くらし情報『「衝撃的な美」を映すフォトグラファーに迫る『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』予告』

「衝撃的な美」を映すフォトグラファーに迫る『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』予告


ニュートンの作品を何度も表紙に起用した米国版「ヴォーグ」編集長のアナ・ウィンターが「表紙を飾る衝撃的な美」「彼が撮る女性は力強く挑戦的」と語れば、批評家・小説家のスーザン・ソンタグが「あなたの写真は女性蔑視で不愉快」と語る姿も紹介され、当時、ニュートン作品が社会に与えたインパクトの大きさがうかがえる。

また、歌手としても有名なグレイス・ジョーンズや、『ブルーベルベット』などデヴィッド・リンチ作品の印象が強いイザベラ・ロッセリーニが登場。

『愛の嵐』でニュートンがスチルマンとしてヌードを撮影したシャーロット・ランプリングや、日本でもスーパーモデルとして90年代に人気を誇ったクラウディア・シファー、さらに「世界で最も足の長いモデル」としてギネスブックにも登録されたナジャ・アウアマンらも登場する。自由で自立した女たちが毅然とした態度で語る姿から、いまは亡きニュートンが強く惹かれた女性たちのイメージが蘇ってくるかのようで、予告の後半には、それを予見していたかのような故カール・ラガーフェルドの「次世代の女性の姿それは彼の写真のなかにある」という言葉も引用されている。

『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』は12月11日(金)

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