くらし情報『「ロキ」だけじゃないトム・ヒドルストン、“七変化”の魅力に迫る』

2021年6月23日 18:15

「ロキ」だけじゃないトム・ヒドルストン、“七変化”の魅力に迫る

の最大の悩みであった奔放すぎる息子のハル王子を演じた。最近ではNetflix映画『キング』でティモシー・シャラメが演じたことも記憶に新しい同役。狂乱の世で酔いどれの老いたフォルスタッフをからかう悪戯っ気たっぷりの王子から、勇ましい甲冑に身を包んだ兵の先頭に立つ王への変貌ぶりは、彼がシェイクスピア俳優であることを改めて目の当たりにする。

『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
=ミュージシャンの吸血鬼

2013年、ジム・ジャームッシュ監督のもとでティルダ・スウィントンと何世紀も生き続けるヴァンパイアのカップル、アダムとイヴを演じた。アンダーグラウンド・ミュージックシーンでカリスマ的な人気を誇るミュージシャン役は、退廃的で謎めいていてセクシーでエレガント。亡きアントン・イェルチン演じる青年でなくとも、思わず心酔してしまうはず。


『クリムゾン・ピーク』=妖しい准男爵

『パンズ・ラビリンス』『シェイプ・オブ・ウォーター』のギレルモ・デル・トロが監督した2015年のゴシック・ミステリー。降板したベネディクト・カンバーバッチに代わってトーマス・シャープ役で出演し、『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』でも共演したミア・ワシコウスカが主人公に。

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