「鬼滅の刃」ブームはどのように広がっていったのか?ツイートから分析
の年間ツイート数の推移を調べてみた。
2018年は322,520件だったツイート数が、2020年には実に47倍となる15,166,840件にまで増加したことがわかる。これは同時期のジャンプ系漫画・アニメの「ハイキュー」「僕のヒーロ-アカデミア」「呪術廻戦」「チェンソーマン」「約束のネバーランド」に関するツイート数を合計した7,557,650件の2.0倍に匹敵する。
さらに、映画公開日である10月16日を起点に、公開前後の1か月のツイート数を調べた。
映画公開後のツイート数は、公開前に比べて3.7倍に伸長した。そして、映画公開前後2か月間のツイート数(5,654,030件)が2019年のツイート数を上回っていることから、「映画公開」が大きな話題の山を生み出したことがわかる。
現在、TVアニメは放送が終了しているが、「dTV」、「Netflix」、「Amazon Prime Video」、「Hulu」をはじめ、「U-NEXT」、「ABEMAプレミアム」、「FOD」、「Paravi」、「TSUTAYA TV」など様々な配信プラットフォームで配信しており、この作品へのアクセスの良さも『鬼滅』ブームを後押しした要因と考えられる。