「コントが始まる」有村架純のガチオタぶりが愛おしい!等身大でも際立つ存在感
彼氏に裏切られ、善意から手伝った取引先とのトラブルの全責任を負わされることになったこと、そして「私が頑張るからだめなのか、頑張り方が間違ってるのか、分からなくなってしまった」と、言いよどむわけでもなく淡々と話していく姿には、視聴者からもそのしんどさが「分かる」「辛い」といった声が多く上がった。
「正直、いまでも頑張るのが怖い」「何かを頑張ろうとする気持ちを抑えてきた」と、約15分、涙を流しながらの独白を演じ切った有村さんは凄まじかったが、菅田さんをはじめとする4人が表情だけで受け止める演技も素晴らしかった。しかも、部屋に上がる際に足を洗った潤平がその足を拭いたタオルを里穂子に渡し、里穂子がそれで涙を拭って皆からツッコまれる、というオチ付き。
有村さんは、これまで『何者』や『花束みたいな恋をした』などで共演した菅田さんには「安心感がある」と絶大な信頼を寄せている。また、神木さんとも『フォルトゥナの瞳』で恋人役を演じ、「SPEC~警視庁公安部公安第五課 未詳事件特別対策係事件簿~」「11人もいる」『3月のライオン』とブレイク以前から多数共演してきた仲。仲野さんとも、初共演とは思えないほど馴染んでいる。