2021年6月23日 18:15
「ロキ」だけじゃないトム・ヒドルストン、“七変化”の魅力に迫る
不気味ながら徹底された世界観のお屋敷に、感情を押し殺したトムヒの不穏さがハマりすぎ。
『ハイ・ライズ』=パーティー三昧の医師
40階建ての新築タワーマンションは階層がそのまま経済格差、上層階に行くほど富裕層になる。ここに越してきた医師、ロバート・ラングはスパやスカッシュを気ままに楽しみ、毎晩のように開かれる堕落したパーティを満喫、人妻シャーロット(シエナ・ミラー)とも親密になる。やがて、混乱に巻き込まれていき…。名作SF小説が耽美に、過激に映像化され、何が起こってもとにかくスーツorナッシングなトムヒが乱れまくる。
「ナイト・マネジャー」
=ホテルのマネジャーからスパイへ
スパイ小説の大家ジョン・ル・カレの原作を、デンマーク出身の女性監督スサンネ・ビア(「フレイザー家の秘密」)がドラマ化。復讐を誓うスマートなスパイ、ジョナサン・パインとして、人気海外ドラマ「Dr. HOUSE」のヒュー・ローリー演じる武器商人の組織に潜入、ヒリヒリするような駆け引きに挑む。『TENET テネット』エリザベス・デビッキとの危険な熱い情事も必見。
『アイ・ソー・ザ・ライト』
=伝説的カントリーシンガー
MCUのワンダ、いまやスカーレット・ウィッチことエリザベス・オルセンと夫婦役となり、「ルーツ・オブ・ロック」