くらし情報『【インタビュー】「香水はひとつの芸術」監督、俳優との共通点を語る『パリの調香師 しあわせの香りを探して』』

2021年1月8日 14:00

【インタビュー】「香水はひとつの芸術」監督、俳優との共通点を語る『パリの調香師 しあわせの香りを探して』

そして、作ったものがどのように受け取られるかという楽しみがあるところにも共通点がありますね」

――ドゥヴォスさんは、今回、本作のどんなところに惹かれたのでしょう。

エマニュエル:まずは脚本が決め手になりました。すぐに、この物語がとても気に入ったんです。フランス映画ではあまり描かれないタイプの人間関係もオリジナリティに溢れていると思いました。2番目に、調香師という役を演じられることにとても惹かれました。私自身、18歳の頃に調香師という仕事に興味を持ち、学校を調べてみたことがあったんです。今回はすべてのことが気に入り、グレグリーと会ってすぐに意気投合しました。シンプルにとても気持ちよく、わくわくしながらできた仕事でした。


演技者、フィルムメーカーとしての苦悩

――視覚的な効果が最も高い映画という媒体で、香りを観客に想像させるために、お二人はどのように工夫されたのでしょうか?

エマニュエル:話が決まり、私たち二人はすぐにエルメスの専属調香師であるクリスティーヌ・ナジェルに会いに行きました。業界では天才として知られる人物です。その後も、私は彼女と共に過ごす時間を持ちました。私自身、2つフレグランスを作ったんですよ。

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