くらし情報『シー・モンスター、魔法使い、レッサーパンダ…ディズニー&ピクサーの共感必至なキャラ作りとは?』

シー・モンスター、魔法使い、レッサーパンダ…ディズニー&ピクサーの共感必至なキャラ作りとは?

Photo by cinemacafe.net


もしもの世界を描き、数々の感動的な物語を届けてきたディズニー&ピクサーの最新作は、“ときどきレッサーパンダになってしまう女の子”を描く『私ときどきレッサーパンダ』。これまでも、人間ではないキャラクターでも共感してしまう物語を描いてきた彼らだが、本作においても同様に、世代を問わず誰もが経験したことのある問題に立ち向かう共感必至なキャラクターが描かれている。

『カールじいさんの空飛ぶ家』の監督を務め、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞し、ピクサーを知り尽くすピート・ドクターは、ディズニー&ピクサーの物語全てに通底するテーマについて、「ピクサー作品は、たとえ物語の主人公が人間ではない何かであったとしても、私たち自身の人生が反映されたものなんだ」と明かしている。

また、海に住むシー・モンスターと人間の絆を描く『あの夏のルカ』のエンリコ・カサローザ監督は、「子供の頃はしばしば、自分は浮いていると感じちゃうんだ。この物語では、そんな違うタイプの人との友情を表現している。彼らは実際にはモンスターじゃない。自分は他と違うと感じている人たちの心に届いてほしいね」と、誰もが人生で経験する<異文化との交流>を作品に取り入れることで、シー・モンスターというキャラクターでありながら、より身近に感じさせていた。

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