くらし情報『シー・モンスター、魔法使い、レッサーパンダ…ディズニー&ピクサーの共感必至なキャラ作りとは?』

シー・モンスター、魔法使い、レッサーパンダ…ディズニー&ピクサーの共感必至なキャラ作りとは?

亡き父を蘇らせるために奮闘する魔法好きなエルフの兄弟を描く『2分の1の魔法』の監督、ダン・スキャンロンは「魔法というのは、自身の内の中にある力を指しているんだ。子供の頃の僕もイアン(弟)のように内向的で、自信をつけることが課題だった。彼は本当に昔の僕のようなんだ。だからこのキャラクターに共感できたよ」とコメント。監督の実体験を作品に反映することで、同じ経験を持つ人々が“魔法使いのエルフ”という主人公にも人間味を持たせ、共感してしまうキャラクター作りが行われた。

シー・モンスター、魔法使い、レッサーパンダ…ディズニー&ピクサーの共感必至なキャラ作りとは?

そして最新作『私ときどきレッサーパンダ』では、<モフモフなレッサーパンダに変身しちゃう女の子>という、新たなキャラクターが登場。主人公メイは、母の前では真面目ないい子だが、友達の前だと好きなことに夢中な等身大の女の子。ある出来事をきっかけに自分の感情をコントロールできなくなってしまったメイは、翌朝、突然レッサーパンダになってしまう。
短編アニメーション『Bao』でアカデミー賞短編アニメーション賞を受賞し、今作の監督を務めているドミー・シーは、「劇中のキャラクター達をまるで現実にいるかのようにリアルに感じさせるには、自分と母親との関係性とか、自身のことを入れ込むことだったりする」

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