2021年4月8日 19:00
台湾社会の闇が浮き彫りに…『よい子の殺人犯』が劇場公開、予告編も到着
この度解禁された予告編では、小さな街の片隅で起きた事件から浮かび上がる社会の闇、貧困と家族、そして愛と孤独に、台湾のもうひとつの顔を知ることに。
心やさしいアニメオタクが、貧困で行き詰まる生活の中で出会った女神(ミューズ)、彼女が導いた新しい世界。そして事件は何故起こったのか…様々なキーワードが続々と映像に映し出されていく。進化する多様性の台湾映画界のあらたな方向性を示す作品といえそうだ。
ストーリー
日本のアニメ「ボビッター」に夢中のアナンは、母親と認知症の祖父と暮らしている。彼は社会から「負け組」「ガチヲタ」というレッテルを貼られているが、人と争うことが嫌いで善良な心の持ち主。ある日、彼の平穏な生活に突然博打で失敗した叔父が乗り込んでくる。そんな中、アナンは「ボビッター」マニアの女の子に恋をする。
彼女との甘い夢が実現しようとした矢先、思いも寄らないことが起こりアナンは失意のどん底に。そして、家庭ではとんでもないことが…。
『よい子の殺人犯』は4月28日(水)より新宿K’scinema「台湾巨匠傑作選2021」ほか順次公開。
(text:cinemacafe.net)
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