くらし情報『岡山天音、今年だけで映画8作品が公開!「憎めるようで憎めない」魅力とは?』

岡山天音、今年だけで映画8作品が公開!「憎めるようで憎めない」魅力とは?

どの作品でも、柔らかな表情を浮かべながらも心の奥底には秘めたる何かがあるような、そんな等身大の青年を演じる岡山さんの存在感は目を見張る。

本作『おらおらでひとりいぐも』で演じたのは自動車のセールスマン・堀川。都心に程近い郊外の一軒家でひとり暮らしをする主人公・桃子さん(田中裕子)を訪ね、車の買い替えを勧めにくる堀川。このエピソードは原作にはなく、監督が脚本執筆時に考案した映画オリジナルのシーン。監督自身の母親が経験した話をもとに脚本に盛り込んだという。

そんな思い入れのあるシーンに岡山さんを起用した理由について、「キャスティングの時、台本のセリフを、岡山くんが話す姿を想像して、一人、面白がって、笑いました」と沖田監督。「他の出演作などをみていたので、いつかご一緒したい俳優さんだと思っていました。顔が特徴的で、とてもよいです」と明かす。


撮影時のことを聞くと「(現場に入る前に)いろいろ考えて準備してきてくれたものがあるのだと思いました。岡山くんは、飄々としていて、僕が面白がっているちょっとした事を、自分なりにくみ取ってくれました。真剣だったと思います。撮影も面白かったです。憎めるようで憎めない変な面白さがありました。

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