「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を主演・佐藤健、共演に阿部寛をはじめ、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派スタッフ、キャストで映画化した『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDが4月22日(金)に発売されることになった。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤さんが挑み、彼を追う刑事・笘篠役を阿部さんが演じるほか、脚本は『永遠の0』『空飛ぶタイヤ』の林民夫、監督は『64-ロクヨン-前編/後編』の瀬々敬久、主題歌は桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」、音楽は瀬々監督作品『64-ロクヨン-前編/後編』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』ほかでタッグを組んだ村松崇継が務めている。東日本大震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件。不可解な殺人事件というミステリーを通して震災後の貧困問題、生活保護制度に潜む矛盾や問題点を炙り出し、日本を代表する役者たちが全身全霊で演じた衝撃作。第45回日本アカデミー賞11部門、第46回報知映画賞など多数受賞昨年10月1日に全国公開された本作は、第26回釜山国際映画祭「A Window on Asian Cinema部門」で上映された際にはチケットが完売、上映後のティーチインイベントに瀬々監督がオンラインで参加し、盛り上がりを見せた。日本での公開後には、第46回報知映画賞の邦画作品賞、山路ふみ子映画賞においても新人女優賞(清原果耶)と映画功労賞(倍賞美津子)を受賞したほか、第34回日刊スポーツ映画賞では助演女優賞(清原果耶)、第76回毎日映画コンクールでは男優主演賞(佐藤健)、女優助演賞(清原果耶)を受賞。さらに、3月11日の授賞式を控える第45回日本アカデミー賞では、優秀作品賞、優秀監督賞(瀬々敬久監督)、優秀主演男優賞(佐藤健)、優秀助演男優賞(阿部寛)、優秀助演女優賞(清原果耶)など11部門を受賞するなど、日本国内の映画賞を席巻している。Blu-rayにはメイキングや舞台挨拶集など映像特典を収録Blu-rayには限定で【メイキング映像】【舞台挨拶集】などの映像特典を収録したDVDとスペシャルブックレット、アウターケースが付き、豪華仕様となる予定。【メイキング映像】はオール宮城ロケを敢行した撮影の様子を収録し、反響の大きかったロケ地マップに対応させながら各ロケ地の撮影現場を映像で見ることができる。【舞台挨拶集】は、席数制限のある中で開催された貴重な完成披露試写会の様子をはじめ、特別に編集された映像を収録。また、DVD共通の映像特典として、【予告編集】に加え、劇場公開記念としてホームドラマチャンネルほかにて放映された「護られなかった者たちへ」の約13分の特別番組も収録となる。インタビューやメイキング映像を交えた濃密な内容になっている。『護られなかった者たちへ』Blu-ray&DVDは4月22日(金)より発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2022年01月28日佐藤健主演で、「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化したヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』から、佐藤さんが思いを込めた“怒り”のシーンのメイキング映像が解禁された。今回解禁されたのは、佐藤さん演じる利根が、福祉保健事務所で働く三雲(永山瑛太)と城之内(緒形直人)の元へ行き、三雲に掴みかかる緊迫のシーンの裏側。利根は、起きてしまったある事件に対して怒りを抑えられず、事件の原因だと考えている三雲と城之内の元へ向かい感情のままに掴みかかっていく…。メイキング映像には、時折笑顔を見せながらも、この後のシーンで叩くことになる車窓の強度を確認し、細かな演出についてじっくりと話し合う佐藤さんと瀬々敬久監督の姿が。画面は変わり、利根が三雲に掴みかかるシーンでは「(利根は、三雲から)引き剥がされて後ろに下がる方がいい」と、永山さん・緒形さんを含む3人の動きについて、自ら提案する佐藤さん。佐藤さん自身、このシーンは最も思い入れが強かったと話しており、「理不尽なことに対する怒りややるせなさを、作品を通して観客の方に共感してもらうことが今回の使命と思っていました。このシーンは台本を読んだ時点で大切なシーンだと思い、監督にも何回も確認し、瑛太さんにも何回も付き合っていただきました」と、核となる今回の場面についてふり返る。現場でも「本番!」のかけ声がかかるずっと前から怒りでワナワナと震えていたという佐藤さん。その集中力や本気度に、撮影スタッフも一目置く場面となった。“利根”という役として、彼の怒りをどう表現・体現するのか、突き詰める役者としてのこだわりが垣間見えるメイキング映像となっている。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月26日中山七里の同名小説を豪華キャストで映画化した『護(まも)られなかった者たちへ』。その見どころとは。事件の陰の人間模様に、涙が止まらない。連続殺人を通して日本の現実を浮かび上がらせる社会派サスペンスだと思っていたら、それだけではとどまらない濃厚な人間ドラマだった。殺人事件が入り口の作品で、こんなに泣いたことはないんじゃないかな。中山七里の同名小説を、瀬々敬久監督が佐藤健と阿部寛という豪華な顔合わせで描く本作の舞台は、東日本大震災から10年を経た仙台。全身を縛られたまま餓死させられた遺体が発見されたことから物語は幕を開ける。殺されたのは、人格者だったという保健福祉センターの課長。宮城県警の刑事・笘篠(とましの)誠一郎(阿部寛)が、部下の蓮田智彦(林遣都)と共に捜査にあたるなか、第二の殺人事件が発生。別の事件の刑期を終えて出所してきたばかりの利根泰久(佐藤健)が、捜査線上に浮上する。その捜査と並行して描かれるのが、10年前の震災直後のそれぞれの姿。笘篠は連絡が取れなくなった妻子を捜して、あちこちの避難所を懸命に訪ね歩く。避難所に身を寄せていた利根は、いつも何かを思い詰めた顔をしているものの、避難所で出会った高齢の女性・遠島けい(倍賞美津子)と小学生のカンちゃん(石井心咲)と次第に家族のような絆で結ばれていく。いや、もう、この人間模様がたまらなくいい。社会派な題材に連続殺人事件を絡めたサスペンス仕立てになっていることに惹かれて観に行ったのに、正直、誰が犯人かを考えるのを放棄したくなるほど。過酷な現実を生きる人たちの優しさも痛みも丁寧に描かれた世界に、引き込まれてしまうのだから。たまたま避難所で出会った笘篠とカンちゃんが、おたがいがどこの誰かも知らぬまま交わすやりとりに、大切な人がもういないという同じ悲しみを抱える者同士のいたわりが滲んでいたり、利根やけいさんへの想いといい、カンちゃんの存在が静かに胸を揺さぶってくる。と同時に、笘篠が捜査のために被害者の部下・円山幹子(清原果耶)の仕事に同行するうちに浮かび上がるのが、不正受給などの生活保護の実態。本当に支援を必要とする人に制度を利用してもらいたいと願う円山のひたむきさに、生真面目な雰囲気の清原がハマっている一方で、事件の被害者を演じるのが、誠実な役柄が似合う永山瑛太や緒方直人という大物実力派揃いというキャスティングの意外性も効いている。えっ、この人たちが殺されるんですか!?という驚きが、ものごとの善悪は簡単に白黒つけられるものじゃないことを象徴しているかのよう。事件が突きつける行政や社会のシステムが機能不全に陥った現実にも、自分の力ではどうにもならない現実を懸命に生きる人たちの想いにも、止めどなく涙が溢れてくる。そして、なぜ、避難所の利根がいつも思い詰めた眼をしていたのか、その理由がわかるラストにもまた涙が止まらなくなる。けれども、この作品が深く胸に刻まれるのは、怒りや悲しみを抱えて生きる人々を描きながらも、人の強さや優しさを信じさせてくれて、未来への光を見せてくれるから。「死んでいい人なんていないんだ」。ある人が口にするその言葉が、『護られなかった者たちへ』というタイトルに込められたいくつもの意味とあいまって、ひと際、胸に突き刺ささるはず。監督・脚本/瀬々敬久脚本/林民夫原作/中山七里出演/佐藤健、阿部寛、清原果耶、林遣都、永山瑛太、緒形直人、岩松了、波岡一喜、奥貫薫、井之脇海、宇野祥平、石井心咲、吉岡秀隆、倍賞美津子ほか全国公開中。©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会※『anan』2021年10月13日号より。文・杉谷伸子(by anan編集部)
2021年10月11日現在公開中の中山七里原作ヒューマン・ミステリー映画『護られなかった者たちへ』より、佐藤健扮する連続殺人事件の容疑者として追われる利根と、阿部寛扮する彼を追う刑事・笘篠がついに対峙する、緊張感たっぷりの本編映像が到着した。震災から10年目の仙台で、連続“餓死”殺人事件が発生。容疑者として捜査線上に浮上したのは、別の事件で刑期を終え、出所してきたばかりの利根。笘篠は、利根をあと1歩のところまで追いつめるも、決定的な証拠が掴めないまま、第3の事件が起きようとしていた。その被害者として狙われるのが、国会議員で若手政治家のホープ・上崎(吉岡秀隆)。今回到着した映像は、そんな上崎の講演会後のワンシーンだ。『護られなかった者たちへ』本編映像利根が接触して来ると思われた講演会を厳重警戒する笘篠だが、怪しい動きもなく終了。そして上崎は、多くの警護に見送られながら駐車場を離れようとするが、フードを深く被った利根が突然現れ、「話がある」と切羽詰まった表情で迫りかかる。しかし利根は、駆け付けた笘篠に投げ飛ばされてしまう。何とか上崎に食らいつこうとする利根だが、笘篠の部下・蓮田(林遣都)ら警官に取り押さえられる。ついに捕らえられた利根。本編では、上崎に接触した目的にも注目だ。『護られなかった者たちへ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年10月03日「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化し実力派キャストが集結した『護られなかった者たちへ』より、メイキング映像が解禁となった。本作は、佐藤健、阿部寛ほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の俳優陣で贈る衝撃と感動のヒューマン・ミステリー。今回解禁されたのは、連続殺人事件の容疑者・利根(佐藤さん)を、刑事・笘篠(阿部さん)、そして部下の蓮田(林さん)が雨の中を全速力で追いかけるシーンのメイキング映像。本編の中でも、苫篠と蓮田が利根に初めて接触する、緊張感高まる場面だ。現場では「もう一丁、まだ熱い画は撮れてないぞ!」と瀬々監督から声が上がるなど、熱気あふれる撮影となった。キャストとスタッフを悩ませたのは当日の雨。当初、瀬々監督は雨の中で撮るつもりはなかったが、スケジュール的にもあとがなかったために、全身ずぶぬれになりながらの撮影に。幾度も繰り返し走るキャスト3人と必死でついていく撮影隊。苫篠が利根を見つけて走り始めるシーン、長い歩道橋でひたすら走り続け追いかけるシーン、歩道橋を降りてから住宅街へと続くシーンと、走り続けるカットが繰り返し撮影された。このシーンの撮影について佐藤さんは「長いんですよ、距離が(笑)。結構何回もやりましたから。雨も降っていて疲れました」と話し、阿部さんも「雨の中1日中、林君と何十本も200m以上のダッシュをしたのですが、20年ぶりくらいに全速力で走って、結構(体力が)もったので、自分の中ではちょっと嬉しかったです(笑)」と撮影をふり返った。悪天候の中、全力で挑む実力派キャストたちと過酷な撮影にのぞむスタッフたちの苦労と努力がうかがえるメイキング映像となっている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年09月17日10月1日(金)公開の映画『護られなかった者たちへ』より場面写真が到着した。本作は、「このミステリーがすごい!」受賞作家・中山七里の傑作小説を映画化したヒューマンミステリー。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根役に佐藤健、彼を追う刑事・笘篠役を阿部寛が演じるほか、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都、永山瑛太、緒形直人など日本映画界最高峰の実力派キャストが集結し、震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件の切なくも衝撃の真実を描いていく。今回公開されたのは、事件から10年前の利根と笘篠を捉えた場面写真。利根は、震災後の避難所で遠島けい(倍賞美津子)とひとりの小学生に出会う。身寄りのない者同士、まるで家族のように肩を寄せ合って暮らし始めた3人。これまで人の優しさを知らず孤独に生きてきた利根が2人の優しさに包まれ、初めて愛や温もりを知り、様々な感情から涙が溢れ出るシーンだ。ボロボロと涙をこぼし、堪えていた感情が溢れ出る佐藤の演技は、見る者全ての心を打つ。一方、宮城県警の刑事として第一線で活躍する笘篠も被災し、家族を失うという辛い経験をしていた。震災という抗えない大きな力によって、愛する者を失った喪失感から涙を静かに流す阿部の演技もまた、内に秘めた悲しみややるせなさがひしひしと伝わってくる。この作品に挑んだ佐藤・阿部の本気度が伝わる、渾身の“男泣き”姿だ。映画『護られなかった者たちへ』10月1日(金)より公開
2021年09月11日佐藤健が容疑者を、阿部寛が刑事を演じ、中山七里の小説を映画化した『護られなかった者たちへ』より最新予告映像が到着し、本作の主題歌が桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」に決定したことが分かった。今回公開された最新映像では、利根(佐藤さん)が泥水に顔を押し付けられながら叫ぶシーンや、笘篠(阿部さん)が利根を追いかけるシーンと、鬼気迫る場面に加え、「本当は心の優しい…」「死んでいい人なんていないんだ」といったセリフ、利根の幸せそうな表情など、彼の秘められた過去に興味を掻き立てられる映像も登場。そして途中から流れるのは、今回明らかになった主題歌「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」。同楽曲は、2011年に発売された桑田さんの4枚目のオリジナルアルバム「MUSICMAN」に収録され、東日本大震災の被災地にエールを送るために敢行された「桑田佳祐『宮城ライブ~明日へのマーチ!!~』」のアンコールでも歌われた。当時、そのライブを体験をしていた製作陣が「是非桑田さんに主題歌で参加いただきたい」と、本作スタート時から熱望しており、その思いが実現した。瀬々敬久監督は「桑田さんのこの曲は追悼の歌のようでありながら、生きることの大切さをさりげなく差し出している。震災の直前に出された楽曲でありながら、震災以降の自分たちの心情にピタリと当てはまる気がする」と楽曲の印象を語り、「震災からコロナ禍、まさに今を生きる多くの人々を支えてくれるこの楽曲が、映画に大きな想いを授けてくれたと思っています」とコメントしている。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年07月06日瀬々敬久監督が、佐藤健、阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆ら豪華俳優を迎え、中山七里の傑作小説を映画化した『護られなかった者たちへ』より、インタビュー&メイキング初出しとなる特別映像と、場面写真8点が公開された。今回到着した映像は、松竹系映画館の幕間映像として上映中の佐藤さんと阿部さんのインタビューとメイキングを使用した特別映像。殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根を演じた佐藤さんは「何度かテイクを重ねさせてもらったので、本番が始まったらゼロに戻して、その時感じたままやりました」と常に新鮮な気持ちで臨んでいたという。一方、利根を追う刑事・笘篠役の阿部さんは、人間の複雑な心理を表現することに関して「瀬々監督はそういう所を繊細に撮ってくださると思ったので、瀬々監督を信じてやっていました」と監督へ厚い信頼を寄せる。さらに「人と人との繋がりとか、絆だとか、愛だとかが観ている方に伝わってくれたら嬉しい」と佐藤さんの熱いメッセージも映し出される。そんなインタビューと共に、利根が泥水に押しつけられながら叫ぶ迫力シーンのメイキング、撮影の合間に監督と話し合う阿部さん、清原さんや倍賞さんらの表情も垣間見える場面も確認することができる。利根が押しつけられているカットをはじめとする、今回合わせて到着した場面写真では、登場人物たちそれぞれの思いを抱えた表情からミステリーの先に心震える人間ドラマを予感させるかのようだ。『護られなかった者たちへ』は10月1日(金)より公開。(cinemacafe.net)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年10月1日より全国にて公開©2021映画「護られなかった者たちへ」製作委員会
2021年05月04日俳優・林遣都が「20代最後の役」であり「30代最初の役」でもあると語った火9ドラマ「姉ちゃんの恋人」(カンテレ・フジテレビ系)が、大団円で終了した。彼が演じた吉岡真人は主人公・桃子(有村架純)からたくさんの笑顔をもらい、前を向いて変わっていける強さを手に入れた。この真人役は脚本家・岡田惠和による、林さんをイメージした“当て書き”。優しくも力強い眼差しと、そこにふと落ちる影。かといって決して冷たさはなく、内に秘めた情の深さ、熱量や強い意志、ときに無邪気ささえも醸し出す“姉ちゃんの恋人”真人の佇まいは林さんそのもの。そんな真人を演じた同作は林さん自身にとって思い出深い作品となったように、ファンにとっても、エンタメが停滞してしまった2020年を振り返るときに必ず思い出す作品となるだろう。そして、来る2021年は待機作が目白押し。今度は一体、どんな姿を見せてくれるのだろうか?朝ドラから「おっさんずラブ」『HiGH&LOW』まで、素晴らしき振り幅12月6日、「姉ちゃんの恋人」撮影中に30歳の誕生日を迎えた林さん。同作でもピッチングを披露するシーンがあったが、中学時代にスカウトされると野球経験を生かし映画『バッテリー』(2007)でデビュー。第31回日本アカデミー賞や第81回キネマ旬報ベスト・テンなど多数の映画賞新人賞を受賞し、以降も映画、テレビ、舞台など数々の話題作で活躍してきた。彼の代表作といえば何を思い浮かべるだろう?特に近年は活躍の場を広げ、2016年下半期連続テレビ小説「べっぴんさん」ではドラマー、2017年にはNetflixオリジナルシリーズ「火花」ではしがない漫才師役で主演を務め、『しゃぼん玉』では自暴自棄な逃亡を続ける中で老婆と出会う犯罪者に。『HiGH&LOW』シリーズでは達磨一家リーダー・日向に扮する一方で、2018年には「おっさんずラブ」でファン層が拡大。翌年『劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~』にも出演。大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では“第2部・田畑政治篇”で、繊細な水泳界のスター選手・大横田勉役を演じたことも記憶に新しい。連続テレビ小説「スカーレット」で2020年を迎えると、フジテレビ開局60周年特別企画「教場」に参加、6月に放送されたリモートドラマ「世界は3で出来ている」がギャラクシー月間賞を受賞して話題を呼んだ。2020年「姉ちゃんの恋人」は2年ぶりの民放連ドラ出演コロナ禍に準じた体制でドラマ撮影が再開されるようになり、「姉ちゃんの恋人」で「リーガルV 元・弁護士 小鳥遊翔子」(2018)以来2年ぶりの民放連続ドラマ出演となった林さん。今期は「#リモラブ~普通の恋は邪道~」や「共演NG」など現実を反映させて描くドラマが登場する中、本作もまた緊急事態宣言中に奮闘したホームセンターの職員たちのその後、ハロウィンからクリスマスまでの人間模様や恋愛模様が丁寧に描かれた。「ひよっこ」などで何度もタッグを組んできた主演・有村さん×脚本・岡田氏によるオリジナルストーリーは、壊れかけた世界=地球で幸せを探し続ける人たちの物語で、ちょっぴりすさんだ心にもジンワリと温かく、しみ通っていくようなドラマだった。恋人を守るため傷害事件を起こした過去を持ちながらも、桃子と出会い、自分の世界を新しく作り直していく作業に向き合ってきた真人。桃子や悟志(藤木直人)との関わりの中で笑顔を見せることがあっても、すぐに全てを諦めたような表情に切り替わるところや、過去と対峙して自らを責め、苦悩する姿は、観るたびに涙してしまうほど。まるで母・貴子(和久井映見)のような気持ちで見守っていた人も多かっただろう。ちなみに、岡田氏とのタッグは10代だった2009年10月期「小公女セイラ」以来11年ぶり。大人の俳優へと成長したいま、演じる役を自分のために書き下ろしてもらうというのは役者冥利に尽きるはず。有村さんとも本格共演は初めてと思えないくらい、相性抜群だった。最終話にもあったように、驚きのあまりスマホを顔面の上に落としたり、テーブルの脚に足指をぶつけたりする天然ぽいところや、「キスしていいかな?」ときちんと聞いてくれる誠実さも含めて、「真人という人間の人生の一部を心を込めて演じていきたい」とクランクイン前にコメントしていた林さんの姿を重ねずにはいられない。映画『私をくいとめて』のん“みつ子”の相手は彼しかいない!?その一方、現在公開中の大九明子監督作『私をくいとめて』では、初共演ののん演じる“おひとりさま”の主人公みつ子が恋に落ちる2歳年下の多田くんを演じている。多田くんはみつ子が務める会社の取引先の営業マン。これまでみつ子とは直接関わりはなかったが、家が近所で偶然買い物中に遭遇したことがきっかけで話をするように。しかし、2人はサシ飯に行くわけでもなく、時々多田くんがみつ子の部屋を訪問してはおすそ分けの手料理を玄関先で受け取って帰るだけ…という関係に。みつ子の手作り肉じゃがに思わず反応してしまう多田くん。「黒田さん(みつ子)のお料理はいつもおいしいです」と母性本能をくすぐる発言をする多田くん。アラサーの2歳違いはほぼタメと思っていても、なかなかみつ子の本意がつかめずにいる多田くん。「なんだよっ」と照れくさそうに微笑む愛らしい多田くんもまた、彼にしか演じられない役。「以前からご一緒してみたかった」と言う大九監督も、「振り幅が素晴らしく、少し話すと芝居がどんどん変わるので、とても楽しかったです。急に変なことお願いしてもすぐに『はい』と言ってやって下さって素敵」と、その柔軟な対応力に太鼓判を押している。一人三役でリモートドラマ「世界は3で出来ている」2020年だからこそ作られた本作。リモート撮影で出演者は林さんのみ、一人三役で一卵性の3つ子を演じた。主人公は明るくてお調子者の次男・望月勇人。商社勤務で、会社を辞めようかと思っていた矢先に“ステイホーム”期間となり、リモートワークを機についに居場所を見つけた、という設定。脚本は「スカーレット」の水橋文美江ということもあり、この次男が“信作”に最も近い。また、そんな次男を心配する3分違いの兄、長男・泰斗はソーシャルディスタンスをしっかり守り生真面目なところがある、ちょっと“牧”っぽいキャラ。そして3男・三雄は結婚して子どももおり、対照的な2人の兄を見て育った感じだ。演出を手がけた「教場」の中江功と、脚本の水橋さんについては「お二人との出会いは自分の中での大きな出来事」と振り返るほど。自身を成長させてくれた出会いから生まれた、三者三様の人物を演じ分けた林さんの演技力を堪能してみてほしい。戸田恵梨香&大島優子と幼なじみに「スカーレット」出身地・滋賀を舞台に女性陶芸家のヒロインを戸田恵梨香が演じ、その幼なじみ役を大島優子と演じた。戸田さんと大島さんは同い年、林さんが2歳年下というリアルな年の差同様に、彼が演じた信作は2人から弟のように可愛がられつつ、時々からかわれつつ、どちらかと恋に落ちることもない異性の幼なじみ役で新鮮だった。中学生時代(学ラン姿!)は内気だったのに、あることから軽妙でオープンな性格へと変貌した信作役は、真人や牧とは違うキャラクターを知りたい方にはオススメ。「べっぴんさん」からのスタッフも多かったそうで、伸び伸びと演じていた印象を受ける。短編映画のような作品集を30歳の誕生日に発売10代最後に発売したファースト写真集「Clear」(2010)以来の書籍で、節目となる30歳を記念した「林遣都 作品集 THREE TALES」は一般的な写真集とは異なり、3つ子…ではないが、“3人のとある30代男性”をモチーフとした3つのストーリーが展開する。林さんがそれぞれのキャラクターを演じ、人気アーティストのMVやCM、映画などを手がける映像監督・写真家の林響太朗により、まるで短編映画を作るような手法で作り上げられた。クールな無骨さと温かみを合わせ持つ自然光での姿、野性味さえも感じるモノクロの世界での姿、一転、カラフルで熱気や湿気も感じられるような姿と、全く違った世界観を楽しめる。大竹しのぶと共演!舞台「フェードル」コンスタントに舞台作品にも挑んでいる林さん。2017年の初演時も絶賛された大竹しのぶがフェードルに再び扮し、彼女に想いを寄せられるという義理の息子・イッポリットを演じる。コロナ禍で上演延期となっていたが、年明け早々2021年1月8日(金)よりBunkamuraシアターコクーンを皮切りに、金沢、愛知などで上演されていく予定。獣医師を演じる映画『犬部!』2021年公開予定「おっさんずラブ」の撮影中に「チワワに似ている」と話題になっていた林さんが、本作では犬猫など動物の保護活動をサークルにすることを思いつき「犬部」を設立する獣医学部の主人公に。中川大志と共演し、サークル仲間と共に奮闘した過去と獣医師となって新たな問題に立ち向かう現代という、2つの時代構成で描く。脚本が、“多頭飼育崩壊”をとらえたCX「ザ・ノンフィクション 犬と猫の向こう側」や保護犬・保護猫に迫ったNHK BSプレミアム「家族になろうよ 犬と猫と私たちの未来」の総合演出などで知られる山田あかねということでも注目の1作。小松菜奈とW主演、映画『恋する寄生虫』2021年公開予定三秋縋による10万部突破の同名ヒット作が原案。CMやMVを手掛ける柿本ケンサクが監督、『眉山』の山室有紀子が脚本を担当し映画化したラブストーリー。極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずにいる主人公という、これまたドンピシャな役ではないだろうか。「毎回想像を超えるアイディアをくださった柿本監督に出会えたこと、そして小松さんとお互いの心を通わせながら気持ちをぶつけ合いお芝居できた」と語っており、小松さんとの初共演が楽しみ。映画『護られなかった者たちへ』2021年秋公開予定中山七里の原作小説×瀬々敬久監督、容疑者に扮する佐藤健×刑事に扮する阿部寛という本作では、東日本大震災から9年後の宮城県内が舞台となり、阿部さんの後輩となる県警察捜査第一課の刑事役に挑む。初共演から再タッグまで、1つ1つの出会いを糧にしてきた役者・林遣都の30代にも、いまから期待しかない。(text:Reiko Uehara)■関連作品:護られなかった者たちへ 2021年秋、全国にて公開予定©2020映画『護られなかった者たちへ』製作委員会©中山七里私をくいとめて 2020年12月18日より全国にて公開©2020『私をくいとめて』製作委員会犬部! 2021年公開予定©2021「犬部!」製作委員会
2020年12月23日中山七里の小説を瀬々敬久監督が映画化するヒューマン・ミステリー『護られなかった者たちへ』が、来年秋に公開決定。この度、容疑者に扮する佐藤健と、刑事に扮する阿部寛の表情を切り取った本作の第1弾ビジュアルが公開された。待望のビジュアルでは、佐藤さん扮する殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根が、激しい怒りをむき出しにし、鋭い目で睨みつけ、一方、阿部さん扮する彼を追う刑事・笘篠は、胸中に渦巻く想いを抱えながら事件の奥に隠された真実を解き明かそうと、じっと見据えるような眼差しを向ける。緊迫感漂う1枚が完成した。なお、本作の音楽を『思い出のマーニー』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』などを手掛けた村松崇継が担当することが決定した。『護られなかった者たちへ』は2021年秋、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年12月10日今年10周年で映像化が続く人気作家・中山七里のクライム・サスペンス小説・犬養隼人シリーズを綾野剛主演、北川景子共演で映画化した『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』。公開以降、2週連続実写映画NO.1のヒットとなっている本作から、これまで名前が伏せられていた柄本明、木村佳乃の出演が明らかになった。9月に最終回を迎えた「半沢直樹」で“ラスボス”と称された箕部幹事長を怪演した名優・柄本さんが演じるのはホームレスの男・寺町亘輝。そして、ドラマや映画と多方面で活躍する木村さんが演じるのは養鶏場で働く雛森めぐみ。犬養(綾野さん)&高千穂(北川さん)の警視庁捜査一課No.1コンビがドクター・デスの正体が掴めない中で、捜査線上に挙がったのが寺町と雛森の2人。出演情報と併せて解禁となった映像では、取り調べを受ける2人の怪演を捉えられている!犬養を挑発し不気味に泣き出す寺町に、自身の潔白を主張する雛森といずれも迫真の演技で観る者を圧倒する。その場にいるだけで観るものに緊迫感を与える柄本さんの存在感、歪な感情表現で不安を煽る木村さんの演技はまさに怪演と呼ぶに相応しく、百戦錬磨のベテランが本作を支えている。深川栄洋監督は「お二人とも本当か嘘かわからない演技をする人だという印象がありました」と柄本さん、木村さんの印象について語り、「二人とも共通することが、叩いてみないと分からない楽器です。僕に狙いがあって演出するのですが、狙った音がなるとは限らない。そういう役者だと感じています。もちろん僕はそういう楽器が大好きですけど」と絶賛のコメントを寄せている。雛森を演じた木村さんは、「私は、根っからのサスペンスホラー好きなので、雛森の様な役柄を頂くと戦慄が走ります!」と語りながらも嬉しそう。「今回は、メイクに随分助けられました!あるシーンで雛森は顔全体に染みをかき、眼を落ち窪ませて…そしてあるシーンでは、不気味な感じを出す為、黒目を大きくさせてます」とコメントしているように、演じるにあたってシーンによってメイクを使い分けたという徹底した役作りを見せている。『ドクター・デスの遺産−BLACK FILE−』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・デスの遺産-BLACK FILE- 2020年11月13日より全国にて公開©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年11月27日人気作家・中山七里の小説をドラマ化した『連続ドラマW 夜がどれほど暗くても』の完成報告会見が11月13日、都内で行われ、主演で連続ドラマWに約2年ぶりに登場する上川隆也、共演する加藤シゲアキと岡田結実が出席した。数々のスキャンダルを暴く雑誌の副編集長・志賀倫成(上川)が送る順風満帆なジャーナリスト人生がある日一変。大学生の息子が殺人事件を起こし、犯行現場で自殺したことから、取材対象として追われる立場に。理不尽な報道やバッシングに精神をすり減らしながら、事件の真相究明に挑む。中山氏の小説を映像化した『テミスの剣』をはじめ、過去にも連続ドラマWに数回出演している上川は「またこうして重厚な作品をお届けできると、うれしく思っています」と手応えを示し、役柄については「自分の人生が足元から崩れる転落を演じるのは、これまでのキャリアでも見受けられないので、新鮮でした。どんなキャラクターを目指すのか考えるのは楽しい時間だった」と回想。設定上「9割は罵られていた」と苦笑しながらも、「脚本の読後感がすごく良かったので、息苦しい題材ですが、ぜひ最後までご覧いただければ」とアピールしていた。加藤は事件後にかつての上司である志賀を密着取材する若手記者という役どころ。WOWOWの連続ドラマ出演、そして記者役も初めてで「新鮮な気持ちで(撮影前から)とても楽しみでしたし、撮影中もその気持ちが裏切られることはなかった」。物語が展開するたび、志賀との関係性も変化していき「シーンごとの先輩への思いの動きを描いていきたいと思った。新人記者の青臭さも残っているので、視聴者の皆さんにも共感してもらえるキャラクター」だと説明。また、「もし何かを密着取材するなら?」と問われると、プライベートでも親交の深い嵐の大野智の名前を挙げていた。上川と加藤は今回が初共演で「非常に理路整然と役作りを構築していて(精神的にも)安定していらっしゃる。安心感のある共演者」(上川)、「資料もしっかり読み込まれて、現場に立っている。撮影に臨む姿勢には、本当にたくさん勉強させていただきました。NGも出さないので、こちらはプレッシャーでした(笑)」(加藤)と振り返っていた。事件で両親を失ってしまう被害者遺族を演じた岡田は、「そもそも役作りという経験もあまりないのですが、被害者遺族を生半可な気持ちで演じるのは失礼ですし、たくさんの手記を読んだりして、私なりに役柄に歩み寄った」と明かし、「(女優として)すごくいい経験になりましたし、他人事ではなく、もしかすると自分にも起こることかもと考えながら見ていただければ」と話していた。取材・文・写真=内田涼『夜がどれほど暗くても』11月22日放送スタート毎週日曜日よる10時WOWOWプライムにて放送(全4話)/第1話無料放送
2020年11月13日映像化作品が相次ぐミステリー作家・中山七里の犬養隼人シリーズを、主演に綾野剛、共演に北川景子を迎えて映画化した『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』。本作でメガホンをとった『神様のカルテ』などで知られる深川栄洋監督について、綾野さんと北川さんが語った。深川監督はぴあフィルムフェスティバルで頭角を現し、『狼少女』(2005)で長編映画デビューを飾ると、『神様のカルテ』『そらのレストラン』『白夜行』など人間ドラマからサスペンスまで幅広い作品で手腕を発揮してきた。そんな深川監督が本作で描き出すのは、綾野さん演じる警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養と北川景子演じる高千穂が謎に包まれた連続猟奇殺人犯“ドクター・デス”を追い、真相に迫る物語だ。深川組について綾野さんは「色んな種類の監督が当然いて十人十色ですが、その中でも瞬間、瞬間のライブを非常に楽しんでいる監督だと思います。監督としてその役が魅力的に、その魅力的と言われる概念が具体になるようにとにかく言葉を紡いでくれます」と、深川監督流の“言葉を紡いでいく”演出について語る。また、北川さんも「この作品を通して思ったのは、深川さんと出会えたことがこの作品をやった意味として大きかったです。監督と出会えて良かったなと心から思います」と深川監督との初タッグに感謝を語り、続けて「監督は毎シーンの段取り後に、お芝居の修正・演出の細かい部分を俳優ひとりひとり個別にお話ししてくださるんです。監督と出会ってお芝居というものが楽しくなりましたし、監督を信じてやっていけばこの高千穂というキャラクターが良いキャラクターになると思えました」と深川監督による細やかな演出が印象的だったとコメント。俳優ひとりひとりに対して徹底的に個で向き合うことで、洗練されたキャラクターを作り出す深川監督のもと、日本を代表する俳優・綾野さん、北川さんの好演によって新たな名コンビが生み出されている。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・デスの遺産-BLACK FILE- 2020年11月13日より全国にて公開©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年11月08日“どんでん返しの帝王”の異名を取る中山七里のベストセラーを映画化した『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』の完成報告イベントに、主演を務める綾野剛と共演の北川景子が登壇。さらに、本編映像をふんだんに盛り込んだ約4分の特別映像が解禁された。まず、イベント冒頭には約4分間の特別映像が上映され、作品の緊迫感と疾走感に会場を包み、来場者の期待値を上げた。その後、綾野さんと北川さんが登壇。本作では初となる一般のお客さんを入れ込んでのイベントということもあり、綾野さんは「お客さんが入っていることにグッときますね。素直に嬉しいです」と、会場とイベントの中継配信を見ている方たちへ感慨いっぱいに挨拶。北川さんは「2020年色々なことがありましたが、やっとお届けできるという感謝の気持ちでいっぱいです」と笑顔でコメント。産後初の公の場となる北川さんに綾野さんやMCからお祝いの言葉が贈られると、「ありがとうございます」と応じた。綾野剛、北川景子と「波長があう」今回、警視庁捜査一課No.1コンビの犬養隼人と高千穂明日香をそれぞれ演じた綾野さんと北川さん。コンビを作り上げる上での役作りについての質問に対して綾野さんは「本当に何も話してないんです。打ち合わせもしていないし、どんなバディにしようかという話し合いもしていない」と言い、「波長があうし、信頼と敬意もあって、無茶な気概をもたずとも素直に役に入れましたね」と」と北川さんを絶賛。一方、北川さんは「綾野さんの演技を全て受け入れられるように、どっしりと構えていました」と撮影時の2人の信頼関係の高さをうかがわせ、綾野さんも「普通バディは凸凹バディですが、今回はシンクロバディでした」と犬養&高千穂の関係性を明かした。また、綾野さんは北川さんと高千穂の共通点について、「とにかく受け皿が広い」と分析すると、それに対して北川さんも綾野さんと犬養の共通点について「話しかけられないくらいのストイックな集中力」とコメントし、「俳優としてデビューした年が同じで同期なので、同じ景色を見ながら活動してきたからやりやすく、気兼ねなく接することが出来ました」と撮影を振り返り、仲睦まじい様子を見せた。北川景子、居酒屋のシーンは「めんどくさい鬼絡みをしようと」そんな犬養&高千穂が追うドクター・デスは“安楽死”を手口にする連続殺人犯。映画史上類を見ない殺人犯を追うこととなった綾野さんは「禁断の内容に触れる緊張感もあり、重厚な重さだけではない軽やかさもあるなと思いました。エンターテインメントとしても楽しめる作品になっています」と自信を覗かせる。そして北川は「なかなか詳しく描かれなかったタブーに触れているなという印象です。被害者遺族が犯人をかばい、雲をつかむような捜査で何が悪なのか善なのか、わからなくなくなりました」と脚本を読んだ時の印象を告白。SNSなどでも話題となっている犬養と高千穂の居酒屋でのシーンについて聞かれると、綾野さんは「北川さんから出てきたものは全部受け入れる覚悟でいました(笑)」と笑みをこぼし、北川さんも「監督とも話して、めんどくさい鬼絡みをしようと決めていました(笑)」と明かして、会場を沸かした。未解禁の「シークレットキャストは二人」!?イベントでは招待の一般の観客から直接質問する時間が設けられたが、「次共演するとしたらどういう役で共演したいですか?」という質問に北川さんは「夫婦役ですね(笑)コメディ映画をやりたいなと思います」と回答、綾野さんが驚くひと幕も。綾野さんは「転がされるんだろうなあ(笑)」と応じながら「真面目な夫と破天荒な嫁みたいな、今回とは逆の関係がいいよね」と笑顔で返した。さらに、「まだ解禁されていないシークレットキャストについての感想は?」という質問に対し、綾野さんは「シークレットキャストは二人いますが、そのキャストがドクター・デスとは限らないんです。内部にいるのか、外部にいるのか、もしかしたら高千穂がそうかもしれないし、犬養かもしれない」と回答し、北川さんも「キャストを聞いてこの人なんだと思いました。ネタバレになってしまうのでこれ以上言えないですが、とにかく楽しみにしていてほしいです」とコメント。イベント終盤に綾野さん&北川さんのコンビ度を測る【No.1コンビ度チェック】を実施。計5問の質問に対し〈A〉か〈B〉で回答していき最終的に何%のコンビ度か測る企画となり、「100%を獲得するために北川さんにガチガチ寄せる!」と意気込んでいたものの、結果は3問一致、コンビ度は60%という結果に。それを受けた北川は「初日にもう一回やりたい!」と悔しい様子を見せていた。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・デスの遺産-BLACK FILE- 2020年11月13日より全国にて公開©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年11月03日作家・中山七里が唯一映像化を望まなかった(!?)小説「作家刑事毒島」がテレビ東京系にてドラマ化が決定。テレビ東京で初主演を務める佐々木蔵之介が、作家刑事に扮する。出版プロデューサーを名乗っていた百目鬼二郎(コトブキツカサ)という男が刺殺体で発見された。警視庁捜査一課の警部・麻生と犬養隼人と共に現場に来た新入り刑事・高千穂明日香は初めての事件現場に気合が入る。被害者の元勤め先の出版社で聞き込みをすると、新人賞の審査を巡り、百目鬼に「殺してやる」などと書かれた脅迫状が送られていたことが明らかに。そこで犬養が高千穂を向かわせたのは“出版業界にめっぽう強い”というある男のところ。それが売れっ子作家・毒島真理。実は元捜査一課の優秀な刑事だったという。高千穂は毒島の毒舌やこだわりに戸惑いながらも、事件の捜査を共に進めることに…。佐々木蔵之介が演じる主人公・毒島真理は、現役のベストセラー作家でありながら元捜査一課の刑事。その経歴を生かし、若手刑事を指導する刑事技能指導官という特殊な肩書を持つ男だ。刑事時代はえげつないほど饒舌に容疑者を追い込んでいき、落ちなかった犯人は一人もいないとの伝説を持っているとか。毒島は、新川優愛演じる新入り刑事の高千穂明日香と事実上バディを組み、出版業界で巻き起こる連続殺人事件の捜査に乗り出ていく。ほかにも、女流作家・羽衣サヤ役の遊井亮子、長年作家を目指す“ワナビ”只野英郎役に塚地武雅、高千穂の先輩刑事・犬養隼人役の徳重聡、そして高千穂・犬養の上司・麻生警部役の吹越満と実力派が脇を固める。<原作者・中山七里に一問一答>Q:作家刑事毒島シリーズがドラマ化されるにあたっての思いをお聞かせください。A:この原作だけは映像化されたくなかった(横溝正史か)。Q:毒島というキャラクターを佐々木蔵之介さんが演じることについての印象はいかがですか?A:虫も殺さないような善人面という設定なので、原作者として文句の付け所がありません。Q:作家業界の独特な世界が描かれていますが、リアルな部分もあるのでしょうか?A:殺人事件以外はほぼリアル、というか、かなり希釈しています。Q:ファンや視聴者へメッセージをお願いいたします。A:歪んだ性格の犯罪者と更に歪んだ性格の刑事の対決をお楽しみください。月曜プレミア8「作家刑事 毒島真理」は11月30日(月)20時~テレビ東京系にて放送。(cinemacafe.net)
2020年10月26日“どんでん返しの帝王”の異名を取る中山七里のクライム・サスペンス小説・犬養隼人シリーズ『ドクター・デスの遺産』の映画化作品『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』が、11月13日(金)に全国公開される。この度、本作の本編映像が一部公開された。主演を務めるのは、綾野剛。警視庁捜査一課の検挙率No.1を誇る敏腕刑事・犬養隼人を演じる。さらに北川景子が、綾野演じる犬養のバディである捜査一課の頭脳派No.1の冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。また、人気上昇中の若手俳優・岡田健史が新米刑事・沢田を演じ、前野朋哉、青山美郷、石黒賢らが、犬養&高千穂と同じ警視庁敏腕捜査チームとして脇を固める。監督は、『神様のカルテ』「チェイス」など人間ドラマからサスペンスまで幅広い作品で手腕を発揮してきた深川栄洋。警視庁捜査一課No.1コンビと、安楽死を手口にする猟奇的な連続殺人犯“ドクター・デス”との息もつかせぬ攻防戦を、スリリングに描き出す。本作は破天荒な直感型の刑事・犬養と、常に冷静沈着な高千穂が、ドクター・デスという謎に包まれた連続殺人犯に翻弄されながらも真実に迫っていくという、バディ刑事ムービーだが、対照的な性格を持つふたりの絶妙なやり取りも大きな魅力のひとつだ。劇中で唯一、刑事の顔を忘れて語り合う姿を見せる居酒屋のシーンでは、犬養と高千穂のいきつけの居酒屋であり、先輩と後輩という垣根を超えたふたりを見ることができる。綾野は居酒屋のシーンについて「僕自身ももっと観たかったですね」と撮影を振り返り、北川も「普段のこの人たちはこういう人なんだって、刑事ではない犬養と高千穂の素が垣間見られるシーンです」と語るように、追いつめられていくシーンが多い本作の中で、唯一の癒しのシーンだったと語っている。本作のメガホンをとった深川監督も「綾野さんは猛禽類のような捕食者、北川さんは学者のような観察者、といったキャラクターの立たせ方を目指していました」と対照的なキャラクターを目指したと語っているが、「どちらも概念にとらわれ過ぎず、その場の共鳴を信じて振れ幅のある演出を心がけました」と語っており、その場の空気、そしてふたりの関係性を意識して演出を心がけたのだということが分かる。この度、そんなふたりの共鳴シーンともいえる、居酒屋での犬養と高千穂の絶妙なやり取りを映した本編映像が公開。犬養の「おっさんだな」の一言に不服そうにする高千穂の姿や、娘が高千穂にだけプレゼントをあげていたことに対し不満をあらわにする犬養の表情など、ふたりの素の表情を見ることができる。そして自分の焼き鳥を奪われたことによって子どものように駄々をこねる高千穂に振り回される犬養など、立場が逆転した構図が見て取れる。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』11月13日(金)全国公開
2020年10月22日10月18日(日)より放送がスタートする中山七里原作の報道サスペンス、連続ドラマW「セイレーンの懺悔」より、第1話の冒頭映像が公開される。テレビ局を舞台にし、報道のタブーに切り込んだ衝撃作として、刊行当時から大きな話題を呼んでいた原作が、WOWOW連続ドラマW初出演の新木優子を主演に迎え、満を持して連続ドラマ化。新木さんが演じるのは、報道番組の新人記者である主人公・朝倉多香美。さらに先輩記者・里谷太一役の池内博之、刑事・宮藤賢次役の高嶋政伸、ライバル局の報道記者・三島奈那子役の高梨臨、事件の被害者の父役の甲本雅裕、母役の濱田マリ、「アフタヌーンJAPAN」の編集長役の池田成志と、実力派キャストが脇を固めている。そんな本作の放送に先駆け、本日12日夜7時頃からは新木さん、池内さん、高嶋さんが出演する放送直前スペシャル生配信を実施。見どころや撮影中のエピソードなどをWOWOWオリジナルドラマTwitterで配信していく。また、生配信終了後の夜8時ら、第1話冒頭約10分間の先行配信が決定。WOWOW番組サイト・WOWOW公式YouTubeチャンネルにて視聴が可能となる。「『連続ドラマW セイレーンの懺悔』放送直前!スペシャル生配信」は10月12日(月)19時頃WOWOWオリジナルドラマTwitterにてスタート予定。「『連続ドラマW セイレーンの懺悔』第1話冒頭約10分間先行配信」は10月12日(月)20時~番組サイト、YouTube チャンネルにて配信。連続ドラマW「セイレーンの懺悔」は10月18日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(第1話無料放送/全4話)。(cinemacafe.net)
2020年10月12日10月18日(日)に放送が開始される『連続ドラマW セイレーンの懺悔』がクランクアップを迎え、主演の新木優子よりコメントが寄せられた。原作は中山七里による同名小説。テレビ局を舞台にした本作は、報道のタブーに切り込んだ衝撃作として、刊行当時から大きな話題を呼んだ。今作は満を持しての連続ドラマ化となる。本作の主演を務めるのは、WOWOW連続ドラマW初出演にして初主演となる新木優子。自身初の記者役として、報道番組の新人記者である主人公・朝倉多香美を演じる。さらに多香美の先輩で帝都テレビ・アフタヌーン JAPANの記者・里谷太一役を池内博之。女子高生誘拐殺人事件を追う警視庁捜査一課の刑事・宮藤賢次役を高嶋政伸。帝都テレビのライバル局であるジャパンテレビの報道記者・三島奈那子役を高梨臨。事件の被害者・東良綾香の父・東良伸弘役を甲本雅裕。母・東良律子役を濱田マリ。アフタヌーン JAPANの編集長・兵頭邦彦役を池田成志が演じるなど実力派キャストが名を連ねた。そして先日、約1カ月半に及ぶ撮影が終了し、無事にクランクアップを迎えた。スタッフが見守る中でラストシーンを終えた新木は、割れんばかりの拍手の中で贈られた花束を胸に「皆さんと同じ歩幅で一生懸命に進んでこれたことが嬉しかったです」とコメント。いくつもの困難を一緒に乗り越えてきた仲間であるキャスト・スタッフへの感謝を伝えた。さらに放送直前の10月12日(月)19 時頃、「『連続ドラマW セイレーンの懺悔』放送直前!スペシャル生配信」と題した生配信企画がTwitterで実施される。この生配信には主演・新木優子、さらに、池内博之、高嶋政伸が出演し、放送に先駆けて本作のみどころや撮影中のエピソードなどが語られるという。果たして、マスコミはセイレーン(ギリシャ神話に登場する半人半鳥の妖精)のように国民を惑わし、人の不幸を娯楽にする怪物なのか?報道の自由や意義について問われることが多い今、その在り方に切り込む衝撃の報道サスペンスに期待だ。●新木優子(朝倉多香美役)コメントクランクインからここまで約1カ月半、日を重ねるごとにキャスト・スタッフの団結力が増し、仲間として様々なことを乗り越えることが出来ました。“座長”と呼んでいただきましたが、私が前に立つのではなく、皆さんと同じ歩幅で一生懸命に進んで来れたことが嬉しかったです。撮影では、初めての報道記者役ということもあり、帝都テレビ局内のシーンが特に印象的でした。そこにいる全員が心を一つにし、本当の報道局のような素晴らしい空間を作ってくださったので、自分も報道局の一員である記者として、その中に存在することが出来て幸せでした。さらに、辛い過去を抱えながらもしっかりと自分の足で立ち、一歩ずつ進んでいける多香美を演じられたこと、多香美を通して、私が思うこの作品のテーマである「正義」について深く考えることが出来たので、作品の中で成長していく多香美と共に、私自身も成長することが出来ました。『連続ドラマW セイレーンの懺悔』は、私にとって新しい挑戦となった作品です。衝撃の報道サスペンスとなっていますが、見ていただければ誰でも必ずのめり込んでしまう素晴らしい作品ですので、是非ご覧ください!『連続ドラマW セイレーンの懺悔』10月18日(日)放送スタート!(第1話無料放送)毎週日曜日22時、WOWOWプライムで放送(全4話)『連続ドラマW セイレーンの懺悔』放送直前!スペシャル生配信日時:10月12日(月)19時頃スタート予定出演者:新木優子、池内博之、高嶋政伸配信:WOWOW オリジナルドラマ Twitter(@drama_wowow) にて(ペリスコープ)※実施概要の変更・中止の可能性もあり
2020年10月03日綾野剛が検挙率No.1を誇る警視庁捜査一課の刑事、北川景子がそのバディである冷静沈着な頭脳派刑事を演じる映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』。原作は、2010年1月のデビュー以降、“どんでん返しの帝王”の異名を取る中山七里。2020年だけで5作品が映画化・ドラマ化され、エンタメ界からいま最も注目を集めている人気ミステリー作家に迫った。中山氏はこれまで明るく爽やかな音楽ミステリー、ダークでシリアスなサスペンス、医療ミステリーに法律ものなど様々なジャンルの作品を世に送り出してきた。デビュー作にして「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、橋本愛を主演に迎えた『さよならドビュッシー』(2013)は、事故にあい全身火傷を負うもピアニストになることをあきらめない遥が主人公。音大生・“岬洋介”の指導の下レッスンに励むが、周囲で不可解な出来事が続発し、ついには殺人事件まで起こってしまう。そして、代表作“弁護士・御子柴”シリーズが要潤主演でオトナの土ドラ「悪魔の弁護人 御子柴礼司 ~贖罪の奏鳴曲~」として年をまたいで放送され、デビュー10周年という節目の年を迎えた2020年。U-NEXT×カンテレの共同プロジェクト「このミス」大賞ドラマ化シリーズ「連続殺人鬼カエル男」は、工藤阿須加を主演に置き、サイコスリラーの皮をかぶり、心神喪失者の責任能力をなしとする刑法39条の是非を問う異色の社会派ミステリー。10月18日(日)より放送開始のWOWOW「連続ドラマWセイレーンの懺悔」は新木優子が演じる報道記者が誘拐殺人事件の謎を追う怒涛のノンストップサスペンス。そして11月22日(日)から放送される上川隆也主演の「連続ドラマW夜がどれほど暗くても」ではスクープを追う週刊誌記者が1人息子の起こす事件によって、一転、追われる側へと変貌する報道サスペンスドラマ。また、主演・佐藤健に監督・瀬々敬久で映像化される映画『護られなかった者たちへ』の公開も控えている。東日本大震災から9年後、宮城県内で全身を縛られたまま放置され、餓死させられるという凄惨な連続殺人事件を巡り、日本の生活保護制度の欠陥に迫る社会派ミステリーを描いていく。映像化の勢いは留まることを知らず、さらにデビュー10周年で前代未聞の新作単行本12か月連続刊行を実施するなど、作家としても飛躍的な活躍をする年となった。本作『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は“刑事 犬養隼人シリーズ”待望の映画化。安楽死を手口にする連続殺人犯という斬新な犯人像と、その犯人を追う犬養&高千穂の刑事バディの活躍を描くサスペンス性と、思いもよらない真犯人の正体という真骨頂のどんでん返し要素が詰め込まれた中山七里ワールドを堪能できる1作となっている。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・デスの遺産-BLACK FILE- 2020年11月13日より全国にて公開©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年10月02日人気作家・中山七里の小説を原作に、安楽死を手口とするドクター・デスと警視庁捜査一課No.1コンビの攻防戦を描く映画『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』。この度、綾野剛と北川景子が演じるコンビを写した新場面写真が公開された。主演の綾野さんが演じているのは、警視庁捜査一課の検挙率No.1を誇る敏腕刑事・犬養隼人。自分の直感を頼りに行動し、自分一人の判断で火葬場で焼かれる直前の遺体を鑑識に回したり、乱暴にドアを蹴破り取り調べ室で怒号を飛ばしたりと、型破りな一面もみせる。一方、北川さんが演じているのは、犬養のバディである捜査一課の頭脳派No.1の冷静沈着な刑事・高千穂明日香。犬養を隣で見守り、時には叱咤しながらも受け入れるキャラクターであり、高千穂が隣にいるからこそ、犬養も大胆な行動を取れているのだ。破天荒で直感型の犬養と、冷静で分析型の高千穂。凸凹でありながらもお互いの存在を支え合っている2人は、時に衝突しながらも事件解決へ邁進していく。綾野さんは「高千穂といるときはまんまでよかったので、敢えて繊細さのある芝居はしていなかった」と語り、北川さんも「隣を見ると熱くなりすぎている犬養さんがいるので、自分は冷静でいなくてはと思っていました」と演じる上でも見守りながらアプローチしていたと明かす。今回公開された場面写真は、先輩後輩2人の人間味溢れるカット。焼き鳥を頬張る犬養と、髪をかきあげほろ酔いの高千穂、一日の捜査の終わりにいつも行く居酒屋でのシーンとなっている。2人が本音や愚痴を語る場として描かれている居酒屋でのシーン。北川さんは「先輩後輩関係ない雰囲気を出したくて、この二人はこんな感じで長年相棒としてやってきたんだなという、二人の歴史が伝わったらいいなと思いました」とコメントしている。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ドクター・デスの遺産-BLACK FILE- 2020年11月13日より全国にて公開©2020「ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-」製作委員会
2020年09月30日中山七里の小説を上川隆也主演でドラマ化する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」に岡田結実が出演することが分かった。スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀(上川さん)は、順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、息子の起こした事件により、一転、追われる立場となってしまう。絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことに。そして、深い闇の中で志賀は一条の光を見つける。一人息子が引き起こしたのは、ストーカー殺人事件。さらに、被害者と共に自ら命を絶ってしまう…。岡田さんが演じるのは、被害者遺族の少女・星野奈々美。このストーカー殺人事件によって両親を奪われた女子高生という役どころだ。容疑者が死亡すると、その父親である志賀に恨みを募らせるように。しかし、彼女の存在が志賀の運命を変えることになる。連続ドラマWに出演するのは今回が初となった岡田さんは「今までの私の少ない役者経験の中では、明るい役や楽しい役を演じることが多かったので、その中で星野奈々美を演じるという事は私にとってはある意味チャレンジです。お話をいただいた時は、興奮と同時に不安がありました」と正直な気持ちを語り、「奈々美には、沢山のものの中で振り回されながらも、絶対に曲げない力を感じます。脚本を読んでいて私は、どんどん変わっていく奈々美に勇気づけられました。私の演じる奈々美も、少しでも誰かの希望の星になれるように演じようと思いました」と意気込む。そして視聴者へ向けて「中山七里先生の優しくも力強く切り込んでいくこの熱い作品、登場人物が皆何かを信じて走り続けている姿に、私は心を打たれた一人です。SNSや報道のあり方が考えられているこの現代に斬り込んでいく作品だと思うので、ご覧になった方が一人でも何か感じるものがあったら嬉しいです。夜がどれほど暗くても。その暗闇の先までをご覧いただきたいです」とメッセージを寄せている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年09月25日上川隆也を主演に迎え、『ドクター・デスの遺産 BLACK FILE』や連続ドラマW「セイレーンの懺悔」などを手掛けるベストセラー作家・中山七里の同名原作をドラマ化する連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」。上川さんと対峙しながら真相を追う週刊誌の記者役に、加藤シゲアキの出演が決定した。上川さん演じる主人公・志賀は、スクープを追う有名週刊誌「週刊時流」の副編集長。順風満帆にジャーナリスト人生を歩んできたが、一人息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶ったことで、一転、メディアから追われる立場に。凶悪事件の容疑者家族として、世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことになる。この本作で加藤さんは演じるのは週刊誌記者・井波渉。「週刊時流」の若手記者で、週刊誌報道の正義を巡って上司である志賀(上川隆也)とぶつかるという役どころ。やがて井波は、息子が起こした殺人事件をきっかけにバッシングされ、“追われる側”となった志賀を密着取材することになる。加藤さんがWOWOW連続ドラマWに出演するのは、今回が初。また、週刊誌記者の役を演じるのも今回が初めて。本作のテーマの一つである「報道の自由や意義とは一体なにか」を正面から問う重要な役どころを、文筆家としての顔ももつ加藤さんがいかに演じるのか、期待が高まる。加藤さんはWOWOWのドラマについて「社会派でウェルメイドな作品が多い印象があり、機会があればぜひ出演してみたいと思っていました」とコメント、「複雑な心情を抱く主人公の志賀を上川隆也さんがどのように演じられるのかも楽しみ」と語る。「実際の事件などがモチーフとなっていることもあって、リアリティを感じました。情報に左右されがちな昨今において、真実を追い求める難しさ。つい見失ってしまう、人としてのあり方。他者との関わりとはなんなのか。この物語に込められた痛烈なメッセージに、強く胸を打たれました」と明かし、「井波渉は志賀とは上司と部下ですが、話が進むにつれて一般的な関係とは異なり、いびつなものになっていきます。スキャンダルを扱う編集者は、一体どうあるべきか。なにが正しいのかわからなくなる世界で葛藤する井波には、誰もが共感できるのでは」と、自身が演じるキャラクターに期待を寄せている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月22日(日)より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送開始予定(第1話無料放送・全4話)。(text:cinemacafe.net)
2020年09月11日新木優子がWOWOWドラマ初出演、中山七里の報道サスペンス小説を原作にした連続ドラマW「セイレーンの懺悔」が10月に放送。今回は主演・新木さんに続いて作品を彩るオールキャストが決定し、テレビ局を舞台に報道のタブーに切り込む本作についてそれぞれからコメントが到着した。新木さん演じる帝都テレビ入社2年目の新人報道記者・朝倉多香美の先輩にあたり、帝都テレビ「アフタヌーンJAPAN」の記者・里谷太一役を池内博之、女子高生誘拐殺人事件を追う警視庁捜査一課の刑事・宮藤賢次役を高嶋政伸。帝都テレビのライバル局であるジャパンテレビの報道記者・三島奈那子役を高梨臨、事件の被害者・東良綾香の父・東良伸弘役を甲本雅裕、母・東良律子役を濱田マリ、「アフタヌーンJAPAN」の編集長・兵頭邦彦役を池田成志が演じる。ほかにも、永島敏行、中村育二、佐野和真、尾上寛之、羽場裕一など実力派キャストが集結。果たして、マスコミはセイレーン(ギリシャ神話に登場する半人半鳥の妖精)のように国民を惑わし、人の不幸を娯楽にする怪物なのか?報道の自由や意義について問われることが多いいまだからこそ、新木さんをはじめとするキャスト陣が報道サスペンスドラマとしてその在り方に真っ向から切り込んでいく。池内博之(里谷太一役)作品を読むとグイグイと世界に引っ張られ、あっという間に読んでしまいました社会派サスペンス。マスコミの裏側が描かれていて、誤報や報道の怖さを改めて感じました。主人公のような自分の信念を持った人間がいて欲しいとも思いました。そして、やはり驚いたのがラスト。いい意味で本当に裏切られ、やられた感がありました。報道記者である里谷を演じるにあたり、自分に信念をもちどこかハイエナのような嗅覚をもちあわせ、強さと優しさを持ち合わせた熱い男を演じたいと思います。衝撃のエンディングをお楽しみに!!高梨臨(三島奈那子役)台本を読んで、本格的なサスペンスのストーリーの面白さや、そこに絡んでいく記者、そして事件の当事者達の複雑な感情や背景が描かれていて、夢中で読み終えました。私自身、記者として現場リポートをしていく役をいただくのは初めてなので、とても楽しみです。今回演じさせていただく三島奈那子は、記者としてのプライドが高く、仕事に命をかけてきた女性です。カッコよくも、仕事の為ならどこまでも突き進んでいきそうな、強い女性を演じていけたらと思っております。甲本雅裕(東良伸弘役)自粛期間中ほぼテレビを観る人になっていて、はたしてつくる側に戻れるのかと心配していましたが、案外すっと戻れている事に驚いています。以前と比べ制限される事は沢山ありますが、このドラマは自分にちゃんと制限をかけられるか、それとも突き進むのかを問う作品だと思います。役の上では葛藤しながらも、待望のWOWOWドラマへの参加。制限かける事なく突き進みます!監督に制限かけられない限り…笑濱田マリ(東良律子役)私が演じている被害者の母親・東良律子は、小さな幸せを探して健気に生きているけれど、思い通りにならない日々の生活の中で、怒りとも悲しみともつかない感情が静かに沈殿しているような女性。それをどう表現するのかが課題でした。撮影は刺激的で、感覚が研ぎ澄まされる瞬間が何度もありました。原作の小説、脚本を読んだ時に私自身が受けた衝撃を、このドラマを見る皆さんにも是非感じていただきたいです。池田成志(兵頭邦彦役)台本を読んで、報道の多面性もさることながら、事実の多面性ということを強く感じました。見る角度によって物事は違って見える、つまり、人によっても違うとでも言いましょうか。そのことが丹念に描かれてるなぁと感じました。私の演じる兵藤は、興味を煽ることによって、視聴率を上げることに奔走する、今的な底の浅そうな人間ですが、彼の様な人間がいることも現実的です。そんな彼がストーリーを通して何か変わるのか?変わらないのか?自分でも楽しみです。高嶋政伸(宮藤賢次役)まず、奇妙な題名に惹かれました。次に、台本を読ませて頂いて、その深い内容、その面白さ、そして読み終わった後の圧倒的な感動に驚きました。気がつくと、宮藤を演じさせて下さいと会社に連絡していました。宮藤、という刑事の面白いところは、事件を俯瞰して見ているところ。決して、探偵の様に飛躍させず、徹底的に動機にこだわるところが、リアルだと思います。また、この作品の見どころは、普段の日常に潜む人間の闇を勧善懲悪を超えた視点で描いているところだと思います。誰もが、闇と闇が重なった闇溜まりを持っていて、ふとした瞬間にそれが一気に吹き出し、日常を非日常へと逆転させる。この作品は、ギリシャ神話の妖精セイレーンを現代によみがえらせ、そんな日常にひそむ「闇溜まり」を我々に突きつけ、瞬きもせずにジッと見据えています。連続ドラマW「セイレーンの懺悔」は10月18日(日)より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年08月26日“どんでん返しの帝王”の異名を持ち、映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』など数々の作品が映像化されてきた中山七里の報道サスペンス小説「夜がどれほど暗くても」が、WOWOW連続ドラマWでドラマ化。主演に上川隆也を迎える。原作の中山氏はデビュー作「さよならドビュッシー」で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して以来、良質なヒューマンミステリーを世に送り出して、今年1月にデビュー10周年を迎えたばかり。それを記念し、2020年は前代未聞の新刊単行本12か月連続刊行を実施しており、出版社横断の一大キャンペーンを展開。また、映画『ドクター・デスの遺産 -BLACK FILE-』(11月公開予定)、映画『護られなかった者たちへ』(年内公開予定)、そして先日発表された、新木優子主演の連続ドラマW「セイレーンの懺悔」など、次々に映像化が決定しており、まさにいまもっとも旬な小説家のひとり。上川さんが本作で演じるのは、スクープを追う有名週刊誌の副編集長・志賀。仕事ぶりを評価され順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、ある日、ひとり息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶った。スクープを追う側だった志賀は、一転、追われる立場に。凶悪事件の容疑者家族として世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに事件の真相に迫っていくことになる。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実。そして、深い闇の中で志賀が見つけた一条の光とは…。上川さんが連続ドラマWで主演を務めるのは、2018年の連続ドラマW「真犯人」以来約2年ぶり。また、中山作品への出演はドラマ「テミスの剣」(テレビ東京、2017年)以来約3年ぶりとなる。犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や、意義とは一体何か。本作は単なる転落劇とは異なる、男の慟哭と執念が引き起こす奇跡の物語でもあり、「セイレーンの懺悔」とともにWOWOWが真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスドラマとなりそう。上川さんは「今回の役は、これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの『志賀倫成』という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみ」と、役柄についてコメント。「中山七里先生の『テミスの剣』に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は、今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています」と撮影を楽しみにしている様子。また、原作の中山氏が「わたしの原作の映像化では最短記録」という今回のドラマ化。「主演が上川隆也さんと聞いた瞬間、『ああ、もう原作者が口を差し挟む余地は何もないな』と安心しました」と明かし、「本作のテーマの一つは『全てを失くした者の再生』なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています」と「全幅の信頼」を置いていることを語っている。連続ドラマW「夜がどれほど暗くても」は11月、毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全4話/第1話無料放送)。(text:cinemacafe.net)
2020年08月25日“どんでん返しの帝王”の異名を持つ作家・中山七里の報道サスペンス小説『夜がどれほど暗くても』が、上川隆也を主演に迎えてドラマ化することが決定した。本作はWOWOWプライムにて、2020年11月放送予定。全4話で展開される。デビュー作『さよならドビュッシー』で「このミステリーがすごい!」大賞を受賞して以来、良質なヒューマンミステリーを世に送り出してきた中山。デビュー10周年を迎えた2020年は前代未聞の新刊単行本12か月連続刊行を実施しており、出版社横断の一大キャンペーンを展開中。また、映画『ドクター・デスの遺産ーBLACK FILEー』(2020年11月公開予定)、映画『護られなかった者たちへ』(2020年公開予定)、新木優子主演でドラマ化が発表された『連続ドラマW セイレーンの懺悔』(WOWOWプライムにて、10月18日放送スタート予定)など、次々に映像化が決定している。上川隆也が連続ドラマWで主演を務めるのは、『連続ドラマW 真犯人』(2018年)以来約2年ぶり。また、中山七里原作への出演は、ドラマ『テミスの剣』(テレビ東京、2017年)以来約3年ぶりとなる。上川演じる主人公・志賀は、スクープを追う有名週刊誌の副編集長。仕事ぶりを評価され、順風満帆なジャーナリスト人生を歩んでいたが、ある日事態は一変する。一人息子がストーカー殺人事件を起こし、被害者とともに自ら命を絶ったのだ。スクープを追う側だった志賀は一転、追われる立場となる。凶悪事件の容疑者家族として、世間からバッシングを受ける日々。まさに絶望の淵に立たされる中、ある出来事をきっかけに志賀は事件の真相に迫っていくことになる。少しずつ浮かび上がっていく新しい真実、そして深い闇の中で志賀が見つけた、一条の光とは。犯罪の当事者になってしまった人間は、理不尽な茨の道をどう乗り越えていくべきか。そして報道の自由や、意義とは一体何か。本作は『連続ドラマW セイレーンの懺悔』とともに、WOWOWが真っ向から切り込む重厚な報道サスペンスとなっている。【主演・志賀倫成(しがみちなり)役:上川隆也】WOWOWさんとは、これまで長く御一緒させて頂いた事もあって、その間にある信頼感には確たるものを感じています 。今回も、勿論作品の内容は伺った上ではありますが、お声掛けを頂いた時点でその信頼に応えたいという気持ちの方が強くありましたし、悩むことなくお受け致しました。今回の役は、これまでのWOWOW出演作品の中でも、もっと云ってしまえば、これまでのキャリアを見渡しても、演じてきたことのなかった様な人物です。今はこの『志賀倫成』という男と、どの様に相対することになるのかが楽しみです。中山七里先生の『テミスの剣』に出演した時、日々味わっていた役者としてのスリリングな感覚は、今でも忘れられません。今回も先生の世界の中に浸れることを思い、今から期待に胸を躍らせています。この感覚をそのまま作品の中に封じ込めてお届け出来る様、スタッフ・キャストの皆様と足並みを揃えて臨みたいと思っています。どうぞ御期待下さい。【原作者:中山七里】今年の3月に親本が刊行されたばかりだったので、ドラマ化の話をいただいた時には早いなあという驚きがありました。わたしの原作の映像化では最短記録です。意図的にタブーとされるテーマを選び映像化はされにくいと思っていたので尚更でした。あまりに突然だったので当初は少し不安でもあったのですが、主演が上川隆也さんと聞いた瞬間、「ああ、 もう原作者が口を差し挟む余地は何もないな」と安心しました。上川さんは以前、他局制作のドラマ『テミスの剣』でも主演を務めていただき、全幅の信頼を置いていましたから。本作のテーマの一つは「全てを失くした者の再生」なのですが、上川さんなら見事に表現していただけるものと信じています。『夜がどれほど暗くても』11月放送スタート※予定毎週日曜日よる10時WOWOWプライムにて放送(全4話)/第1話無料放送番組サイト:
2020年08月25日中山七里がテレビ局を舞台に、報道のタブーに切り込んだ衝撃作「セイレーンの懺悔」が、連続ドラマW枠にてドラマ化されることが決定。主演は、WOWOW連続ドラマW初出演の新木優子が務める。不祥事が続き番組存続の危機にさらされた帝都テレビの看板報道番組の制作に携わる入社2年目の報道記者・朝倉多香美は、都内で起った女子高生誘拐事件を先輩記者の里谷太一と追う。警察を尾行した多香美が廃工場で目撃したのは、無惨にも顔を焼かれた被害者の遺体…。そして、犯人に繋がる大きなスクープをものにするが、このスクープが原因となり、ある事件が起きてしまう――。今年、デビュー10周年を迎えた作家・中山氏は、これまで「さよならドビュッシー」や「贖罪の奏鳴曲」、「ヒポクラテスの誓い」などが映像化され、「護られなかった者たちへ」が先日映画製作が発表された。そんな中山作品の中でも、“ドラマ化不可能”と言われた作品が「セイレーンの懺悔」。中山氏は「僕は生来アマノジャクなところがあり、映像化がまず不可能な小説を書いてしまう。海外を舞台にしたりタブーとされているテーマを扱ったりするのはそういう理由だ」と語り、本作についても「連載当初から『中山さん、テレビ局に喧嘩売ってるんですか』とか、『もう清々しいくらいにドラマ化は無理ですね』とか散々言われていたのだ。ところがやはり連載当初から『これはウチのために書かれたような作品ですね』と熱烈にドラマ化のオファーをいただいた局があった。言わずと知れたWOWOWさんである」とふり返っている。今回のドラマ化で主演を務める新木さんが演じるのは、新人記者・朝倉多香美。ある辛い過去を抱えるキャラクターとなっており、女子高生誘拐事件を追いながら、自身の過去と向き合っていくことに。そして、事件の真相が明らかになったとき、報道記者としての在り方が多香美に問われる。新木さんは「私が演じる多香美は正義感が強く、自分では抱えきれないようなつらい過去を持っていながらも、強い想いを胸に真実を追い求める姿が印象的です。報道番組の仲間や周りの人々が彼女の想いに突き動かされていったように、自分で何かを変えようと動く力が素晴らしいと思いました。私自身も多香美の強い想いを大切にしながら演じていきたいです」と意気込み、「今まで演じたことのない役に挑むので、視聴者の皆様には新しい私をお見せ出来ると思いますし、多香美が記者として成長するとともに、私も作品を通じて成長していけることが楽しみです」とコメントしている。連続ドラマW「セイレーンの懺悔」は10月18日(日)より毎週日曜日22時~WOWOWプライムにて放送予定(全4話/第1話無料放送)。(cinemacafe.net)
2020年07月29日佐藤健が「恋はつづくよどこまでも」の熱気も冷めやらぬ中、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の瀬々敬久監督と再タッグを組み、中山七里の傑作ミステリー小説「護られなかった者たちへ」映画化に主演。共演に阿部寛、清原果耶、倍賞美津子、吉岡秀隆、林遣都を迎える。原作は、今年、作家生活10周年を迎える中山七里の傑作小説。東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で、全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生。捜査線上に浮かび上がった容疑者は利根という男(佐藤健)。彼は、知人を助けるために放火、傷害事件を起こした後、刑期を終えて出所したばかりだった。宮城県警の刑事・笘篠(阿部寛)は殺された2人の被害者から一つの共通項を見つけ出し、利根を追い詰める。一体、彼はどのように生きてきたのか?被害者はなぜ、むごい殺され方をされたのか?そこには、切なくも衝撃の真実が隠されていた――。主演は、シリアスからアクションまで多種多様な役を演じ、常に挑戦を続ける俳優、佐藤健。本作では出所直後に連続殺人事件が発生、その容疑者となる利根泰久役を演じる。対する利根を追う刑事、笘篠誠一郎には、『新参者』シリーズ、『テルマエ・ロマエ』シリーズなど大ヒット映画を連発する阿部寛。佐藤さんとは、2010年の映画『劇場版TRICK霊能力者バトルロイヤル』以来の顔合わせとなる。さらに2020年エランドール賞新人賞を受賞し、新進気鋭の女優として出演作品が相次ぐ清原果耶が、福祉保健事務所のケースワーカーに。日本映画の名だたる監督たちと数々の名作を作り出してきた女優・倍賞美津子が、夫と理髪店を経営していたが死別により現在は独居、東日本大震災で被災した遠島けい役を演じる。そして、『男はつらいよお帰り 寅さん』や『Fukushima50』などの吉岡秀隆。NHK連続テレビ小説「スカーレット」で好演を見せたばかりの林遣都と豪華な顔触れが集結。メガホンをとるのは、『64-ロクヨン-前編/後編』を大ヒットさせ、血の通った人間を描くことで定評のある瀬々敬久監督。脚本は映画『糸』でも組んでいる林民夫が手掛ける。佐藤健「瀬々組の濃厚な映画の世界に」キャスト・監督・原作者コメント主演・佐藤健:利根泰久(建設会社勤務)生活保護というシステムの裏に潜む人々の様々な思い、その中でも途方もないやるせなさ、悲しみ、どこへ向ければいいかわからぬ憤り、怒りをぶつけていくことがこの作品での自分の役割だと思っています。魅力的なキャストの皆様、そして再び瀬々監督とご一緒できることを大変嬉しく思います。監督とは前回2ヶ月の岡山ロケを共にしましたが、今回の舞台は宮城です。またしばらく瀬々組の濃厚な映画の世界に浸ってきます。阿部寛:笘篠誠一郎(宮城県警察捜査第一課刑事)瀬々監督と数年ぶりにご一緒しますが、監督ならではの、リアリティと素朴な人間の感情が入り混じる現場に身をゆだねようと思います。不可解な連続殺人事件を追いかける刑事役となりますが、今までとは一味違う刑事像となる予感と期待があり、撮影現場に入る事が今から楽しみです。今回の物語の舞台は宮城県を中心とした東北地方になりますが、東日本大震災のみならず、日本各地で発生している天災を風化させないためにも、物語を通して記憶と想いを繋げていければと思います。清原果耶:円山幹子(福祉保健事務所職員。ケースワーカー)この度、円山幹子役で出演することになりました、清原果耶です。脚本や現地で感じたものを出来る限り沢山胸に抱き留めて彼女を生きたいと思っています。この映画が誰かの心を温め、これからに繋がる灯火のようなものになれば幸いです。撮影はまだ始まっていないのですが監督、スタッフ・キャストの皆様と全身全霊で臨めればと思います。吉岡秀隆:上崎岳大(国会議員)今という時代だからこそ生まれるべき映画になればと思います。『64-ロクヨン-』以来の瀬々組、緊張感を持ってワンカットワンカット大事に演じられればと思います。林遣都:蓮田智彦(宮城県警察捜査第一課刑事。笘篠の後輩)東日本大震災から9年、今もなお、この脚本の中の登場人物たちのように長きにわたってやりきれない叫びを抱え続けている人々が沢山いると思うと、自然災害とはどれだけ惨く恐ろしいものかを改めて痛感させられました。自分の役どころがこの映画の持つメッセージを受け取らなければならない対象にあると感じています。自分の目で見て感じ、抱いた気持ちを大切に、撮影に臨んでいきたいと思います。瀬々敬久監督今、立ち向かわないといけない問題は様々です。新型コロナウイルスへの対応だけでなく、多くの問題の中で僕たちは生きている。今回は中山七里さんの原作を得て、貧困問題や格差社会について考えながら映画を作っていくこととなりました。そこには一緒の仕事は二度目となる佐藤健さんがいます。しなやかな感性と身体で新しい場所へと映画を運んでくれると信じています。清原果耶さんは世界に立ち向かうヒロインとして、今を生きる我々の代弁者として、気持ちと覚悟をさらけ出してくれると思います。十年ぶりにご一緒する阿部寛さんとは本当に現場でお会いするのが楽しみです。未だゴールは見えていませんが、キャスト、スタッフ共にこの大変な状況の中で、映画を作る意味を考えながら粛々と突き詰めていきたいと思っています。それが僕らの仕事であり、生きていくことだと思っています。中山七里原作者以前、某映画監督と話をしていた時、こんなことを聞いた。「実はエキセントリックな役というのは演じるのが割と簡単なんです。本当に難しいのは普通の人を演じることでしてね」当初、出版社からのオーダーは「仙台を舞台にした物語を書け」という内容だった。仙台という場所からテーマはすぐに決まったが、難航したのはキャラクター設定だった。僕の小説には天才ピアニストやドーベルマンのような刑事や悪徳弁護士など特異な人物が登場することが多いが、この物語は市井の人々の絶望と喜びを描く必要があった。従って登場するキャラクターは全員普通の人であり、普通の生活をし、普通に泣き、普通に憤る。今回『護られなかった者たちへ』映画化に際して、佐藤健さんや阿部寛さんといった演技派・実力派と称される方々がずらり揃い踏みしたと聞き、原作者として幸せを噛み締めているところである。2011年3月11日の東日本大震災に端を発して起こったある出来事から、現代へと続く物語を描く本作。来たる2021年、10年の節目を迎える被災地のいまの姿と共に、格差や理不尽な真実をも包含しながら、社会性とエンタメ性を兼ね備えたヒューマン・ミステリー大作が登場する。『護られなかった者たちへ』は2020年、全国にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2020年03月28日“どんでん返しの帝王”という異名を持つ、中山七里のミステリー小説『護られなかった者たちへ』(NHK出版)が主演・佐藤健で映画化することが決定した。同作品は、2011年3月11日の東日本大震災で被害を受けた宮城県を舞台に描くヒューマンミステリー。物語では、震災の9年後に全身を縛られたまま放置され、餓死させられるという悲惨な殺人事件が宮城県の都市部で発生する。捜査上に浮かび上がったのは、放火・傷害事件で逮捕され、刑期を終えて出所したばかりの利根という男。そんな利根を、宮城県警の刑事・笘篠は被害者から一つの共通項を見つけ出し、追い詰めていく。そこには切なく、衝撃の真実が隠されていた。事件の容疑者である利根を演じるのは、数々のドラマ・映画で主演を務める佐藤健。2010年の映画『劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル』で佐藤と共演した阿部寛が、利根を追う刑事・笘篠役に抜擢された。他にも、ヒロイン役に清原果耶、倍賞美津子や吉岡秀隆、林遣都といった豪華キャスト陣が脇を固める。監督を務めるのは、代表作に『64-ロクヨン‐前編/後編』や『8年越しの花嫁 奇跡の実話』を持つ瀬々敬久。脚本は、『永遠の0』を手がけた林民夫が担当した。今回の発表に合わせて、キャスト陣がコメントをよせている。●コメント佐藤健: 生活保護というシステムの裏に潜む人々の様々な思い、その中でも途方もないやるせなさ、悲しみ、どこへ向ければいいかわからぬ憤り、怒りをぶつけていくことがこの作品での自分の役割だと思っています。魅力的なキャストの皆様、そして再び瀬々監督とご一緒できることを大変嬉しく思います。 監督とは前回2カ月の岡山ロケを共にしましたが、今回の舞台は宮城です。またしばらく瀬々組の濃厚な映画の世界に浸ってきます。阿部寛:瀬々監督と数年ぶりにご一緒しますが、監督ならではの、リアリティと素朴な人間の感情が入り混じる現場に身をゆだねようと思います。不可解な連続殺人事件を追いかける刑事役となりますが、今までとは一味違う刑事像となる予感と期待があり、撮影現場に入る事が今から楽しみです。 今回の物語の舞台は宮城県を中心とした東北地方になりますが、東日本大震災のみならず、日本各地で発生している天災を風化させないためにも、物語を通して記憶と想いを繋げていければと思います。『護られなかった者たちへ』2020年公開
2020年03月28日主演に綾野剛、北川景子を共演に迎え、中山七里のクライム・サスペンス小説「ドクター・デスの遺産」が実写映画化されることが決定。今回2人は、刑事役で初バディを組む。終末期の患者ばかりを襲う連続不審死事件が発生。捜査に乗り出す犬養と高千穂は、依頼を受けて患者を安楽死させるドクター・デスと呼ばれる医者の存在に辿り着く。そんな中、重度の腎臓病に苦しんでいる犬養の一人娘・沙耶香が、ドクター・デスに安楽死の依頼をしてしまう――。主演の綾野さんが演じるのは、主人公で警視庁捜査一課の敏腕刑事・犬養隼人。共演の北川さんが、犬養のバディである冷静沈着な女性刑事・高千穂明日香を演じる。「禁断の題材にとうとう触れてしまった思いでなりません」と本作への出演を語った綾野さんは、「撮影中もこの作品の強度に耐えうる表現ができているのか?と自問自答の日々でした。しかし、そこで大きな支えとなり現場を包み込んでくれたのが初バディである北川景子さん。2度目の共演ですが、本当に頼もしく、常にブレない芯の強さと清らかさがあります。深川監督、各部署スタッフ、キャストと共に、新境地に立つ事ができました」と撮影をふり返っている。一方、「『お父さんが悪いお医者さんに殺された』という男の子からの通報をきっかけに、二人の捜査一課コンビが連続殺人犯を追いかけることとなります」と物語について明かした北川さんは、「綾野さんとは2度目の共演ですが、2人1組でずっと動く役は初めてです。綾野さんは常に役と向き合っておられる熱い方です。犬養が一つのことに集中した時に醸し出す殺気や、こうと決めたら一直線に突き進んでいく勢いは綾野さんなのか犬養さんなのか、分からないほどでした」と綾野さんを称賛。「私は部下でありながら、そんな綾野さん演じられる犬養を冷静に、時々呆れながら、時々乱暴に扱いながら見守る役です。手のひらで転がしていると言っても過言ではありません」と役柄について説明しつつ、「現場でも気がつけば綾野さんをずっと観察していました。綾野さんは思いつきでいろんなことをお芝居に取り入れたり、好奇心旺盛な子どものような一面があると今回初めて気がつきました。そんな綾野さんを後輩ながら微笑ましく見守ってきた夏でした」と撮影中、綾野さんの新たな一面を発見したようだ。今回監督を務めたのは、『洋菓子店コアンドル』『神様のカルテ』の深川栄洋。「心掛けたのは最後まで振り落とされないように舵を握り続けること。プロデューサーと目指したのはエンターテインメントとして、ある社会問題と向き合うこと。ともすれば深く入り込みすぎて、自分の立っている場所が分からなくなるような作品です」と本作への思いを明かし、「二人はいいコンビです。綾野さんは北川さんのことを、北川さんは綾野さんのことを僕に教えてくれました。二人は全く違う考え方を持った役者ですが、二人とも強烈な役者バカだと思います。もちろんそういう僕も映画バカですが……、子役オーディションに参加して子役の為に熱演していた綾野さんと、アクションで綾野さんに本気の蹴りを見舞う北川さんの熱を感じに劇場に来てください」と呼びかけている。『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』は11月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2020年01月27日橋本愛主演で映画化、東出昌大主演でドラマ化もされた「さよならドビュッシー」で、2009年の「このミステリーがすごい!」大賞を受賞した人気推理小説家・中山七里。このほど、中山さんによる法医学ミステリー「ヒポクラテスの誓い」が、WOWOWの連続ドラマWとして、10月に放送されることが決定した研修医の栂野真琴は、尊敬する内科医・津久場教授のすすめで法医学教室での研修を受けることに。真琴は、異様な雰囲気に覆われる法医学教室に恐る恐る足を踏み入れるが、法医学教授・光崎藤次郎は彼女をあしらい、その場を去ってしまった。ひとり残された真琴のところに突然、電話がかかってくる。「そこは、解剖してくれるとこですか?」と少女の声。父親が起こした自動車事故で亡くなった女性を解剖してほしいと言うのだ。父のせいではないと言う少女に、刑事・古手川和也が光崎へ解剖を依頼。警察では“解剖の必要なし”と処理された事故だが、光崎は遺族感情を無視するかのように解剖を強行する。光崎のやり方に納得できない真琴であったが、彼の天才的な腕によって明かされる真実を知り、心が揺らぎ始める。しかし、その解剖の先に隠された闇に真琴が巻き込まれることに。息つく暇もないスリリングな推理劇が幕を開ける!主人公の女性研修医が、偏屈だが解剖の腕は超一流という法医学教授の下で学び、成長していく物語を軸に、死因の特定など犯罪捜査や法の適用過程で必要な医学的研究と、その応用を指す“法医学”に重点を置いた本作は、WOWOWが初めて挑む法医学ドラマ。原作者・中山さんの著作「連続殺人鬼カエル男」「切り裂きジャックの告白」にも登場した、法医学教授・光崎藤次郎を取り上げ、“あえて映像化困難になるような描写”を心掛けたという本作の映像化には、NHK連続テレビ小説「まれ」やドラマ「いま、会いにゆきます」、連続ドラマW「震える牛」など数々のヒット作を生み出してきた篠崎絵里子が脚本、連続ドラマW「石の繭」「CO 移植コーディネーター」の内片輝が演出。目まぐるしく二転三転するストーリー、“解剖”をめぐる人間ドラマを描きだしていく。中山さんは、今回の連続ドラマ化決定に「本当に驚きました。同時に、映像化を決断された関係者の皆さんに深く尊敬の念を抱いたものです」とコメント、「個人的に映像表現は尖っていて、なんぼと考えている不届き者です。規制と常識を突き破らなければ、映像の明日はないと信じている無法者です。報せを受けてからというもの、その完成をずっと待ち侘びていました」と、映像で本作をどう見せるのか、期待を込めて語る。そして、視聴者へは「これは大人の観るドラマです。お子ちゃまはさっさとテレビから離れて寝ていなさい」と、辛辣ともいえるメッセージを贈る。気になるキャストの発表はこれからとなるが、ひと筋縄ではいかない本格法医学ドラマのできあがりが楽しみだ。連続ドラマW「ヒポクラテスの誓い」は10月、毎週日曜22時~WOWOWプライムにて放送。(text:cinemacafe.net)
2016年06月13日