2021年9月11日 17:00
女性の視点も描いた『羅生門』的手法に注目集まる『最後の決闘裁判』ヴェネチアでワールドプレミア
レッドカーペットでは、多くのゲストやマスコミ、沿道のファンからの大歓声に包まれる中、世界中から集まった多くのスチールカメラマンの要望に応え、マットやベン、そしてシックな黒のドレスに身を包んだジョディ、スコット監督が明るい笑顔を見せた。
また、ワールドプレミアの上映前には、今年度よりヴェネチア国際映画祭と「カルティエ(Cartier)」が創設した、優れた映画製作者に敬意を表し、現代の映画業界にとりわけ独創的な貢献をした人物に贈る「Cartier Glory to the Filmmaker Award(カルティエ グローリー トゥ ザ フィルムメーカー アワード)」を受賞したスコット監督の受賞セレモニーも行われた。なお、ワールドプレミアが行われた9月10日は、70年前の1951年9月10日に第12回ヴェネチア国際映画祭において『羅生門』が日本映画初となる金獅子賞を受賞した日。必然とも言える日の記念すべきプレミア上映となったようだ。
『最後の決闘裁判』は10月15日(金)より全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)
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