2020年12月23日 12:05
林遣都、20代と30代をつないだ「姉恋」吉岡真人との出会い…そして2021年は?
そして3男・三雄は結婚して子どももおり、対照的な2人の兄を見て育った感じだ。演出を手がけた「教場」の中江功と、脚本の水橋さんについては「お二人との出会いは自分の中での大きな出来事」と振り返るほど。自身を成長させてくれた出会いから生まれた、三者三様の人物を演じ分けた林さんの演技力を堪能してみてほしい。
戸田恵梨香&大島優子と幼なじみに「スカーレット」
出身地・滋賀を舞台に女性陶芸家のヒロインを戸田恵梨香が演じ、その幼なじみ役を大島優子と演じた。戸田さんと大島さんは同い年、林さんが2歳年下というリアルな年の差同様に、彼が演じた信作は2人から弟のように可愛がられつつ、時々からかわれつつ、どちらかと恋に落ちることもない異性の幼なじみ役で新鮮だった。
中学生時代(学ラン姿!)は内気だったのに、あることから軽妙でオープンな性格へと変貌した信作役は、真人や牧とは違うキャラクターを知りたい方にはオススメ。「べっぴんさん」からのスタッフも多かったそうで、伸び伸びと演じていた印象を受ける。
短編映画のような作品集を30歳の誕生日に発売
10代最後に発売したファースト写真集「Clear」(2010)以来の書籍で、節目となる30歳を記念した「林遣都 作品集 THREE TALES」