【ネタバレあり】韓国スリラー『ザ・コール』戦慄のラストシーン…運命が変わった瞬間に注目
などで日本でも人気のパク・シネと、2018年の『バーニング 劇場版』でイ ・チャンドン監督にオーディションから見出された新鋭チョン・ジョンソ。
“アジアの女神”ともいわれるパク・シネは、Netflix映画『#生きている』ではユ・アインとウイルス感染の世界をサバイバルしたばかりだが、続く本作でも新境地となるスリラーに挑んでいる。緊迫感と臨場感をもたせた恐怖演技で魅せるが、決して単なる“スクリームクイーン”では終わらない。
そして、あるきっかけから狂気と粘着気質を剥き出しにしていくチョン・ジョンソの豹変演技は、2020年を代表する忘れられない女優のひとりとしてその名を刻まれるに違いない。
加えて、元ミスコリアで変わらぬ美貌の持ち主としてメディアに取り上げられる『王の涙 -イ・サンの決断-』などのキム・ソンリョン。
「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」の“おばあさん”役のイエル(彼女は本当にカメレオン!)ら、女性たちの登場が印象深い。韓国映画・ドラマ好きにはたまらないイ・ドンフィやオ・ジョンセといったバイプレイヤーたちも出演しているが、基本的に女性2人が交互に出ずっぱりで1本の電話を通じて対峙し、テンポよく畳みかける展開に猟奇性と意外性が詰め込められている。