「私の写真の中で、最高傑作」シャーロット・ランプリングが天才写真家とのヌード撮影をふり返る
近づかないで、干渉しないで、という態度をとっていた」というランプリングだが、撮影が始まるとニュートンの作り上げたイメージのなかで、新しい自分のイメージを作り上げる自由と楽しさに気づいたという。そのときのヌード写真は、いまふり返っても「私の写真の最高傑作」だと言い切る。
映画では、ランプリングのほかに、大女優と名監督を父母にもつデヴィッド・リンチ作品でも有名なイザベラ・ロッセリーニや、英国貴族の生まれで歌手でもあるマリアンヌ・フェイスフル、グレイス・ジョーンズ、ハンナ・シグラといった女優たちが登場し、ニュートンとの時間をふり返る。
自由で自立した女性たちが毅然とした態度で語る姿からは、ニュートンの人となりが浮かび上がると同時に、いまは亡きニュートンが彼女たちの何に惹かれて被写体としていたのかも伝わってくるようだ。『ヘルムート・ニュートンと12人の女たち』は12月11日(金)よりBunkamura ル・シネマ、新宿ピカデリーほか全国にて順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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ヘルムート・ニュートンと12人の女たち 2020年12月11日よりBunkamura ル・シネマ、新宿ピカデリーほか全国にて公開
© Foto Helmut Newton, Helmut Newton Estate Courtesy Helmut Newton Foundation
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