『かいじゅうたちのいるところ』S・ジョーンズ&マックス イタズラ満載インタビュー
(Photo:cinemacafe.net)
モーリス・センダックの名作絵本を実写映画化した『かいじゅうたちのいるところ』。本作では、日常に苛立ちを感じる8歳の少年・マックスの心の旅が展開する。友達と遊んでばかりの姉に構ってもらえず、恋人との関係に夢中の母親ともしっくりいかないマックスは、家を飛び出して不思議な島へ。そこで、彼は大きな体の“かいじゅうたち”と出会う…。監督のスパイク・ジョーンズは、少年の憂鬱、痛み、そして願いをなぜこんなにもビビットに描くことができるのだろう?この作品を目にした誰もが、この感嘆にも等しい疑問を抱くはずだ。そして、その答えは…、このインタビューで少しだけ分かった…かもしれない。
主人公のマックスを演じた主演俳優マックス・レコーズ共々、インタビューに応じてくれたスパイク・ジョーンズ監督。前日の来日記者会見でも息の合ったところを見せていたふたりだが、この日も取材部屋に入ってくるなり、仲良く揃ってお菓子をポリポリ。
そんな鬼才監督の姿に場が和んだところで、まずは“かいじゅうたち”の声を担当した声優陣について聞いた。声優たちは全員スタジオに集まり、実際にシーンを演じながら台詞を録音していったという。