陣は舞台上にカラオケのセットが組まれていることにも興奮気味で、綾野も「役の通りですね! 炒飯まである!」と細部へのこだわりに注目していた。年も住む世界も違う狂児と聡実の2人の唯一無二の関係性を尋ねられると、綾野は「リハーサルからずっと時間を共にしてきて、ヤクザと中学生なので噛み合っていけないのがベースにあって、漫画では聡実くんの心の声が成立させているんですが、映画なので、ストイックに心の声を使わずにやりました。噛み合ってなくて、お互いカットかかった後不安じゃないですか。なのでなるべく近くにいましたよね。『大丈夫、皆で作っているから、みんなで船を漕いでいるから、ひとりじゃないよ』ってね」と撮影時を振り返る。齋藤も「言葉ではあまり伝わらないかもしれないのですが、本当に心強くて……心強かったですよ!」と重ねてアピールし、可愛らしい姿にヤクザたちもメロメロの様子だった。公開後だからこそ話せる撮影のエピソードとして、屋上のシーンの話に。「屋上のシーンは撮り直したんだよね。スケジュールキツキツでやったんですけど、やっぱりと思って撮り直したんだよね。後日撮り直したんですが、全然違いましたね。映画の肝だったんでね」と撮影秘話を明かす山下監督。「編集に入ってて、差し入れを持って行った時にそのシーンの時で。監督が後ろからのワンカットで攻めようと思う、みたいな話をしていて」と綾野も重ねると、「『攻めすぎです』って言われてね。結局やめましたね」と明かす山下監督に、「じっくり撮ったからこその正解が見えると思いましたね」とまとめる綾野だった。狂児が劇中で歌う「紅」歌唱シーンを皆で見るコーナーでは、やべが「めちゃめちゃうまい!なんですかあの画は! 空気感が全然違う! あのヘドバン! 一瞬バンギャにみえたもん!」と改めて大絶賛。綾野は「『紅』は色々な歌い方を受け止めてくれるんですよね。受け皿が果てしないので」と話す。吉永は「その横でよくあーやってチャーハン食べられるよね」と齋藤の受けの芝居を大絶賛し、やべも「大物になるよ!」と太鼓判を押した。
2024年01月18日綾野剛主演映画『カラオケ行こ!』が現在公開中。各界著名人からコメントが到着した。本作は、合唱部部長の中学生が突然、ヤクザにカラオケに誘われ、歌の指導を頼まれるという奇抜な設定と、予想に反するエモい展開、そして思わずクスッと笑ってしまうユーモアで、マンガ大賞2021第3位をはじめ、マンガ賞に続々ランクインし、累計60万部を突破、続々と重版されている漫画の映画化。絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・成田狂児役を綾野剛、思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役を齋藤潤が務めたほか、芳根京子、橋本じゅん、坂井真紀、加藤雅也、北村一輝らが参加。1月12日に公開を迎えると、SNSでは「原作へのリスペクトが感じられる」「漫画では映らない部分を見て聴ける」「原作も大好きですが、音楽があることもあって実写版めちゃくちゃ面白かった」と原作ファンも多く駆け付けた様子が見られた。そして、川島明(麒麟)からは「聡実と狂児の間に流れる蒼い空間、そこに差し色のように広がっていく紅。もう一度みたいから、映画館行こ!」と原作ファン目線での言葉が到着。夏帆は「和山さんのシュールな世界観はそのままに、映画ならではの表現が随所に散りばめられていて、これは山下さんにしか撮れない映画なのでは...と、なによりこんな山下さんの映画を見たかった!とうれしくなりました...!」とコメント。ヒャダインは「愉快痛快なコメディを期待してたら、おやおやこれは甘々な青春ラブストーリーではないですか!!聡実がかわいすぎる。途中からぐふぐふ言いながら楽しめる傑作です。応援上映したい!」と絶賛した。また本作の主題歌であり、狂児がカラオケ大会で勝負曲として掲げている「X JAPAN」の「紅」。「X JAPAN」YOSHIKIは、公式Xで「なんか凄そう。紅だー」と期待するコメントも投稿している。『カラオケ行こ!』は公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2024年01月16日女優の芳根京子が、12日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の初日舞台挨拶に綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、チャンス大城、坂井真紀、北村一輝、山下敦弘監督とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■芳根京子、“教え子”齋藤潤の成長ぶりにしみじみ「先月お会いしたときよりも……」劇中で狂児が歌うX JAPAN「紅」にちなみ、赤を取り入れたコーディネートで登場したキャスト・監督陣。芳根は美脚をのぞかせる黒のシースルードレスに赤のブーツを合わせた大人なスタイルで観客を魅了した。聡実(齋藤)が所属する合唱部の副顧問・森本ももを演じた芳根は、齋藤の成長ぶりに驚いたそうで「本当に背が伸びて声も低くなって! 私、結構なヒールを履いているんですけど身長を抜かされています。先月、完成披露でお会いしたときよりも大きくなった気がして、成長を感じますね」としみじみ。綾野は、齋藤とともに「ヤクザと中学生の交流を演じるにあたって、かみ合ってはいけない」という演出を受けていたそうで、不安を抱えながら撮影に臨んでいたと振り返る。完成した作品を観た綾野が、天然なもも(芳根)の姿を見て「かみ合わないってこういうことを言うんだ! と思った」と明かすと、芳根は「私は計算じゃなく、本当にかみ合わなかったんですよ……(笑)」と照れた表情。綾野からの「それが素晴らしかった。全てを愛で凌駕する」という絶賛を受け、「ありがとうございます。ラッキー!!」と笑顔を見せていた。
2024年01月12日俳優の齋藤潤が、12日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の初日舞台挨拶に綾野剛、芳根京子、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、チャンス大城、坂井真紀、北村一輝、山下敦弘監督とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、新星・齋藤潤を絶賛「とてもリスペクトしています」オーディションを勝ち抜き、今作への出演を決めた齋藤は「僕自身こういう映画にこんなにチャレンジな役で大きく出させていただくことが初めてで、今日からこの作品が放たれることに、まだ気持ちが追いついてない部分が正直あります」と心境を吐露。「この作品に関わる全ての方々に感謝したいと思いますし、今こうして皆さんの前でこういった舞台に立たせていただけていることが幸せだなと感じています」と感謝を伝えていた。MCから「綾野とどのように関係性を作り上げたか」という質問が寄せられると、答えを考えている齋藤に綾野ら先輩俳優陣の注目が集まる。視線に気が付いた齋藤が照れたように笑顔を見せると、綾野らは「かわいいっすね……」とメロメロの様子だった。また、そんな齋藤と共演シーンが多かった綾野は「一緒に船に乗って、一緒に漕いできました。彼はあらゆることから目を背けず、最後まで現場に立ち向かった。とてもリスペクトしています」と、ともに撮影を乗り越えた齋藤に賛辞を贈った。さらに、齋藤は母親を演じた坂井からも「大きな映画が初めてとお聞きしていたんですけど、そんなことを感じないくらいすごくしっかりされてました。自分の芝居に納得がいかないなと思ったら、きちんと監督とお話されて、『もう一回やらせてください』とちゃんと言えて素晴らしいなと思いました」と絶賛されていた。
2024年01月12日映画『カラオケ行こ!』(1月12日公開)の初日舞台挨拶が12日に都内で行われ、綾野剛、齋藤潤、芳根京子、橋本じゅん、やべきょうすけ、チャンス大城、坂井真紀、北村一輝、山下敦弘監督が登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、黒のスーツ姿で『カラオケ行こ!』初日舞台挨拶に登場劇中で狂児が歌うX JAPAN「紅」にちなみ、赤を取り入れたコーディネートで登場したキャスト・監督陣。綾野は胸元の赤のチーフを差し色にした黒のスーツ姿を披露した。綾野は初日を迎えた感想を「とにかく嬉しい。この映画はたおやかで優しい作品です。青春っていろんな形があると思うんですが、この作品は一周回ってある種の優しさみたいなものが包んでいて」と話す。続けて「それは何かというと、岡聡実を演じた齋藤潤くんの成長や実寸大の姿を作品の焼き付けようと集結した現場だったというのが、この作品のカラーになっている。そういったところもくみ取ってくれたら嬉しいです」とメッセージを送った。「紅」の歌唱シーンについて聞かれると、綾野は「『紅』は何の迷いもなく“情念”を込めて歌っておりました。叫んで驚かせてしまい、すみませんでした……」と観客に謝罪しつつ振り返る。劇中では他の楽曲も披露しているそうで、「他の楽曲は『紅』よりも歌えているという演出だった。狂児的には“情念”がこもらないので難しかったですね」と苦労を明かしていた。綾野の歌声を間近で聴いていた齋藤は「『紅』をリハーサルで初めて聴いたときは衝撃でした。僕もそのとき『紅』を毎日練習していたので、裏声で歌うとこんな感じになるんだとびっくりしました」と感想を語った。イベントのラストには、同作にちなみ登壇陣が「紅だぁ~~!」の掛け声とともにマイク型のクラッカーを鳴らす演出も。練習では、綾野が観客に「フォローお願いします!」と声援をお願いする場面も見られ、本番では綾野らキャスト陣がクラッカーとともに絶叫。大きな声援に包まれていた。
2024年01月12日俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)のポスターが1日、公開された。○■映画『カラオケ行こ!』名作映画オマージュポスター今回公開されたのは、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』『E.T.』『ラ・ラ・ランド』をオマージュしたポスター。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』では、世界を席巻した年の差コンビに、『E.T.』は人間と宇宙人という立場を超えた感動の友情に、『ラ・ラ・ランド』は、美しい夜空の下でダンスを踊るセバスチャンとミアにオマージュを捧げ、狂児(綾野剛)と聡実(齋藤潤)の関係性を表現している。【編集部MEMO】映画『カラオケ行こ!』は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会配給:KADOKAWA
2024年01月01日和山やまの人気マンガを映画化した『カラオケ行こ!』よりアザービジュアルが解禁された。野木亜紀子脚本、山下敦弘監督、綾野剛主演で贈る本作は、変声期に悩む合唱部の中学生・聡実(齋藤潤)と、歌に悩むヤクザ・狂児(綾野剛)がカラオケを通して交流する、ありえない出逢いから始まった“青春”を描く物語。この度解禁されたのは、本作と同じく2人のありえない出逢い、衝撃の展開を描く名作映画をオマージュしたポスター。ポスターはそれぞれ、『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』『E.T.』『ラ・ラ・ランド』という、映画ファンでなくとも一度は目にしたことがある超有名ポスターをオマージュしている。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』は、世界を席巻した年の差コンビに。そして、『E.T.』にオマージュを捧げたのは、人間と宇宙人という立場を超えた感動の友情に。さらに、『ラ・ラ・ランド』は、美しい夜空の下でダンスを踊るセバスチャンとミアに。それぞれにオマージュを捧げて、狂児と聡実の関係性を表現した。狂児との歌のレッスンを通して2人の関係性が変化する様子や、合唱部で思春期に悩む聡実、それぞれの思いが交差しながら進んでいく本作のストーリーが名作映画の世界観と絶妙に融合したアザービジュアルとなっている。『カラオケ行こ!』は1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2024年01月01日俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)のキャラクターポスター12種が31日、公開された。○■映画『カラオケ行こ!』、絵画風キャラクターポスター一挙解禁今回公開されたのは、同作の個性的なキャラクターたちの“歌”をテーマにした絵画風ポスター12種。X JAPANの「紅」を大熱唱する成田狂児(綾野)、ももいろクローバーZの「行くぜっ!怪盗少女」をフリ付きで歌う万年最下位の歌ヘタ王の小林(橋本じゅん)、カスカスの声でKing Gnuの「白日」を披露する唐田(やべきょうすけ)、桑名正博の「月のあかり」を歌う、ビブラートの癖が強い銀次(吉永秀平)、久保田早紀の「異邦人」を歌い上げる、声が汚い峯(RED RICE)、米津玄師の「Lemon」を壊滅的に歌う通称・キティの兄貴こと尾形(チャンス大城)ら祭林組の面々が描かれている。さらに森丘中合唱部からは、部長でボーイソプラノの岡聡実(齋藤潤)、同じくボーイソプラノの和田(後聖人)、副部長でソプラノの中川(八木美樹)のほか、合唱部副顧問でピアノ担当の森本もも(芳根京子)、合唱部コーチで指揮の松原(岡部ひろき)と、ヤクザとは真逆のさわやかな面々が登場している。両極端な2つの組を絵画風に表現した同ポスターは、仰々しさと登場人物の表情がマッチし、絶妙な味わいを出している。【編集部MEMO】映画『カラオケ行こ!』は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会 配給:KADOKAWA
2023年12月31日野木亜紀子脚本、綾野剛主演で贈る『カラオケ行こ!』。大ヒットドラマ「MIU404」に続いてのタッグに大きな期待が寄せられている。和山やまの同名マンガを映画化した本作。変声期に悩む合唱部の中学生と歌に悩むヤクザがカラオケを通じて交流する姿を描く。人気コミックの実写化ということでハードルが上がる中、「野木亜紀子×綾野剛」のタッグが発表された際には多くの期待の声が上がった。綾野さんは、映画公式ビジュアルブック内で、「野木亜紀子さんの魅力的な脚本をどう解いていくのか――それぞれの見方や感じ方でこうも作品のテイストが変わるのかと驚きました」と、野木さんの脚本を自身なりに解釈し、作品へ向き合ったことを語っている。野木さんはヤクザである成田狂児役に挑戦した綾野さんについて、「綾野さんはこの映画における狂児、「綾野剛の狂児」をきっちり作り上げて演じてくれました。今までやっていそうでやっていないキャラクターですよね。狂児のもつユニークさと、哀愁や色気を存分に、魅力的に見せてくれたと思います」と信頼の思いも語っており、その詳細は発売中の映画公式「ビジュアルブック」で確認してほしい。原作者の和山氏もかねてよりファンだったと公言する、スピード感ある描写の緻密さが魅力の野木脚本。綾野剛とタッグを組んだ「MIU404」も根強いファンが多く、本作で祭林組・組員の小林を演じている橋本じゅんも、綾野さんと同チームの隊員役として出演しており、「MIU404」のキャストが再集結する形となっている。さらに、2024年夏には野木ファン待望の「アンナチュラル」と「MIU404」の世界線が交差した映画『ラストマイル』が公開予定。年末年始にはTBSにて『「アンナチュラル」「MIU404」一挙放送SP』の放送も決定しており、本作を前に野木亜紀子の魅力を再確認する絶好の機会となりそうだ。原作の和山やまが織りなす“和山ワールド”にどのように野木亜紀子の脚本が溶け込んでいくのか。野木さんが描く、原作にはない映画オリジナルシーンにも注目したい。『カラオケ行こ!』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年12月31日俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)のSNS限定ポスターが、公開された。○■映画『カラオケ行こ!』、SNS限定ポスターを5週連続で公開今回公開されたのは、成田狂児(綾野)と岡聡実(齋藤潤)の家族写真のような構図が印象的なSNS限定ポスター。原作者・和山やま氏が朗読劇『カラオケ行こ!』のために描き下ろしたイラストが元になっている。狂児の手元にはタンバリンが握られ、ポスター内には学生カバンとマラカスが床に見切れており、狂児の「セルフタイマー、30秒は長すぎやで」というセリフがふたりの距離感とコミカルさを醸し出すポスターとなっている。また、今回のビジュアルに続き、同作の公式SNSで5週にわたってSNS限定ポスターを公開していく予定となっている。【編集部MEMO】映画『カラオケ行こ!』は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会
2023年12月20日俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)の場面写真と劇中でキャストが歌うセットリストが11日、公開された。○■映画『カラオケ行こ!』、劇中セットリスト公開今回解禁となったのは、成田狂児(綾野)が岡聡実(齋藤潤)に歌のレッスンを教わるきっかけになった、組のカラオケ大会に参加するヤクザたちが、劇中で歌う楽曲のセットリスト。寺尾聰「ルビーの指環」や井上陽水「少年時代」といった懐かしの昭和の名曲から、氣志團「One Night Carnival」や高橋洋子「残酷な天使のテーゼ」などの平成を彩ったカラオケ定番ソング、そしてKing Gnu「白日」米津玄師「Lemon」などの令和のヒットソングといったバラエティ豊かな13曲のラインナップになっている。さらに、岡が部長をつとめる合唱部が歌う合唱曲も解禁。ヤクザたちの歌う恐怖のカラオケ大会に加え、合唱部が歌う合唱シーンにも注目だ。○■映画『カラオケ行こ!』セットリスト<カラオケ大会 楽曲リスト>「紅」 X JAPAN「One Night Carnival」 氣志團「残酷な天使のテーゼ」 高橋洋子「Lemon」 米津玄師「月のあかり」 桑名正博「行くぜっ! 怪盗少女」 ももいろクローバーZ「異邦人」 久保田早紀「白日」 King Gnu「タイガー&ドラゴン」 クレイジーケンバンド「ルビーの指環」 寺尾 聰「マシマロ」 奥田民生「歩いて帰ろう」 斉藤和義「少年時代」 井上陽水<合唱曲>混声合唱とピアノのための『たましいのスケジュール』より「影絵」「心の瞳」混声合唱とピアノのための『その木々は緑』より「その木々は緑」<主題歌>「紅」 Little Glee Monster【編集部MEMO】映画『カラオケ行こ!』は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会配給:KADOKAWA
2023年12月11日俳優の齋藤潤が、4日に都内で行われた映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)の完成披露試写会に綾野剛、芳根京子、北村一輝、やべきょうすけ、チャンス大城、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督とともに登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■齋藤潤、初めての舞台挨拶で「とてつもない緊張」オーディションを勝ち抜いて今作への出演を決めた齋藤は「初めまして。ちょっとこういう舞台に立たせていただくことが今回初めてなので、とてつもなく緊張しているんですが、こうして皆さんにこの映画を観ていただける日が来たんだなと思い、すごく不思議な気持ちで、うれしく思います」と緊張した様子で挨拶。綾野・北村らヤクザチームとの共演シーンも多かった齋藤は、印象を聞かれると「第一印象は怖かった……」と素直に告白。「スタジオでの撮影で初めて顔を合わせたんですが、みなさんメイクも衣装も着ている状態でしたので、“本当にヤクザだなぁ”と……」と話し、笑いを誘う。しかし、第一印象とは裏腹に現場は和気あいあいとした雰囲気だったそうで、「カメラが回ってない時はものすごく優しく接していただいて。ふざけて笑わせてくれて、現場を和ましてくださいました」と振り返った。すると、このコメントを聞いたやべが「大丈夫? 言わされてないね……?」と念押しで確認。齋藤は「本心です!」と笑顔で返していた。
2023年12月05日映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)の完成披露試写会が4日に都内で行われ、綾野剛、齋藤潤、芳根京子、北村一輝、やべきょうすけ、チャンス大城、八木美樹、後聖人、山下敦弘監督が登場した。同作は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。○■綾野剛、やべきょうすけの歌声で思い出し笑い「早く聴いてほしい」今作で歌に悩むヤクザ役に挑んだ綾野は「どこから話したらいいのか、というほど難関な役でした」とコメント。「齋藤潤くん演じる岡聡美の青春を魅力的に描いていくという思いを集結させた現場で、その一部になれたことが嬉しかった。とにかく『紅』を愛するところから(始めた)。歌から入る役作りというのも、また新しかった」と振り返った。劇中での歌唱シーンについても「何度か練習したんですが、『狂児は「紅」を練習していない。狂児にとっては人生の一部になっている』と監督と話して。ほぼほぼ一発で勝負していく感じでした」と明かす。さらに「(出演が)決まったときに監督らと一回歌ってみるかと、カラオケルームに行って、いろんなパターンを歌って、できる限りのことをさせてもらいました。裏声が気持ち悪いという設定ですので、全編裏声で歌っています」と役作りについても話した。また、今作で描かれているヤクザと中学生のありえない出会いにちなみ、「記憶に残っているエピソード」について聞かれると、綾野は「撮影のときに和山先生が現場にいらしたのを強烈に覚えている」と回答。「ヤクザチームが集まってカラオケをするシーンにきてくださって。和山先生の存在が現場にいいスイッチを生み出してくれた」と感謝を伝える。和山氏もヤクザチームの歌声を聞いたそうで、綾野は「とてもにこやかな表情になっていたので安心しました。やべさんの歌を皆さんにも早く聴いてほしいなぁ……(笑)」と思い出し笑いをしながら話し、観客の期待をあおっていた。
2023年12月04日俳優の綾野剛が主演を務める映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)の場面写真が2日、公開された。○■映画『カラオケ行こ!』場面写真3点公開この度公開されたのは、カラオケを通して距離が近付いていく、中学生・聡実(齋藤潤)と、ヤクザの狂児(綾野剛)の様子を捉えた場面写真。無理やりカラオケボックスに連れられ、歌を教えて欲しいと懇願する狂児の話を怯えながらも聞く聡実を捉えた1枚は、物語の始まりを予感させる。聡実の名前が入った「歌唱の手引き」を真剣な表情で読み込む狂児や、思春期ならではの悩みや葛藤を持った目で同じ合唱部の和田(後聖人)を見返す聡実の姿からは、歌で繋がった2人の必死な想いが感じられる。また、先日ワールドプレミアが行われた台北金馬映画祭では、11月15日の上映日から11月25日の閉幕まで11日連続でオーディエンス・チョイス1位を獲得した同作。2回あった上映のチケットは秒で売り切れるほどの大人気ぶりだったという。【編集部MEMO】映画『カラオケ行こ!』(2024年1月12日公開)は和山やま氏による同名コミックの実写化作。合唱部部長の岡聡実(齋藤潤)はヤクザの成田狂児(綾野剛)にカラオケに誘われ、歌のレッスンを頼まれる。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも上達しなければならないという狂児の勝負曲はX JAPANの「紅」で、聡実は嫌々ながらも歌唱指導を行うのだが、いつしか2人の間には奇妙な友情が芽生えていく。(C)2024『カラオケ行こ!』製作委員会
2023年12月02日「第2回東京インディペンデント映画祭」の開催が決定し、藤井道人、綾野剛が審査員として参加することが決定した。昨年誕生した「東京インディペンデント映画祭」。ゲスト審査員には奈緒を迎え、藤井監督指揮による映像映画業界から選出された精鋭の審査員チームによって開催され、自主製作映画シーンにおいて活動される多くの人から反響を得た。審査委員長の藤井監督は「今年も、次世代の映画業界を担う素晴らしい才能に出会えることを楽しみにしております」とコメント。「僕の最も信頼する俳優の一人、綾野剛さんも審査に参加してくれることが決まりました。本当に感謝です」と語るように、綾野さんは特別審査員として参加する。第2回となる本映画祭では、短編自主製作映画にフォーカスをあて、国内屈指の映画コンペティションへの成長を目標とする。また、さらなる才能ある若手映画監督のデビューまでの道のりをバックアップすべく、入選作品への賞金・副賞のほか、申込者へ株式会社東京オフラインセンターの利用クーポン5万円が送られる。次世代監督の育成スカラシップとして、グランプリ受賞作品には、ABEMAから支給総額1500万円の製作支援と藤井監督プロデュース長編映画製作の権利が得られる。作品募集期間は、来年2月1日(木)までとなっており、結果発表は4月、受賞式は5月上旬に予定されている。<第二回東京インディペンデント映画祭 実施要項>▼審査会審査委員長:藤井道人(映画監督)特別審査員:綾野剛(俳優)▼運営委員会久那斗ひろ(映画祭プロデューサー)谷口達彦(株式会社AbemaTV)中村好佑(株式会社AbemaTV)菅井ひなの(映画祭学芸員)▼募集期間2023年12月1日(金))~2月1日(木)▼応募料無料▼結果発表2024年4月2024年5月上旬 授賞式▼参加資格・自主制作作品を基本とし、新作旧作、応募監督のプロ・アマは問いません。・本映画祭における上映、配信などに関する権利の調整、手続きを済ませている短編映画(エンドクレジットを含む40分以内のもの)※最終ノミネート選出条件として、授賞式、受賞作品上映会への参加が必要となります。▼応募方法インターネットからのWEB受付となります。予め視聴制限付きで作品をアップロード頂き、応募フォームよりエントリーして下さい。※審査期間中(2024年4月末まで)視聴URLは削除しないようにお願いします。※開催期間や審査員は変更になる可能性がございます※本映画祭に関するお問い合わせは映画祭ホームページ内の『お問い合わせフォーム』よりお願いいたします。▼運営団体一般社団法人東京ビジュアルアーカイブス(シネマカフェ編集部)
2023年12月01日2003年の俳優デビューから20周年を迎えた俳優・綾野剛。『そこのみにて光輝く』『新宿スワン』シリーズ、『世界で一番悪い奴ら』『ヤクザと家族 The Family』と代表作を常に上書きし続ける、日本映画界になくてはならない存在だ。現在は、主演映画『花腐し』(公開中)で、またしても新たな面を覗かせている。同作は、小説家・松浦寿輝氏の芥川賞受賞作を、『ヴァイブレータ』『共喰い』などの脚本家であり、『火口のふたり』ほかではメガホンも取っている荒井晴彦氏が、中野太氏との共同脚本で大胆に脚色し、映画化した。同じ女性(さとうほなみ)を愛したふたりの男(綾野、柄本佑)の出会いを切り取る本作。彼らが愛したのは確かに同じ女性なのだが、その付き合いには10年以上の開きがあり、彼女はまるで違う女性のように変化していた。物語にちなみ、綾野自身の時間の流れによる「変わった部分と変わっていない部分」について尋ねてみると、「変化し続けている」との答えが返ってきた。また、「僕は基本的に空っぽ」との発言も。その真意に綾野らしい生き方が見えた。○■綾野剛「同じでは生きていられない、生きているに値しない」――本作の物語は2000年と2012年で展開します。10年ひと昔と言いますが、綾野さんは10年前のご自身と、「変わった部分、変わっていない部分」を考えるとどこになりますか?変化し続けていると思います。――おお! それはスゴイ。10年前は「変化を恐れない」ということだけをテーマにしていました。同じでは生きていられない、生きているに値しないと思って躍起になっていましたね。今では変わらない美しさも学び知り喜びでもあります。ですが役や作品に関してはむしろ変化しないと付いていけない程のスピード感で動いている様に思います。――というと、仕事に関してもですか。すべての人が変化しているように、仕事におけるベースとして常に“変化”があります。昭和や平成にしかなかった生き方があるように、今の時代には今の時代にしかない生き方が役にはあると思います。そのなかで、役たちもどう変化していくか。変化が楽しいものとして、作品を通して変化を楽しんでいただけるよう、頑張りたいですね。以前も今も、これからも。――そうした考え方を教えてくれた人、教えられた瞬間などがあったのでしょうか。役者を始める前から、何かが変化していく様を注視することが多かったです。変化しないもののほうが漠然としすぎていて畏怖があったのだと思います。そもそも僕は基本的に空っぽなんです。――空っぽというと。特別自分を持っているわけじゃない。空っぽだから、役が中に入りやすい。それも変化の連続を通して獲得したことなのかもしれません。ある役に入ってそれをやりきったら、次の作品には使えない。毎回ゼロベースになってのやり直し。自分を踏襲していくことなく、一作一作変わっていくことは自然だったのだと思います。なにより現場の力が大きいですね。――現場ですか。自分で作ったものを持って現場に入ったこともありました。でも、やっぱり役に立たなかったんです。そして、それ以上に大きかったのが、現場でみんなで導けた光を感じた瞬間があったこと。その光の力に確信を持っています。端的にいえば、映画は総合芸術です。ひとりで作っているわけではありません。僕らの仕事は年齢も関係ない。でもリスペクトが必要です。そう思えているみんなが集まってやっているときに、光を感じる瞬間があるんです。――光、ですか?全員が「これだ」と感じる瞬間があります。言葉にするのは難しいのですが、たとえば録音部さんもヘッドホンをパッと外して「今、来たよね」となってしまうような、その場の全員が「来た」と思える瞬間。ひとつの脚本を手掛かりに、ひとつになるときがある。非常に美しい瞬間です。○■柄本佑のことはずっとファンで、すべてにうっとり――『花腐し』の荒井監督は、それこそ映画人というイメージがありますし、本作の脚色には荒井監督の映画愛が投入されています。現場はいかがでしたか?とても自然に映画を撮っていらした。それがすごいんです。映画作りは特別だと思わず、ごく自然に、当たり前に、家族のように現場にいる。自分を特別だと思っている人は誰もいませんでした。一人ひとりがスペシャルだけど、相手に対するリスペクトを持っていて、自分の仕事を全うする家族になっている。当たり前ですが、やらされている人はひとりもいないし、驕りを持っている人もひとりもいない。かっこよすぎました。――共演者の柄本佑さんと、さとうほなみさんとのお仕事はいかがでしたか?佑くんのことが個人的にファンなので、ファン目線で言うと、すべてがうっとりでした。何度か共演させていただいている中で、面と向かってタッグを組んだのは今回が初めてでした。本当に魅力的な方で、声の豊潤さといい、潔い感情の出し方といい、すべての情報をまっすぐストレートに投げてくれるかっこよさがありました。――個人的にファンでもあるとのことですが、柄本さんと綾野さんはともにキャリア20年になります。その辺は意識されますか?お互い2003年デビューの同期だというのも、つい最近知りました。佑くんが出ていると観てしまう。佑くんの魅力を説明しはじめると長くなるので、佑くんの特集をやる時に呼んでいただけたら、あらためて語らせていただきます(笑)。本当にすごいことをあっさりとやってのける方なんですよ。とにかく魅力的で、人間力もあって、大好きです。――さとうさんは。ほなみさんはとにかくエンジンの大きな方。放出するのも受け止めるのもどちらもできる稀有な方で、直感で動いているのに、地に足が着いている。それを自分のものにできている。栩谷と伊関の愛した祥子がほなみさんで本当によかったと思います。普段はとても明るくて気持ちのいい方なので、監督がほなみさんを見たとき「こんなに明るい子に、祥子ができるだろうか」と最初、思ったらしいんです。でもほなみさんの祥子を見て「そうか、祥子って、暗い人じゃなくて、重心が重い、低い人なんだろうな」と感じたんですよね。――なるほど。なにか納得しました。明るくても重心が低くなれば考えや深度が深くなって、曇天になったり雨に変わることもあるし、明るい人だからって暗い面が存在しないわけではない。祥子は暗い人なんじゃなくて、明るい人だけど、重心が低い、ちゃんと重さのある人、繊細な苦しみのある人なんだろうなと。それから、ほなみさんがドラムをやっている姿も拝見していますが、ドラムでも、芝居でも、テクニック的に非常に難しいことも、ほなみさんがやると難しくみえないんですよね。そういうところが本当にかっこいいです。――最後に公開にあわせてひと言お願いします。脚本を読ませていただいたときから、ソリッドで繊細で筋肉質なとても作家性が強いもので、読み物としてすでに傑作でした。映像化するにあたって、畏怖心がありましたが、荒井さんだけでなく、カメラマンの川上皓市さんや各部署のみなさん、これまで憧れてきた映画人の方たちと一緒にいる喜びが、そういった畏怖心を打ち砕いてくれました。総合芸術の面白さを改めて体に刻んでくれた作品です。皆様に、映画『花腐し』に触れて頂けたら幸いです。■綾野剛1982年1月26日生まれ、岐阜県出身。2003年に俳優デビュー。10年、ドラマ『Mother』での出演で注目を集め、12年の連続テレビ小説『カーネーション』で広く知られるようになった。『日本で一番悪い奴ら』で第40回日本アカデミー賞優秀主演男優賞、『閉鎖病棟−それぞれの朝−』で第43回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。近年の主な出演映画に『新宿スワン』シリーズ(15-17)、『64-ロクヨン-』(16)、『亜人』(17)、『楽園』(19)、『影裏』(20)、『ヤクザと家族 The Family』(21)、『最後まで行く』(23)などがある。公開待機作に『カラオケ行こ!』。望月ふみ 70年代生まれのライター。ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画系を軸にエンタメネタを執筆。現在はインタビュー取材が中心で月に20本ほど担当。もちろんコラム系も書きます。愛猫との時間が癒しで、家全体の猫部屋化が加速中。 この著者の記事一覧はこちら(C)2023「花腐し」製作委員会
2023年11月23日綾野剛と新星・齋藤潤を迎え、和山やまの人気マンガを脚本・野木亜紀子、監督・山下敦弘で映画化した『カラオケ行こ!』から本予告、本ポスターが解禁。本予告にも使用されている主題歌は、「Little Glee Monster」のカバーによる「紅」に決定した。絶対に歌がうまくならなければならないヤクザ・成田狂児役には最新作『花腐し』が公開中の綾野剛。思春期に悩める合唱部部長の中学生・岡聡実役は、オーディションを勝ち抜き選ばれた期待の新星・齋藤潤が演じている。この度、主題歌に起用された楽曲は、劇中でもカギとなる「X JAPAN」の「紅」。今回のカバーにあたり、「Little Glee Monster」は第76回全日本合唱コンクールで金賞・文部科学大臣賞を受賞するなど輝かしい実績と確かな実力を持つ強豪校、府中市立府中第四中学校の合唱部総勢90名とともにレコーディングを行い、原曲と映画のテイストをマッチさせた合唱アレンジで歌い上げる。解禁された本予告映像では、カラオケに悩めるヤクザ・成田狂児と歌の先生として彼を指導する中学生・岡聡実の関係が変わっていく様子が明らかに。思春期を迎え変声期の悩みを抱える聡実は、行き場のない思いを狂児にぶつけてしまい…。そんな2人の日常を変えるきっかけとなる“ある事件”、そして聡実が走る先に待ち受けるものは!?映像中に流れる主題歌「紅」が、狂児と聡実の“まさかの青春”をエモーショナルに盛り上げている。解禁にあたり「Little Glee Monster」メンバーを代表してMAYUから届いたコメントでは、「まさかリトグリ人生で『紅』をカバーさせていただく日が来るとは思いもしなかったです、、!自分たちの強みだと思っている“コーラス”をつけて、誰もが知る『紅』とはひと味違う、リトグリらしさも加えられた、すごく斬新な1曲をお届けできるのではないかなと思っています!」と、名曲をカバーした喜びと完成した楽曲への自信を語った。併せて本ポスタービジュアルも解禁。ついに聡実をカラオケボックスに連れ出すことに成功した狂児。ギャップのありすぎる2人がカラオケボックスに並んで座っている、印象的かつ爽やかなビジュアルでは、2人が過ごす青春の終わりを匂わせるキャッチコピーにも要注目となっている。また、11月17日(金)より、豪華特典付きムビチケカード前売券が発売開始。特典の「特製クリアファイル」は映画ビジュアル&原作コマを使用した数量限定の特別デザイン。セブン・イレブン限定ポストカード付前売券では、狂児と聡実の日常の1コマを切り取った限定ビジュアルが使用されている。『カラオケ行こ!』は2024年1月12日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:カラオケ行こ! 2024年1月12日より全国にて公開©2023「カラオケ行こ!」製作委員会
2023年11月17日映画『花腐し』(11月10日公開)の公開記念舞台挨拶が11日に都内で行われ、綾野剛、柄本佑、さとうほなみ、荒井晴彦監督が登壇した。同作は松浦寿輝氏による芥川賞受賞作の映画化作。廃れていくピンク映画業界で生きる映画監督・栩谷(綾野)と脚本家志望だった男・伊関(柄本)、そしてふたりが愛したひとりの女優・祥子(さとう)。梅雨のある日に出会った栩谷と伊関は、自分たちの愛した女について語り始める。そして、3人がしがみついてきた映画への夢がボロボロと崩れ始める中、それぞれの人生が交錯していく。○■映画『花腐し』主演の綾野剛らが舞台挨拶に登場まず綾野が「初日となった昨日はお昼以降、雨が降っておりまして。なんだかこの作品を雨で迎え入れてくれるような、恵みの雨だなと思いました。今日は天気はいいですが、本当に(映画が公開できて)感慨深いですね。皆さんにこの作品がどう受け止められていただけるのか、どう届いていくのか、その思いを大切にしています。荒井監督が、この作品のことを、ひとつのレクイエム映画であると評されていましたが、終わりを迎えることと、はじまりを迎えることの連続で、この作品は存在してるなと。皆さんが観てくださることで作品が育っていくことがうれしくて仕方がありません」と感慨深い様子を見せる。綾野が語った通り、本作は“ピンク映画のレクイエム”というテーマが内包されているそうで、荒井監督は「取り戻せない過去というかね。取り戻せないということでハッキリしているのは、人が死んでいくことなので。この歳になると、僕より下の連中、青山真治や斎藤久志なども死んでいったので。いつ自分の番なのかということがありますが。そういうこともあって、人がいなくなることに対する気持ちをやってみたいと思いました」とその思いを明かした。今作への出演について、綾野は「素直に荒井さんの現場に行きたいというのがありました。映画人の中に入っていろんなことを学びたいというのがありましたし、とにかく脚本から映画の匂いが沸き立っていた。その脚本に出会えたのがうれしくて、ご褒美のような気持ち、畏怖心よりも、飛び込んで作っていきたいと思った。そこに(柄本)佑くんと、(さとう)ほなみさんが参加すると聞いてたんで何よりでした」と熱弁。柄本も「やっぱり、ホンが面白かったし、荒井さんのファンだというのがシンプルな理由。それ以外はないかな……。綾野さんがおっしゃった通り、映画を感じられる現場。出来上がりも含めて、映画という中に仲間入りできる。(柄本が主演した荒井監督の前作)『火口のふたり』もそうでしたが、それを感じられるので。スタッフの方も含めて、そういう方ともう一度お仕事できること。それと実は『火口のふたり』の時に心残りだったことが個人的にあって。もういちど荒井さんのセリフにチャレンジできるとも思って。これはやるべきだと思いました」と力強くコメントする。オーディションで抜擢されたさとうも、「皆さんがおっしゃったとおり、わたしも荒井監督の作品にたずさわりたい。オーディションには綾野さんも柄本さんもいらっしゃって。映画が好きいらっしゃるこの3人と一緒に作品をつくりたいという思いで挑ませていただきました」と振り返る。荒井監督は、「綾野さんとさとうさんは、初めてだったんですけど、僕は初めての人は人見知りしてしまうんですよ。だから子どもの頃から知っている佑には、困った時の支えとしていてほしいなと思った笑。そういうわけで、ヒヤヒヤしながら現場に入ったんですけど、でも綾野さんは優等生でまじめで気配りがあって、驚きました」と述懐。それを聞いた綾野が「誕生日が一緒なんですよね」と誘い水を向けると、荒井監督も「(オファーの際に)もし『出ない』と言われたら、誕生日が一緒だということで口説こうかと思ってた」とぶちまけて会場を沸かせた。最後に荒井監督は「今日は綾野ファンが多いと思いますが、皆さんが10回観てくれたら、なんとかなるかなと思うので。よろしくお願いします」とメッセージ。続く綾野も「短い時間でしたが楽しかったです。この作品を届けるにあたって、いろんな思いがありました。作品の中でも、撮り方。フィックス(固定)で撮るとか、一見懐かしいノスタルジックな感じのする、昔観てきた映画の匂いがあった。だけどこの現代にこういう映画があるからこそ、映画って古くならないんだなと思えたんです。映画のあり方をあらためて、実寸大で体感させてくれた。僕たち役者にとっても(大切な作品ですし)、皆さんにとっても大切な一作になったら幸いです。引き続き出会うチャンスがあったら、また観ていただきたいと思います」と呼びかけ、「荒井さんにはまた映画を撮ってほしいなという願いをこめて。この映画がより、僕たちが想像できないような育ち方をしたらと思っています」と熱い思いを語った。
2023年11月11日俳優の北村匠海が主演を務めるNetflixシリーズ『幽☆遊☆白書』(12月14日配信)のティザー予告映像が11日に公開され、新キャストとして綾野剛、稲垣吾郎、白石聖、古川琴音、見上愛、清水尋也、町田啓太、梶芽衣子、滝藤賢一の出演が明らかになった。1990年から4年間、『週刊少年ジャンプ』(集英社)で連載された冨樫義博氏による大ヒット漫画『幽☆遊☆白書』(ジャンプ・コミックス刊)。世界中に多くのファンを生み出した『幽☆遊☆白書』が、北村匠海(浦飯幽助役)、志尊淳(蔵馬役)、本郷奏多(飛影役)、上杉柊平(桑原和真役)の豪華キャストを迎え、世界初の実写ドラマとなって誕生する。このたび、本作の新情報が全世界に一斉発表。世界中のNetflix注目作品が集まるオンライングローバルイベント「Geeked Week’23」にて、初公開映像となるティーザー予告、ティーザーアート、そして新キャストが解禁された。ティーザー予告では、幽助(北村匠海)、蔵馬(志尊淳)、飛影(本郷奏多)、桑原(上杉柊平)をはじめ、人間と妖怪、種族を越えて交錯するキャラクターたちが躍動する姿も初披露。この魅力的なキャラクターたちのみならず、人間界・霊界・魔界という3つの領域からなる世界観の表現を追及するため、数多くのハリウッド大作を手掛けるスキャンラインVFXのほか世界中の最先端技術を結集。日本最高峰のキャスト・スタッフ陣と融合し、日米グローバルワンチームで細部にまでこだわり抜いた映像表現の一端を映した予告映像は、冒頭から目が離せない内容となっている。あわせて解禁となったティーザーアートでは、幽助・蔵馬・飛影・桑原の4名と戸愚呂兄弟・左京の対立が描かれ、互いの“強さ”と”信念”がぶつかり合う戦いの始まりを予感させる。ティーザー映像では、新キャスト陣の姿も映されている。主人公・浦飯幽助(北村匠海)の幼馴染・雪村螢子に白石聖、不慮の事故に遭った幽助を死後、霊界へ導く案内人・ぼたんを古川琴音、生き別れた兄を探す妖怪氷女・雪菜を見上愛、戸愚呂兄弟とともに幽助たちの行手を阻む支配者級の妖怪・鴉を清水尋也、霊界探偵となった幽助に指令を与えるエンマ大王の息子・コエンマを町田啓太、霊光波動拳の使い手、幽助と桑原(上杉柊平)の師範となる幻海を梶芽衣子、その形態にも注目される人間から妖怪へ転生した戸愚呂兄弟の兄を滝藤賢一、戸愚呂兄弟を雇い裏社会を牛耳る謎多き人物・左京を稲垣吾郎、そして、幽助たちの前に立ちはだかる最強の敵、戸愚呂兄弟の弟を綾野剛が演じる。【編集部MEMO】Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』配信前日の12月13日には、一夜限りのスペシャルイベント「12.13決戦前夜祭 全世界最速上映会」を開催。世界中でどこよりも早く本作を鑑賞できる先行上映会のほか、前夜祭として会場には様々な企画が用意される。
2023年11月11日綾野剛主演、柄本佑、さとうほなみ共演の荒井晴彦監督作『花腐し』よりメイキングショットが到着した。本作は『共喰い』『火口のふたり』などの荒井晴彦が、芥川賞受賞の松浦寿輝による同名小説を大胆に脚色して描く、ふたりの男とひとりの女が織りなす切なくも純粋な愛の物語。この度解禁されたメイキングショットは2点。土砂降りの中、綾野さんとさとうさんがひとつの傘を手に、思い思いにふり返る様子が印象的な1枚と、それぞれが「“溺れる”ようだった」という大量の雨に佇みながらも、どこか楽しげな雰囲気さえ感じさせるカットとなっている。また併せて、本編特別映像も解禁。雨宿りする場所で綾野さん演じる栩谷が、かつて愛した祥子(さとうほなみ)との想い出をふり返るシーンとなっている。『花腐し』は11月10日(金)よりテアトル新宿ほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:花腐し 2023年11月10日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2023「花腐し」製作委員会
2023年10月31日