2021年7月14日 13:00
『映画 太陽の子』にハリウッドのスタッフ集結「素晴らしい機会に恵まれた」
曲を書くのは難しかったけどそれだけの価値はあったと思う」と語り、ヴォウレスは「脚本にワクワクし、とてもいいアイデアだと思った」とコメント。ピークは「この映画をアメリカ人に勧めたいね。防御や告発の視点ではない、とても清潔で無垢な視点だ」と、それぞれが強く惹かれたのは等身大の若者たちのストーリーだと述べる。
そして、ハリウッドアクション映画など多く手掛けてきたヴォウレスは「本作はハリウッドアクションとは大きく異なり、全てが小さなディチールの積み重ねだ」と本作のサウンドについて説明。
ピークは「ベースはあくまで自然だった。できるだけ自然で正確な感覚を心掛けた」と語り、ミューリーは「3人の表情を見つめ、彼らの物語に触れるリアルな感覚がある。作曲家として素晴らしい機会に恵まれた」と、それぞれが惹かれた物語をどう表現するかを明かす。
ハリウッドの一線級のスタッフたちが惜しげもなく情熱を注いだことが分かるが、プロデューサーのコウ・モリも、「最初こそ距離感のあったアメリカのスタッフたちが、黒崎の情熱と才能に刺激されて、圧倒的な熱量を惜しげもなく放っていく姿に心を揺さぶられた」とふり返って証言する。